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■つい音楽性能よりで遊んでみた

先日購入した「Xperia Z3 Tablet Compact(並行輸入・LTE/SIMフリー版)」でも、Walkmanアプリでハイレゾを楽しめますが、moraでダウンロード以外にも、PCやMacにUSB接続時にインストールできる転送ソフトを経由して手持ちの音楽データを転送できます。
使用したMac版ではiTunesライブラリからの取り込み(プレイリスト単位での曲の取り込み、プレイリストそのもの)も可能。

09これはWalkmanにもないXperia独自の機能で、iOS系移行組にはかなりうれしい配慮。特にiTunesでライブラリを整理していない場合、フォルダのコピーでの取り込みは結構大変だし、プレイリストも一緒に作ってくれるのはかなり有り難い。ぜひWalkmanでも採用して欲しい。
ちなみに、XperiaとWalkmanでは微妙にプレイリスト(.m3u8)の仕様が異なるのでXperiaでiTunesから転送したmicroSDカードをWalkmanに刺してもプレイリストを認識してくれないのは残念。
(あらかじめWalkmanでフォーマットしたmicroSDをXperiaに刺して転送すれば、曲データそのものはWalkmanでも利用可能)

FLACはフォルダ追加で対応。対応は192KHzまでのようですがヘッドフォンでは96KHzまで。USB-DACも設定できます。
ただMac環境ではDSD(.dsf)を転送ソフトが認識しませんでした。

サウンド機能についてはスマホ版のZ3同様、「DSEE HX」(圧縮音源などを192KHz/24bit相当にアップサンプリングさせる機能)は搭載していますがフルデジタルアンプの「S-Master HX」は未搭載。
そのためか「S-Master HX」搭載のWalkmanと比較すると「DSEE HX」の"効き"はむしろいいように感じました(Walkmanより元が落ちる、ということでしょうね)がAndroid機での使用ではバッテリー持続時間が半分になる、という激しいCPU処理も同様。

2015-03-20-19-43-41また、WalkmanアプリでのUSB-DACへの対応ですが、おそらくこれもWalkmanのAndroid機と同様と思われます。むしろ「S-Master HX」を搭載しないXperia Z3ではより良い音を求める場合、USB-DACの恩恵は相対的に高くなるはずです。
私も「ifi nano iDSD」および「Astell&kern AK10(+Android用ケーブル)」のどちらの組み合わせでも普通に使用できました。ハイレゾ音源や「DSEE HX」オン時でヘッドホン(AKG K550K240 Studio)では聴いてみたところ、それなりにDACの特性を感じるサウンドを体感できました。またUSB-DAC以外ではイヤホン端子に「Fiio E12」をアンプとして経由させてS/Nを向上させることでもヘッドホンでハイレゾの違いをはっきりと感じることができました(個人的にはこっちの音の方が好み)。ただ、手持ちのイヤホン(Shure SE535LTDSE215SPEなど)の場合は「音の刺さり具合」がUSB-DACを経由するよりむしろ直刺しのほうが好みでした。この辺はDACとイヤホン・ヘッドホンとの相性もありますので一概には言えませんので、結局いろいろ試してみることが重要、といういつものオチになります。


ちなみに、私個人としては、音楽プレーヤーを別途使っているとうこともあり、Xperia Z3 Tablet Compactではせっかくの「軽さ」を重視し、ここは直刺しで楽しむことに決めました。そこで、あえてバッテリ消費の激しいDSEE HXやサイズの大きいハイレゾ音源はあきらめて、Walkman NW-A17に付属していたイヤホン(ハイレゾ未対応、MDR-NWNC33相当品)を装着し、「ClearAudio+」(要するにイコライザのSonyおまかせ設定)をオンで使用しています。
ソニー純正イヤホンの恩恵であるノイズキャンセリング機能が使えるので、この組み合わせで屋外での動画やミュージックビデオを観るのがお気に入りの使い方です。
 
国内モデルはわかりませんが、Xperia Z3 Tablet Compactの本体付属のイヤホンはお世辞にも使い物になるものではありません。ところがこのWalkman付属のイヤホンは、単品で購入しても、Xperiaと合わせるノイズキャンセル対応の安くてよいイヤホンをお探しなら悪くないチョイスです。価格以上にいい音で鳴ってくれると思います。
まあ余談ですが、この組み合わせで、静かな部屋でノイズキャンセリングをONにすると逆に盛大なホワイトノイズを拾うのはご愛敬ですけどね。