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ガジェット好きのおっさんによる、趣味的レビュー。ちょっとイイけどお買い得、そんなアイテムに目がありません。

【購入方法紹介】自分だけのオリジナルイヤホンを「AliExpress」でオーダーしよう

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先日、「HCK DZX」という、中国のイヤホンセラー「HCK」のオリジナルモデルのイヤホンをレビューしたところ、AliExpressを使った中華イヤホンの購入が全く未経験の方から数多く購入についてのご相談をいただきました。
→ 過去記事:「HCK DZX」3BA+1DDモデル購入して人気の理由を納得しました。

そこで、この「DZX」を題材に、AliExpressから自分だけのオリジナルイヤホンをオーダーするための手順を簡単に紹介したいと思います。


■中国の海外向け巨大ショッピングモール「AliExpress」とおすすめショップ

aliexpress1AliExpress」は中国最大のEC企業のひとつであるアリババの海外向けショッピングサイトです。
AliExpressではさまざまなジャンルの商品が販売されており、なかにはちょっと首をかしげるものや、いわゆる「ニセモノ」商品も数多く販売されているのもいかにも中国的。

そのため、まず初めてAliExpressを利用される方は、いかに信用のおけるショップを選んで購入するかということがポイントになると思います。



私もよく利用している「NiceHCK Audio Store(以下HCK)」や「Wooeasy Earphone Store(以下Easy)」は、日本からの購入者も多く、どちらもTwitterなどのアカウントでコンタクトも取れますので安心して購入できると思います。また両社は今回紹介するカスタムイヤホン以外にもさまざまなポータブルオーディオ関係の商品を取り扱っています。

私のブログでこの2つのショップで購入した商品について記載している過去記事にはそれぞれのショップを示すタグを付けていますので、併せて参考にしてください。

AliExpress:NiceHCK Audio Store
 → 過去記事:タグ「NiceHCK」(HCKの商品についての記載のある一覧)

AliExpress:Wooeasy Audio Store
 → 過去記事:タグ「Wooeasy」(Easyの商品についての記載のある過去記事)

hck1ところで、HCKやEasyで取り扱われるオリジナルイヤホンとはどのようなものか、という話ですが、これは受注生産によるオーダーメイドのカスタムイヤホンになります。
オーダーメイドのカスタムイヤホンというと、耳型から自分専用のイヤーモニターを作成する「CIEM(カスタム・インナーイヤーモニター)」が日本国内でも専門店などでオーダーが可能です。

同様にAliExpressでも耳型を送ることでCIEMのオーダーも可能なセラー(ショップ)もありますが、ここでは搭載するドライバーの構成や、フェイスプレート、シェルのデザインなどをカスタマイズできる、BTOパソコンのような商品のイメージに近いと思います(もっともカスタムイヤホンは実際はひとつひとつ手作りなので製作風景はパソコンとはかけ離れてると思いますが・・・)。

では実際にアカウントを作成し、オーダーする手順をまとめてみます。


■まずはAliExpressのアカウントを作成しよう
さっそくアカウントの作成を行います。
AliExpressにアクセスし、右上のサインインボタンから「無料で加入」でアカウントを作成します。
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アカウントの作成を行ったら、「私のAliExpress」でアカウント管理画面にはいり、「My Shipping Address」であらかじめ商品の送付先アドレスを登録しておくと実際のオーダーの時の手順がラクになります。
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また、ブログで紹介されていたり、自分で検索して気に入った商品やセラー(ショップ)があったらお気に入りに登録しておくとよいでしょう。後述しますが、パソコン画面ではなくスマートフォンアプリのほうがお得に購入できるため、パソコンでできることはあらかじめやっておくわけです。
ショップのお気に入りはショップページにある「ストアリストに追加します」ボタンから、商品のお気に入りは購入ボタンの下にある「欲しい物リストに追加」を押します。


■スマホアプリでお得に購入
実は多くの有力セラーの商品はスマホアプリの追加値引きが設定されており、PCで購入するよりスマホから購入した方がお得に購入できます。
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AliExpressのアプリは、iOS版、Android版があります。
→ iOS版(AppStore)
→ Android版(Google Play)



アプリを起動し、登録済みのアカウントでログインすることでアカウントの情報を確認できます。あらかじめ店舗リストを登録しておけば、検索する手間も省けますね。

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ここでは実際にHCKでDZXのオーダーを行ってみたいと思います。

アプリ内のショップサイトは下方向へのスクロールでオススメ商品の写真が次々表示されます。ここでは左下のカテゴリを押して、「NiceHCK」ブランドのイヤホンを表示させます。
さらに、一覧の中から、DZXを選択してみます。

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パソコン用のページでも同様ですが、商品ページをみるとドライバ構成を選択してオーダーすることは可能ですが、スクロールした下方に記載されている各種フェイスデザインなどについて指定する選択肢はありません。

