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QNAPのNAS「TS-453 Pro」が届きました。 
最新バージョンのQTS4.1を搭載し、NAS用のクアッドコア対応Celeronを搭載する高性能モデルです。
もともと手元にAtom搭載のQNAPが1台稼働中ですが、そちらの比較してもNASとしては相当に贅沢な仕様です。

というのも、これまでファイルサーバ・メディアサーバとして活躍してきたWHS(Microsoft Windows Home Server 2011)を搭載した富士通TX100 S3に代わるマシンとして必要要件を満たす必要があったから。
2014-11-05-20-17-36初期投資額では格安TX100 S3+WHS2011の組み合わせはやはり最高でしたが、どちらも入手が困難になったいま、さらなる高みをめざそうというわけです(単に容量が足りなくなったという説もあります)。

というわけで、HDDはすでに「定番」となった「WD Red」の5TBを4基チョイス。RAID5でも15TB近くの論理容量を確保できます。これでしばらくは容量不足からも解放されそうです。


■開梱してびっくり。これはかなり「遊べる」。

2015-03-20-23-20-37まず本体を取り出してうひょーと思ったのは、NIC(ネットワークインターフェース)。NASでは異例の4ポートもついてます。これはやはりiSCSIでVMwareホストとつなぐため?と思ったのですが、どちらかというとQTS4.1の新機能のひとつのVMホスト機能(!)で仮想マシンが使うインターフェース用というほうが正解に近い感じ。もちろんチーミングでNICを束ねてパフォーマンスアップにも使えます(ので私はそっちで設定します)。





そして、モニタ出力がHDMI。おーいまどきー、と思ったのですが、これにもQTS4.1の重要機能から。
とりあえずこのタイミングではそんなこと気づかず、ただ感心しながら「何気なくテレビに接続」(AVアンプ経由)。そしてびっくり。こいつ自身がメディアプレーヤーじゃん!!
というわけで、そちらは、改めて。

NAS、ファイルサーバとしてのパフォーマンスも申し分ありません。これまではどうしてもWindows系OSを搭載したマシンのほうがSMBの性能には一日の長がありましたが、このクラスになればまったく気になりません。
また管理機能についても、これまでのQNAPのOSも十分に多機能で使いやすかったのですが、QTS4.1ではさらに洗練され便利になりました。購入したモデルは(Celeron搭載モデル)は、QTS4.1のフル機能が使えるのでいろいろ遊べそうです。