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4/26追記(注意):
現在Amazonでいわゆる「マケプレ詐欺」とよばれる個人情報を盗み取る手口が横行しています。
本記事で紹介している商品でも「ロープライス」で極端に安い商品が表示される場合がありますが、もし購入をご検討されている場合は「プライム」扱いになっている商品をお選びください。


※今回はいつもよりゆるいテンションでお送りします。どうぞご了承くださいませ。

■ヤツはとある土曜日(=国内版の発売日)にやってきた。

これから出張だべー。と支度としている週末のある日、JPのおじさんが国際書留を持ってきてくれました。
届いたのは 「Whizzer A15」、なんかメタルですげーカッコエエデザインと抜群の音で巷で話題のイヤホンです。

購入したのはHCKさんのサイトはこちら。→ NiceHCK Audio Store :Whizzer A15

また、日本国内版はアマゾンで購入できます。→ Whizzer A15 @アマゾン

私の場合、HCKさんへ春節休み明けすぐにオーダーしたつもりだったのですが、大評判だったせいか、届いたのは20日後、奇しくも日本国内版の発売日と同じだったり(わざとですか?HCKさん^^;)。



■個人的イヤホン史上最大級のパッケージサイズ、UE900sを彷彿させる付属品数。

そんなことを思いながら梱包を開けてみると

「箱、でかっ」。

まずはおおよそイヤホンのパッケージとは思えない箱の大きさに驚きます。
これまでまあまあ高いのから安いのまで色々イヤホン買ってますが、おそらく最大級の箱の大きさです(たしか以前持ってたUE900sも大きかったですが、それ以上?)。

そして箱を開けてみて付属品のゴージャスさにびっくり。なんかすげーよ、これ。

さすがに付属品数すげーの代表格ともいえる「UE900s」より付属イヤーピース数では負けてますが、イヤーピースを固定する謎に丈夫そうなメタルプレート、良さげなポーチ、なんかいっぱい入ってるノズルフィルタに交換用ピンセット。

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そして、メタルです、ロックです、というオーラを放つシルバーの金属製の本体と、無駄にメタルなケーブル。

で、なんでそもそも「Whizzer」なんすかね。HCKさんのサイトで商品名が自動翻訳されると「遠心脱水機 a15」と書かれていて、このメタルでロックなロゴデザインも含めて、気になります!(笑)



■そして問題はいきなりやってきた。ベストな装着位置をみつけよう。

とりあえず、エージング的なことをやる前にいちど装着してみましょ、と、あれ、いまいちフィットしない。。。
そういえば「独特の形状で装着性はいまいち良くない」とどこかで見ましたね。
これがその装着性問題ですね。

でも、シリコン製S/M/Lが2種類ずつ、さらに大小のウレタン製と、これだけイヤーピースがたくさんあれば。。。あれ、やっぱりしっくりこない。ならば手持ちのイヤピースをいろいろ。。。

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んー、「SpinFit」でも「コンプライ」を投入してもなんかおかしい。これはもしかしてイヤーピースが原因じゃない!

ここで手持ちのバランスケーブルで装着してみたらそれとなくしっくり。image
原因はあの無駄にメタルな標準のケーブルのMMCXコネクタ部分が妙に長くて独自のカーブを描いているから。
実際にあとで聴いてみてわかったんですが、このイヤホン、「シュア掛け」タイプではありますが、「Shure SE」シリーズのように本体を奥まで押し込んで固定するというより、通常のカナル型イヤホン程度にイヤーピースで固定し、さらに耳掛けの金属製ワイヤーで支える、というほうが近いイメージです。実際に小さめのイヤーピースを使って装着し、聴きながら本体をぎゅーと耳に押し込むと変な音になったり、音が聞こえなくなったりします。

imageもっとも、これは私の場合で、しかも最初しっくりこなかったのは無理にShure SEシリーズのような装着感覚で固定しようとしていたからですので、人によって全く違う装着感をもつ方もいらっしゃると思います。
ただ一般的なシェア掛けのイヤホンと比べて微妙に独特な形状で、また上記のようにイヤーピースの種類や、装着位置によって音の印象も結構変わりますので、一番しっくりくるポイントを見つけるのに少しだけ苦労するかもしれません(慣れれば大丈夫です)。
その後、私の場合、付属ケーブルと付属イヤーピースの組み合わせではT400タイプのウレタンイヤーピースがいちばんしっくりきました。


 ■すいませんダイナミックドライバーなめてました。すんごい「いい音」です。

とまあ、装着して聴いてみるまでにひと悶着ありましたが、実際に手持ちの「Astell&Kern AK300」に接続してみて、とりあえず聴いてみます。んー。低音はいい感じだけど、高音はエージングが必要かなーと最初は思いましたが、上記の通りいろいろやってみたり、バランスケーブルに換装してみたりしてるうちに良くなってきました。それほど長時間のバーンインはなくても大丈夫なのかも。

