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イヤホン・ポータブルオーディオ関係のネタを中心に書いています。ガジェット好きのおっさんによる、趣味的レビュー。

KBEAR 「KBX4905」 8芯 単結晶銅&銀線ミックスケーブル。高音質化著しい最近の低価格中華イヤホンに最適なアップグレードケーブル【レビュー】

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KBEAR 「KBX4905」

こんにちは。今回はKBEARKBX4905」 8芯 単結晶銅単結晶銅&銀線ミックスケーブル です。海外では「Rhythm」というモデル名で販売されるKBEARの8芯単結晶銅ミックスケーブルです。アマゾンでは7N UPOCCとの記述がありますが、AliExpressの詳細表記と今ひとつ一致しないため(私のブログをご覧いただいている方はご存じかもですが、中華ケーブルでは、まあよくあることです)、今回はAliExpressでの表記をメインにまとめました(^^;)。

KBEAR 「KBX4905」、モデル名「Rhythm」は8芯の銅線および銀線のハイブリッド(ミックス)ケーブルで、ブラウンの被膜に覆われた線材は0.06mmの高純度単結晶銅線を20本、ダークグレーの被膜の線材は0.2mmの銀線を7本束ねており、それぞれを4芯ずつミックスし、合計8芯(内部の線材は合計108本)のハイブリッドケーブルを構成しています。このように非常に魅力的なケーブルにもかかわらずAliExpressでは20ドル程度、アマゾンでも3千円以下で購入できる価格設定になっています。
KBEAR 「KBX4905」KBEAR 「KBX4905」
購入はAliExpressの「Easy Earphones」またはアマゾンの「WTSUN Audio」にて。AliExpressでの購入方法はこちらを参照してください。またアマゾンでは掲載時点では各コネクタの在庫があり、プライム扱いですぐに届きますね。


KBX4905 ] KBEAR 18芯 単結晶銅&銀線ミックス ケーブル(ダークグレー&ブラウン)
KBEAR "Rhythm" 8 Core Single Crystal Copper UPOCC Cable with 2Pin/MMCX/QDC/TFZ Connector
【 MMCX 】【 中華2pin 】【 qdc 】【TFZ】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

KBEAR 「KBX4905」KBEAR 「KBX4905」

前述の通り、アマゾンでは「単結晶銅線ケーブル」という記載になっていますが、「単結晶銅線と銀線のミックスケーブル」です。中高域の明瞭感に特徴のある銀線と中低域の厚みがある銅線を効率よくハイブリッドすることで、あらゆるイヤホンでバランス良く音質を向上できると思います。
KBEAR 「KBX4905」

コネクタはMMCX、中華2pinのほか、qdc仕様およびTFZ仕様が選択可能で、KZ/CCA/TRNのタイプC仕様やTFZ製イヤホン等を含め幅広い製品で利用できると思います。

KBEAR 「KBX4905」KBEAR 「KBX4905」

8芯タイプということで多少太さのあるケーブルですが、極細のワイヤーが織り込まれることで作られた芯となる1本1本の線材は非常にしなやかで、8芯を編み込んだケーブルとしても非常に柔らかく、取り回しも良好です。少し以前の8芯タイプの中華ケーブルは線材の被膜が多少ビニール感があり多少硬さを感じる製品も多かったですが、KBEAR 「KBX4905」は、それらのケーブルと比べると十分にしなやかで取り回しも良好です。

KBEAR 「KBX4905」KBEAR 「KBX4905」の音質傾向はミックス線らしく、全体の情報量を向上させることで各音域の明瞭感を向上させ、見通しの良さを実感させる変化があります。単結晶銅線を使っているためか、リケーブル後の印象は比較的自然で、派手に音が変化するタイプのケーブルではありませんが、情報量は十分に多く、イヤホンによってはリケーブルにより音量が多少アップする場合もあります。刺さりなどの刺激の多い低価格中華ハイブリッドなどでは高域の歪みの抑制などにも効果が得られる場合もあり、全体的に中音域を中心に奥行きを感じやすくなるようです。中高域の伸びが向上するといわれる銀メッキ線と、中低域の厚みが増すといわれる銅線の両方の傾向を持つミックス線の特徴がしっかりと活かさせたケーブルだと思います。