ここからが日本などのショッピングサイトと中国のサイトの最も大きな違いですが、AliExpressを含む中国のすべてのECサイトではオーダー画面に「メッセージ欄」または「チャット画面」が用意されています。ここで購入時に細かいリクエストなどの「交渉」を行うのが中国では「あたりまえ」なわけです。後述しますが、これには「値引き交渉」も含まれます。いかにも中国らしい文化ですね。

話を戻して、実際のオーダーですが、ドライバ構成などを選択し、「カートに追加」を押します。
以降はカート画面での手順となります。

ショップではあらかじめクーポンとして一定金額以上の購入での割引が設定されている場合があります。例えばHCKの場合も金額に応じて利用できるクーポンがありますので必要に応じて獲得しておきましょう。
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注文画面では、クレジットカードの登録をいったん「別の方法で支払う」を選んでおくことで保留することができます。
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そのうえで、注文内容を確認し、メッセージ欄に、例えばDZXの場合はリクエストするフェイスパネルの種類等を記入します。また上記のスクリーンショットでは商品ページには載っていない「Clear Shell」(透明シェル)への個別の変更依頼も一緒に行っています。

このようにセラーとの「交渉」にはさまざまなリクエストが含まれます。もちろんセラー側で対応可能な物もありますし、難しい場合もあります。また、ブログやツイッターなどで割り引き情報が掲載されている場合がありますので、このような場合も、このメッセージ欄にキーワードなどを記入することで割引が適用されたりします。
※わたしのブログでも「HCK DZC」というイヤホンの割引情報を掲載しています。

決済処理前にメッセージ欄を使って確認したい、または割引を適用させたい場合は、クレジットカード情報を「別の支払い方法を利用する」にします(まだカード情報が登録されていない場合も同様)。
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そのうえで、オーダー(注文します)を押すことで、注文情報がセラー側に送られます。セラーからのメッセージを待って、内容に同意できたら、あらためて支払い情報でクレジットカードを登録または選択し、あらためて決済処理を行います。
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以上で、AliExpressでの注文処理は完了となります。

AliExpressでは、注文商品は「My Order」画面でトラッキング情報など状態を逐一確認ができます。また、一定期間出荷がされない場合、自動的にキャンセル処理がかかったり、トラブルなどがあった際の対応画面などもあります。
※ちなみにDZXなど受注生産で出荷までに日数がかかる商品の場合、出荷猶予期間の延長をメッセージで依頼される場合があります。その場合はオーダー画面で指示に従って対応してください。
AliExpress:出荷猶予期間の延長依頼への対応方法


以上、非常にざっくりした紹介ですが、多少でも参考にしていただき、できれば初めてオリジナルイヤホンを購入し、その魅力を知っていただくためのお役に立てれば幸いです。


低音だけじゃない。ボーカルが引き立つ印象的な2DDイヤホン「VJJB N1」(リクエストレビュー)

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以前「アラウンド5000円」の中華イヤホンとして紹介した「VJJB N1」ですが、詳細レビューのリクエストをいただいておりました。少し間が開いてしまいましたが改めてのレビューです。

前回の紹介記事はこちら:
【U5000円のお買い物】 VJJB N1、HLSX 808(MaGaosi M1)& BK50。個性が光る高音質な中華イヤホン

VJJBは中国でアンダー5,000円クラスの比較的低価格ながら非常に質の良いイヤホンを多く作っているメーカーです。VJJBのイヤホンで特に特徴的なのは「低音」で、低音好きの方は必ずチェックした方が良いブランドではないかと思います。

なかでも今回紹介する「VJJB N1」は今年の前半に登場した製品で、特徴的なデザインとクリアモデルを含む豊富なカラーバリエーションで間違いなく「メーカーいち推し」の製品です。
価格も落ち着いてきていて現在日本ではアマゾンのWTSUN Audio(中国のセラーEasy Earphoneが出店しているマーケットプレイス)で3千円台での購入が可能です。プライム扱いでアマゾンの倉庫から発送されますので、どなたでも安心して購入できると思います。

購入サイト: Amazon.co.jp(WTSUN Audio): VJJB N1
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カラバリは、透明(クリアモデル)、透明レッド、透明ブラック、ブラックの4種類。

最近のVJJBの製品は共通のパッケージではありますが、この価格帯のイヤホンとしては満足度の高い内容ではないかと思います。
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ケーブルはマイクコントロールあり、なし、の2種類が付属していて交換が可能です。ただしコネクタは独自の形状のもので汎用のケーブルへのリケーブルには対応していません。
イヤーピースは、シリコン製が6種類(1個は装着済み)、ウレタン製が1種類と豊富な内容。イヤーピースによっても多少音質は変わりますが、どちらかというといくつかの形状パターンを付属させ、いちばん耳にフィットするものを選んで欲しい、という意図のようです(特に低音用・中高域用といった区別はありません)。私は最終的にはウレタン製を使用しました。
遮音性はカナル型イヤホンとしては一般的なレベルですが、ウレタン製のイヤーピースをあわせることで耳穴への密着度が増し、遮音性はより向上します。