音質傾向はドンシャリですが低音が極端に厚いタイプではありません。ベリリウム振動板の効果かどうかはよくわかりませんが、非常にキレがありアタックのスピード感もあります。ただ刺さりは少なめで高域から低域まで非常に聴きやすいサウンドです。

image私の場合、普段はイヤホンはSE535LTD、ヘッドホンはAKGと、とにかくモニター系で聴くことが多く、普通の人でも「ちょっと低音が物足りない」くらいが私にとっての普段の音だったりします。

でも一方でスピーカーでは結構低音を効かせて聴いているので、「低音がちゃんと効いてる、だけど高音もしっかり出てる」イヤホンもまたいいなと思います。そのような音はやはりマルチBAか、マルチBA+DDのハイブリッドな構成かなーと思っていたので、ダイナミックのシングルドライバーでこの音を出せているのには正直驚きました。

本当、ダイナミックドライバー、ちょっとなめてました。ごめんなさい。

image「Whizzer A15」と曲との相性ですが、とにかく、いろいろなジャンルの曲がしっくりきます。まず見た目通りの(笑)ロック・メタル系は問題なし。
また、実はジャズとも想像以上に抜群の相性です。

ちょうど今週日本でも公開の「ラ・ラ・ランド」のOSTを(この時点では日本版のサントラは未発売のため、Apple Musicで)聴いてみたら、もう最高に素敵! ワンシーンが鮮明にイメージに蘇ります。

なお、「Whizzer A15」は上記の通りMMCXコネクタ対応のケーブルへのリケーブルに対応しています。私が購入したHCKさんからはMMCXコネクタ接続でapt-X/AAC対応のBluetoothアダプタ「HCK HB1」も販売しており、この組み合わせの相性も抜群でした。もしWhizzer A15をHCKさんで購入される場合はHB1の一緒買いも良いのではと思います。なお、「HCK HB1」については過去記事でも紹介しています。
→ 過去記事: 「HCK HB1」MMCX対応Bluetoothケーブルの実力を確認してみた。

曲のジャンルとしては、他にももちろんポップスやR&Bも楽しく、そして、確実にアニソンに合います(断言!)
というか、夕方から乗った新幹線では、ずっと「Whizzer A15」でアニソン聴いてました(笑)。



■遮音性、何ですかそれ? でもボリュームUPでも大丈夫。

imageというわけで、出張直前に届いたので、そのまま「Whizzer A15」をAK300につないで新幹線に乗車。毎度の長旅に出ます。出かける前にいろいろなジャンルの曲をひと通り聞いてみて、今晩の移動中はアニソンと決めていたので、部屋を出てからずっとアニソンです。乗車時点ではTrySailでした(^^)。
でも週末の夜、まわりにビジネス客はほぼ皆無で観光客、とくにやたら陽気な欧米の旅行客に前後と横を囲まれました。
いつもならSE535LTDの遮音性を最大限に活かし、こんなシチュエーションでも自分の世界に没頭(というかおおむね仕事に没頭)するのですが、今回はSE535LTDはカバンの奥に封印しています(いちおう持っては来ている)。

HA! HA! HA!」「OH! MY! GOD!!

・・・いや、こっちがオマイガーだってばよ。
組み合わせているイヤーピースにもよると思いますが、とりあえずまったく遮音性、ありません。まる聞こえです(涙)。

imageおのずとボリュームアップです。そしてプレイリストはfripSideに変更。
イヤホンによっては刺さりまくって大音量ではとても聞けない高音も「Whizzer A15」は抜群のコントロールで聴かせてくれます。そしていい感じの低音のおかげで後ろに座っているデカいおっさんのデカい声の高笑いはどこかに消えました。あとは南條愛乃のボーカルに癒されるスーツ姿のおっさんがいるだけです(それはそれで残念)。

これも出張に出かける前にあらかじめ確認しておいたのですが、「Whizzer A15」は相当大音量にボリュームを上げてもさほど音漏れはありません。ですから、周囲がうるさかったら、相応にでかい音量で聴けばいいんです。

そう考えると、やっぱりロックなイヤホンですね(笑)。


■というわけで、とりあえず買っておこう。

国内版も発売されましたし、HCKさんではよりリーズナブルに購入できる Whizzer A15。
確かにツッコミどころも色々ありますが、1万円以下で購入できるイヤホンとしては かなり良いアイテムだと思います。中華イヤホンに興味のない方も含め、「とりあえず買い」でもいける逸品だと思いますよ。