少し前のKZや最近のTRNなどのいわゆる「寒色系ドンシャリ傾向」のイヤホンの場合、8芯銀メッキ線ケーブルや16芯ケーブルではメリハリが強めで高域が少しキツめに成る場合も多いですが、KBEAR 「KBX4905」ではこれらの「派手めの音」のキャラクターは維持しつつ、中音域の情報量が向上し、より立体的な定位感や音場感など音の広がりを実感できるようになります。また最近の「KZ ZSTX」のように中音域メインのバランスの良いサウンドでもイヤホンの印象を変化させずに音の濃さをアップさせます。
KBEAR 「KBX4905」KBEAR 「KBX4905」
また「CCA CA12」や「KZ AS16」のようにドライバー数の多いイヤホンの場合、ある程度の駆動力を必要とする場合も多いですが、KBEAR 「KBX4905」ではイヤホンの特徴を活かしつつ、情報量がアップすることでそれぞれのイヤホン本来のポテンシャルをより発揮できるのではと思います。
というわけで、KBEAR 「KBX4905」は最近の低価格中華イヤホンを中心に幅広い製品で利用できる汎用性の高いミックスケーブルだと感じました。価格も購入しやすく、コネクタの種類も選べますので色々なイヤホンで試してみるのも良いと思いますよ(^^)。


「NICEHCK C4-2 / C4-3」 4芯5N銀メッキ&単結晶銅銀合金ミックス線ケーブル。ゴールドカラーが映えるハイグレードイヤホンケーブル【レビュー】

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「NICEHCK C4-2」「NICEHCK C4-3」

こんにちは。今回は「NICEHCK C4-2」および「NICEHCK C4-3」ケーブルです。実はオーダーしたのは6月中旬頃だったのですが、中国国内で発送後の遅延に巻き込まれてしまい、届くのに1ヶ月以上かかってしまいました。まあ、コロナ禍とは関係無しでAliExpressではたまにあるので、そういうときは気長に待つのが良いでしょう(万が一、一定期間が過ぎても輸送トラブルで届かない場合は返金などの手続が取れますのでそれほど心配はありません)。

さて、今回は中国のイヤホンセラーとして私のブログでもお馴染み「HCK Earphones」の新製品です。中華イヤホンケーブル、特にミドルグレード、ハイグレード品では、最近はHCKがまず新しい線材を投入して人気を博し、他のセラーがこれに追随するパターンが増えていますね。今回のケーブルはどちらも「銀メッキ線 & 単結晶銅銀合金のミックス線ケーブル」という新しい構成のケーブルです。いわゆる合金ケーブルというと、かつての「YYX4765」をはじめとして、「ハイグレードの中華ケーブル」の定番として一時期マニアの間で人気になりましたが、「NICEHCK C4-2」「NICEHCK C4-3」は内容的にはこれより数段ハイグレードな製品となっているようです。
「NICEHCK C4-2」「NICEHCK C4-3」「NICEHCK C4-2」「NICEHCK C4-3」
「NICEHCK Oalloy」など同ブランドのハイグレード品ではHCKブランドのイヤホンケースに収納してケーブルが送られてきます。このケースはサイズ的にも使いやすく、人気の高いアイテムですのでちょっとしたところですが嬉しい配慮です。
購入はAliExpressの「NiceHCK Audio Store」またはアマゾンの「NICEHCK」ショップにて。AliExpressでの購入方法はこちらを参照してください。


[ NICEHCK C4-2 ] NICEHCK 4芯 5N 銀メッキ銅&単結晶銅銀合金ミックス線 ケーブル(ライトゴールド)
NICEHCK C4-2 Cable 5N Silver Plated Copper and Copper-Silver Alloy Mixed 3.5/2.5/4.4mm MMCX/0.78mm/QDC/NX7 Pro 2Pin Cable
【 MMCX 】【 中華2pin 】【qdc】【NX7※】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

