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4/26追記(注意):
現在Amazonでいわゆる「マケプレ詐欺」とよばれる個人情報を盗み取る手口が横行しています。
本記事で紹介している商品でも「ロープライス」で極端に安い商品が表示される場合がありますが、もし購入をご検討されている場合は「プライム」扱いになっている商品をお選びください。


昨年くらいから、中国のAliExpressなどの通販サイトを利用して中華イヤホンやアクセサリなどを購入するようになりました。つい先日もFiiOのLightning用のOTGケーブル「FiiO L19」を購入し、iPhone/iPodとMojoなどのUSB-DACを直結してみたりしています。
「FiiO L19」ほか、“Mojoと愉快な仲間たち(接続デバイス)”まとめ

今回は、中国Senferのイヤホンを2種類購入しました。

最近でこそ多BAドライバを搭載した高級モデルやカスタムIEM(CIEM)など高価格帯の製品も珍しくなくなってきましたが、かつて中華イヤホンといえばKZ社に代表されるような「激安」モデルか、いやゆる欧州メーカーの「偽物」が幅をきかせていました。Senferはかつて日本でも10万円以上で販売されているイヤホンの高性能な偽物を作っていたメーカーとして知る人ぞ知る存在です。

そんなSenferのベリリウム製のダイナミック型ドライバをデュアルで搭載し(2DD)、MMCXコネクタにも対応するイヤホンが「Senfer UE」です。

「Senfer UE」はAliExpressの中国のショップのほか、日本でも交換用イヤホンケーブル等を販売しているKINDENという中国メーカーが自社製品としてアマゾンで販売しています。
→ Amazon.co.jp: KINDEN イヤホン カナル型 HIFI 高音質/高遮音 マイク内蔵 ベリリウム銅 星空

わたしは3,000円くらいで購入しました。
アマゾンで「MMCX イヤホン」で検索すると真っ先にお勧めされます。
ちなみにKINDENがAmazonで販売しているMMCX対応のイヤホンケーブルもコストパフォーマンスと品質で定評があるそうです。


■「Senfer UE」国内購入可能なMMCX対応シュア掛けタイプの低価格・高音質イヤホン

image「Senfer UE」ですが、ハウジングはプラスチック製でシュア掛けタイプの中華イヤホンではわりと一般的な形状です。装着製は悪くありません。付属品はポーチとS/M/Lのイヤーピース、耳かけ用の補助ゴムなど。わたしまSサイズのイヤーピースでもちょっとサイズ的に合わなかったのでSpinFitのXSサイズに交換しました。
またMMCXコネクタに対応しているため、ケーブルの交換も容易です。
ダイナミック型のデュアルドライバー構成ということで、低音が厚めの構成になりますが、ドゴドゴいうようなタイプではなく、わりと自然な感じの音です。また中域から高域もまんべんなく聴きやすい音だといえるでしょう。

imageイヤーピースについては標準のものでサイズが合わない場合、市販のイヤーピースで自分と相性の良い製品を探しておくことをおすすめします。しっかり装着できれば長時間の利用でも問題ありません。
音質的にはドンシャリ傾向で、もう少し高音が欲しいかな、とも思いますが、全般的に疲れないサウンドなので、iPhoneなどに直刺ししてBGMを聴きながら仕事に没頭したい、という用途にはなかなか最適な製品ではないでしょうか。さらに、大画面スマホやiPadなどで動画を楽しむ際も、このタイプのイヤホンはより迫力のある立体的なサウンドが楽しめます。

また、MMCXコネクタを使ったリケーブルによる音質の変化も楽しいところです。
ケーブルの変更により、解像度が向上したり、より低音が強化されたり、と好みの音を見つけることができます。MMCXケーブルはIEM用の非常に高額なものもありますが、1000円~2000円前後の比較的購入しやすい製品もアマゾンなどでは多く販売されていますので、いろいろ試されるとよいと思います。
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中華イヤホンにはけっこう個性的な音を出す製品も少なくはないので、「Senfer UE」のように低価格な製品ながらMMCXコネクタに対応し、どんな音楽でも普通に聴きやすい無難なサウンド、というのは案外少ないのかもしれません。



■1BA+1DDハイブリッド構成の改良型「Senfer UEs」。クラスを超えた高音質

その後、AliExpressでUEの改良型で、ドライバを2DDから1BA+1DDのハイブリッド構成に変更した「Senfer UEs」も購入。購入したAliExpressのHCKさんではプレート部分のカラーも数種類から選択することができます。
→ AliExpress(Nice HCK Audio Store):Senfer UEs

プレートデザインを変更したので見分けが付きますが、シェル部分は「UE」と「UEs」は全く同一です。私はケーブルなしのモデルで購入しましたので、ケーブルは手持ちのMMCXケーブルを使用します。

今回は中国Easy Earphoneのアマゾンのマーケットプレイスで販売されている「Wooeasy AMX4100 X4 MMCXケーブケーブル」を使用しました。購入価格は1,400円ほど。この価格では非常に高品質なケーブルでした。

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ハイブリッド構成となり、本体のチューニングも変更されたことにより、UEより解像度が向上。低音は量的にもUEsのほうが多く感じます。中高域はUEよりちょっと距離があるようにも聞こえますが、50時間~100時間ほどのエージングで安定し、ちゃんと前に出てくるようになりました。結果、非常にバランスの取れたドンシャリ音質で、UEより低域のキレも格段に向上し、全体としてメリハリの効いたサウンドが楽しめます。

「Senfer UE」がスマホ直結で気軽にBGMを楽しむようなイヤホンだとすると、「UEs」は外観は同じですが、より本格的にリスニングを楽しめる仕上がりと感じました。「UEs」はAliExpressでケーブル込み36ドルくらいと、だいたいUEより日本円換算で1000円ほど高い金額ですが、音質差は価格以上のものがあり、明らかにクラスがひとつ上のイヤホンだと思います。

現時点で「Senfer UEs」はアマゾンで気軽に購入できないのが残念ですが、「Senfer UE」同様に可能であれば手元に置いておいて損はないアイテムだと思います。