とっくにいろいろなサポートが終了しているWindows 2000 Serverの環境をVMware Convertor StandaloneでP2VしてvSphere 5の環境下に置くためにはいろいろ手順が必要なようです。

参考URL:  http://www.nminoru.jp/~nminoru/pc/vmware/converter.html 


■ P2V元サーバの準備
①Service Pack 4へのアップデート。
いまさらだがSP4が当たっていないまま稼働している場合もある。当然SP4へのバージョンアップ。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=4127 

②sysprepをコピーする
VMware Convertor StandaloneでP2Vするためには、あらかじめP2V元のサーバにSP4のsysprepをコピーする必要がある。こいつはもともとはSP4のインストールCDのなかに入っいる「Windows 2000 リソースキットの導入ツール」というのを使用するのだが、当然、そんなCDが手元にあるわけがない。
その場合は、「Windows 2000 Service Pack 4 導入ツール」をダウンロードする。

※Windows 2000 SP4 導入ツールの中の.CABファイルをひらくとsysprep.exeがあるので取り出します。

入手した「sysprep.exe」は以下の場所にコピー。
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware vCenter Converter Standalone\sysprep\2k\ 

③「Windows 2000 SP4 用の更新ロールアップ1」の導入。
最新版のVMware Toolsをインストールするうえで更新が必要なため、あらかじめインストールを行っておく。すでに更新済みの場合は不要。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=18997 

④余計なドライバ類はすべてアンインストールする。
あとからでもできなくはないですが、あらかじめやっておきたいところです。
また、HDDがIDEの場合は標準ドライバに変更する。「標準デュアルチャンネルPCI IDEコントローラ」になっていればOK。


■ VMware Convertor Standalone による変換
VMware Convertor Standalone はVer.4.03以降はWindows 2000に対応しないなめ、4.0.1を使用する。
また、当然4.0.1は変換先にESXi 5.0には対応していないので、いったんVMware Player用の仮想マシンとして変換する(直接ESXi 5.0上に変換することも可能だが、ドライバなどがうまく変換されず起動しなかった)。

変換方法は、上記参考URLが大変詳しいので割愛。
とりあえず「VMware Player 2.5」用にコンバートを行い、ローカルPC上に変換した後、再度ESXiへ変換しなおします。2度手間ですが仕方ありませんね。


■ VMware Tools のインストール(まだしないほうがいいかな)、NICの削除
ここで、あらかじめ「Windows 2000 SP4の更新ロールアップ1」がインストールされていないと、最新のVMware Toolsの場合インストーラがエラーとなり続行できない(上記のとおり)。
ところで、VMware Player上でVMware Toolsのインストールを実行してから再度ESXiにコンバートしても支障はないが、変換先のESXiが最新のパッチを当てていないと、むしろVMware Playerのほうが新しくなってしまうことも考えられる。この場合、結局変換後VMware Toolsのアンインストール&再インストールになるので、VMware Player上ではとりあえずToolsのインストールはやめておきます。

ここで、再度起動確認と、不要なドライバやアプリケーションをアンインストールします。
NICはVMware Player上で追加されたNICはESXi変換時に再度作り直しになる可能性も高いので、とりあえず削除しておきます。

■ VMware ESXi 5.0への変換 
VMware Player上で正常に動作するようになったら、VMware Convertor Standalone 5.0 を最新版にインストールし直し、VMware Hypervisor (ESXi 5.0)へのコンバートを実施します。
今度は変換元に先ほど変換したVMware Player用の.vmxファイルを指定し、変換先にESXiかvCenter Serverを指定。変換作業を実施します。
変換が完了したら、NICを追加し(vmxnet3を指定可能)、サーバを起動します。
無事起動できたらVMware Toolsをインストールし、各種設定を実施すればおしまい、ですね。

補足としては、もともとの変換元のNICで固定アドレスを指している場合はネットワーク設定前に、レジストリエディタで
\SOFTWARE\MICROSOFT\WindowsNT\CurrentVersion\NetworkCards\<番号>
を参照し、古いNICを削除します( http://support.microsoft.com/kb/147797/ja )。


とりあえず、ESXi4.1以前の環境に変換するのであれば2度手間はかからないんですけどね。