NICEHCK C4-2NICEHCK C4-2

ライトゴールドカラーがとても映える銀メッキ線と単結晶銅銀合金のハイグレード4芯ミックスケーブルです。1芯あたり0.08mmの単結晶銅銀合金線が30本、0.05mmの銀メッキ銅線が96本、合計126本の線材を編み込み、クロス編みでまとめたケーブルです。
NICEHCK C4-2NICEHCK C4-2
クロームメッキ処理されたプラグおよびコネクタ部品が使用されており、ケーブルと合せて高級感のある仕上がりです。プラグは3.5mmステレオのほか、「2.5mm/4極」または「4.4mm/5極」バランス接続のタイプを選択できます。
コネクタも「MMCX」と「0.78mm 中華2pin」のほか、「NX7」(TFZと互換性のある形状)および「qdc」仕様のコネクタが選択できます。
NICEHCK C4-2

届いたケーブルは思った以上にゴールド感満載のケーブルですね。被膜は気にならないほど薄く、しっかり編み込まれたライトゴールドの線材が美しく輝きます。太さのある芯材は存在感は抜群で、クロームメッキ仕上げのプラグや分岐部分などの部品も含め、見た目の存在感は数万円クラスのケーブルとまったく遜色ない仕上がりとなっています。
NICEHCK C4-2NICEHCK C4-2
太さのあるケーブルですがそり返しなどはないため取り回しは良く思ったより使いやすそうな印象。なおEasy系の「YYX4765」などの合金ケーブルと芯材の太さはほぼ同じで硬さも近い印象ですが、「NICEHCK C4-2」のほうが圧倒的にゴージャス感がありますね(^^;)。

NICEHCK C4-2NICEHCK C4-2」の音質傾向は、リケーブル前と比べて空気の膜が取り除かれ一気に見通しが良くなるような印象はまさに合金ケーブルの印象。イヤホンのポテンシャルを引き出し、全体的な音質向上を行うことで、明瞭で澄み切ったサウンドに変化します。情報量の非常に多いケーブルですが、16芯ケーブルのような派手めの変化ではなく、全体的に雑味が消えてスッキリした印象となり、解像感が向上し音場がぐっと広がりのを実感できます。さらに「NICEHCK C4-2」では中高域の伸びと煌めきが増す印象。
ゴールドの見た目同様に「キラキラ」したサウンドを堪能できるケーブルだと思います。とはいえ高域に結構アグレッシブな変化のあった「NICEHCK C4-1」と比べると非常にバランスの取れたケーブルで、特にフラット傾向でバランスの良いハイグレードイヤホンと相性が良い印象です。
このクラスのイヤホンの場合、わかりやすい傾向の低価格ケーブルへ替えた場合にあちがちな「リケーブルしたらやたら派手なだけでイヤホンの良さがなくなった」という心配は(見た目は派手ですが)まずないと思います。マルチBA、特に5BA以上の多ドライヤホンや、シングルダイナミックのフラット傾向のイヤホンとの相性の良さを感じました。
NICEHCK C4-2NICEHCK C4-2
このクオリティで1万円そこそこであればかなりコストパフォーマンスは高いでしょう。10万円オーバーのイヤホンでも十分に対応できるクオリティだと思いますので、中華イヤホンに限らず是非とも試してみて欲しいケーブルです。


[ NICEHCK C4-3 ] NICEHCK 4芯 5N 銀メッキ銅&単結晶銅銀合金ミックス線 ケーブル(ダークゴールド)
NICEHCK C4-3 Cable 5N Silver Plated Copper and Copper-Silver Alloy Mixed 3.5/2.5/4.4mm MMCX/0.78mm/QDC/NX7 2Pin Cable
【 MMCX 】【 中華2pin 】【qdc】【NX7※】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

