■パラボラアンテナの最大の敵は「天候」、特に「積雪」

画像2福井の自宅ではスカパー!プレミアムサービス(旧スカパー!HD)を利用していますが、雪の季節になると降雪による受信不良が頻発します。

一般的にはパラボラアンテナの「お皿」(ディッシュ)部分に積雪することで衛星からの電波が吸収されたり乱反射し、レシーバー部分に集められないことが主な原因。
そのため、簡単に言えばディッシュに雪が積もらないようにすれば対策はできます。

アンテナそのものをヒーターで温める、という方法もありますが、国内で販売されているのは業務用の非常に高価なものばかり。

そこで電波が透過する防雪カバーをかける方法が考えられます。
実際、スカパー!のホームページにも「防雪カバー」が販売されています(スカパー!ダイレクト)。
ただ、私がアクセスした時点ではすでに売り切れ。

しかも、大雪の際などはレシーバー部分にも積雪しまったく受信できないこともありました。
そこでレシーバーごと覆うカバーを自作することにしました。


■必要なものは、雨合羽と防水スプレーだけ。

画像1画像3「自作」といっても、大げさなことはありません。ようするにアンテナ全体を覆うことができればいいわけですから電波が通る手ごろなサイズの防水シートがあれば対応できます。

私は近所のホームセンターで、折り畳み式の携帯用雨合羽(購入価格155円)と、防水スプレー(購入価格398円)を調達しました。携帯用なのでシートも適度に薄く、多少の伸び縮みのあるのでちょうど良い感じです。
もちろん、雨合羽は100均のものでも問題ないと思います。

この雨合羽をアンテナを覆うようにかぶせます。ちょうどフロントのボタン部分で固定することもできて便利です。
フードの部分、袖の部分をうまく使ってピンと張るように後ろで括ります。
あとは括った部分を養生テープなどで固定します。
最後に全体に防水スプレーをまんべんなく全体に吹きかけてコーティングすれば完成です。

電波強度は、カバー装着前で75~85くらい、装着後でも75~80くらい。
上限値は天候による誤差かもしれません(装着した日もすでに小雪が舞う天候でしたので)。


お手軽ですし、材料の入手も簡単でそれほど費用もかかりませんので、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。

【実際の降雪について】

その後、実際の降雪ですが、防水スプレーのおかげで、かなり受信不良は軽減できました。
ただ、積雪する際にあるような、軽い雪が一気に降る場合、溶けきれずにカバーの上に雪が溜まる場合があります。
この場合は一時的に受信不良になるため、クルマ用の雪おろしワイパーなどで雪をおとしてやる必要がありました。

改良としては、レシーバー部分とディッシュの頭頂部に棒などをあらかじめ渡しておき、そのうえにカバーをかけることで、雪が積もりにくくする、などの工夫をするとより効果的かもしれませんね。