■見た目と違って案外コンサバ? アコースティックでも映えるサウンド

image写真の通り、けっこう派手めのデザインのイヤホンですので、サウンドの傾向も攻撃的なドコドコ・強ドンシャリな印象を受けるのではないかと思います。確かに購入直後はちょっと中高域が弱くドコドコ気味な感じはありましたが、多少のエージングで落ち着いてくると弱ドンシャリ傾向で全体のバランスも良くなり、VJJBの代名詞的な低音とあわせて中域も印象的なサウンドになります。高域の籠もりもほぼありません。
さすがにBAドライバーのような緻密な解像度で描くタイプのイヤホンではありませんが、低域の分離感が良く、中高域の音像の表現が比較的しっかりしているということだと思います。
また中域には僅かながら残響感があることにより印象的な音場表現を行ってくれるのも特徴的です。

私は現時点で200時間ほどのエージングを行っていますが、だいたい30~50時間程度でも十分落ち着いてきます。長時間のエージングで音質が大きく変化するタイプのイヤホンではないようです。

imageまず、デザイン的にも相性のよさそうなEDMやアニソンなどですが、例えばおなじみ「fripSide」はVJJB N1ではちょうど良いバランスで、かつ低域が気持ちよく響きます。fripSideの曲は刺さるイヤホンでは耳にダメージを受けるほど刺さるわけですが(笑)、VJJB N1は適度な感じに抑えられ、なかなかの相性です。
いっぽう「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」の打ち寄せられた忘却の残響に」(24bit/96kHz)を聴いてみると、テクノサウンドが絶妙にVJJB N1の中域の残響感と重なり一気に濃度が増したようなサウンドになります。私は結構好きですが、もしかしたら好みを選ぶかもしれません。

そしてこのような音質傾向は、デジタルサウンドも良いですが、むしろアコースティックな音源との相性が抜群だと感じます。

imageピアノ、ウッドベース、ドラムの旋律を心ゆくまで堪能できるジャズの名曲「The Oscar Peterson Trio」のYou Look Good To Me」(24bit/96kHz)はVJJB N1のもつ特徴をシンプルかつ明快に表現できる1曲です。この曲が収録されたアルバム「We Get Requests」はリラックスタイムにも仕事のBGMにも使える素敵なアルバムですが、VJJB N1は積極的に使っていきたい相性です。

また「The Carpenters」のRainy Days And Mondays」(2.8MHz/DSD64)では中域の残響感がDSDのアコースティック感をいかしつつ、これらの音を邪魔せず、しかししっかり響く低域とあわせて心地良い音場感を演出しています。

見た目こそイマドキなイヤホンですが、このようなアコースティックな曲も引き立たせてくれる、結構コンサバティブな音作りと言えるのかもしれません。


■効果的な低域のストリングスだからこそ、印象的なボーカル曲で聴きたい

imageこのように「VJJB N1」はとても印象的なサウンドの表現ができるイヤホンですが、音場感そのものは広い方ではなく、ボーカルもそれほど遠くはありません。
ですので、むしろボーカルが印象的な曲を併せることで、ストリングスがボーカルを引き立たせてよりゴージャスなサウンドに変化します。
宇多田ヒカル」(24bit/96kHz)絢香やさしさに包まれたなら」(24bit/48kHz、アルバム「遊音倶楽部」より)は、まさにぴったりの曲だと思います。

全般的な音質傾向として、「VJJB N1」は非常に「聴きやすいイヤホン」だといえますが、低音が強いからと言って高音が弱いわけでもなく、逆にひどく刺さる音でもありません。
購入しやすい価格帯ですので、通勤・通学時に使用するアイテムとしてはなかなか最適なのではないかと思います。用途にあわせて複数持っていても良いかもしれません。

わたしもクリアモデルを購入しましたが、FiiO X5 3rdレッドモデルなど最近使っている赤いDAP(デジタルオーディオプレーヤー)にあわせてレッドのモデルも購入しようかしらん、と思っています(^^

プロフィール(Twitterアカウント)
Apple好きのおっさん。普段はIT系のお仕事。自宅は福井県ですが都内で単身赴任中。ポタオデは趣味で出張のお供。AK300/Mojo/X5III/SE535LTD/AKG好き/中華イヤホンも。美音系/モニター系の音が好み。食べるのも好き。カフェで息抜きにブログ書いてます。自宅ホームシアターも改良したいな。
※連絡などは bisonicr.keep.walking@gmail.com またはTwitterのDMまで。

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