NICEHCK C4-3NICEHCK C4-3
こちらはダークゴールドカラーの銀メッキ線と単結晶銅銀合金のハイグレード4芯ミックスケーブルです。「C4-2」同様に1芯あたり0.08mmの単結晶銅銀合金線が30本、0.05mmの銀メッキ銅線が96本、合計126本の線材を編み込んでいますが、材質は多少異なる模様。またこちらは撚り線タイプの仕上がりになっています。
NICEHCK C4-3NICEHCK C4-3
線材の分解写真を見ると2種類の線材が芯の中央部分と、そのまわりを囲うように分かれて編み込まれており、中央のシルバーカラーの銅銀合金線と外周の黄金色に着色された銀メッキ銅線の間にも被膜があることがわかりますね。さらにこの芯材を撚り線に加工することで伝送の仕方にさらに変化を加えています。非常にコストのかかったケーブルですね。
NICEHCK C4-3
NICEHCK C4-3」も同様にプラグは3.5mmステレオのほか、「2.5mm/4極」または「4.4mm/5極」バランス接続のタイプを選択できます。コネクタも「MMCX」と「0.78mm 中華2pin」のほか、「NX7」(TFZと互換性のある形状)および「qdc」仕様のコネクタが選択できます。

NICEHCK C4-3NICEHCK C4-3
NICEHCK C4-3」の実際のカラーリングはブラウンと言うより渋めのゴールドです(本記事では「ダークゴールド」と記載して区別しています)。こちらは太めの芯材をしっかりと撚り線にしており、「C4-2」より印象としてはさらに太く、ケーブルのカラーもあってすごく「綱」感がある印象です。思わず横綱の土俵入りを連想しちゃいました(^^;)。

NICEHCK C4-3NICEHCK C4-3」のリケーブル後の傾向はより中低域の重厚感とさらなる音場の広がりが印象的なケーブルです。
「NICEHCK C4-2」同様に情報量は非常に多く、全体的に雑味の抜けたスッキリした鳴り方に変化します。さらに解像感の向上と見通しの良さがアップすると同時に中低域の厚みが増し、より迫力と濃さがアップする印象になります。
イヤホンのポテンシャルを引き出し、さらに1音1音の濃度がアップし、よりリアルさを印象づけるサウンドです。低域の重厚感が増すことで音場の広がりをより実感しやすく、立体的な臨場感を楽しむことができます。「NICEHCK C4-2」と「NICEHCK C4-3」はどちらも同様の特徴のあるケーブルですがより見通しの良さと煌めきを感じる「NICEHCK C4-2」と、中低域の重厚感と音場の広がりの感じる「NICEHCK C4-3」といったように、相応のグレードのイヤホンを組み合わせるとかなり違いを感じるのではと思います。
NICEHCK C4-3」が相性が良いのはバランスのよいハイブリッドやシングルダイナミックなどのリスニングイヤホンで、音楽的な「旨み」をより引き立たせてくれるケーブル、といった感じですね。
NICEHCK C4-3NICEHCK C4-3


というわけで、「NICEHCK C4-2」および「NICEHCK C4-3」は中華ケーブルのなかでも価格に見合ってあまたひとつ抜けたクオリティのケーブルだと言えるでしょう。またかつてのEasy系の合金ケーブルと通じる印象もありつつより「良いところを伸ばした」ケーブルで、これらの代替品を探していた方にも最適です。また、一定価格以上の高級イヤホンを使用していて、イヤホンに見合ったものを手頃な中華ケーブルで選択したい、という方にも間違い製品のひとつだと思います。実際、有名ブランドの数万円クラスのケーブルを利用されている方にも是非とも試してみていただきたいケーブルです。このクオリティを1万円そこそこで実現できていることにきっと驚きを感じるのではと思います。


プロフィール(Twitterアカウント)
カフェで息抜きにイヤホンとかのブログ書いてます。食べるのも好きなアラフィフの酔っ払い。東京と福井(鯖江)の自宅の二拠点生活も気付けば5年以上。普段は小さなIT企業の経営と営業とSEを細々とやってます。ポタオデは趣味で出張のお供。PC(?)遍歴にApple IIc とNeXTstation があるのがプチ自慢(^^;
※ご意見・ご質問などはコメント欄にてお願いします。
レビュー依頼等は bisonicr.keep.walking@gmail.com までお願いします。内容を確認の上ご返答申し上げます(返信の無い場合はご了承ください)。


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