Yinyoo BT4 / KZ Bluetooth BT5

こんにちは。最近イヤホンケーブル等の紹介がやたら増えているような気がしていますが、またまたアクセサリ関係のレビューです。今回はKZの最新Bluetoothケーブル「KZ Bluetooth BT5」と、Yinyooブランドで販売されるMMCX等に対応したBluetoothケーブル「Yinyoo BT4」を紹介します。どちらも低価格ながら高音質コーデックの「apt-X」に対応しているなど、音質面にもこだわった製品のようですね。
Yinyoo BT4 / KZ Bluetooth BT5Screenshot
※なお、以下の内容について技適関係のご質問にはいっさいお答えできませんのであらかじめご了承ください(単なるユーザーですので)。あくまで自己責任のうえ、必要であれば各販売元へ直接ご確認いただきますようお願いします。


■「KZ Bluetooth BT5」 apt-X対応で2千円台、KZイヤホン専用には惜しい低価格ケーブル。

まずは、低価格中華イヤホンを代表するブランドに成長した「KZ」の「KZ Bluetooth BT5」です。これまでも自社製イヤホン用に数種類のBluetoothケーブルを販売してきましたが、最新モデルの「BT5」では高音質コーデックの定番である「apt-X」に対応しました。
KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5
モデルは、KZ製イヤホンのZST/ES3/ES4/ZSR/ZS10などに対応する「Aタイプ」、同じくZS3/ZS5/ZS6/ZSA等に対応する「Bタイプ」そして「MMCXタイプ」の3種類が選択できます。
購入はいつもお世話になっている中国のイヤホンセラー「Kinboofi」より。アマゾンのマーケットプレイス(Kinboofi)にて2,500円にて販売されています。apt-X対応のBluetoothイヤホンケーブルとしては破格の安さですが、流石はKZ、といった感じですね。
Amazon.co.jp(Kinboofi): KZ Bluetooth BT5

KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5
パッケージは最近のKZ製イヤホンケーブルと同様のコンパクトなボックスです。ボックスには「KZ Bluetooth BT5」ケーブル、充電用USBケーブル、説明書、保証書といった内容。

KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5」の操作方法はこの手のBluetooth製品とほぼ同じで、とくに説明書をみなくても直感的に操作ができます。具体的には、再生ボタン長押しで電源ON、電源が入ってもそのまま長押ししているとペアリングモードに入ります。再度再生ボタンを長押しすれば電源OFFです。ペアリング後の操作は再生ボタンが再生および停止で、「+」「-」が音量で長押しすると曲送りになります。
コントロールボタン部に通話用のマイクもあるため装着時は頬のあたり(口元付近)にボタンが来るので使い慣れていない方はボタン位置に戸惑うかもしれませんがすぐに違和感なく使えるようになると思います。

今回Bタイプの2pinコネクタ仕様を購入したのでまずお馴染み「KZ ZS6」を装着します。KZ純正のイヤホン意外にもBタイプの場合、「RevoNext」や「BQEYZ」等のいわゆる「ZS6系イヤホン」であれば流用することが出来ます。もちろんMMCX仕様を選べばKZ以外のより多くのイヤホンで利用できますね。
KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5
さて、実際に「KZ Bluetooth BT5」をペアリングして聴いてみると、apt-X対応のスマートフォンや「Shanling M0」などのポータブルプレーヤーでは、さすが純正ケーブルということもあり、出力の面でもちょうど良いバランスで再生してくれます。KZ製イヤホンとの組み合わせでは音質的な劣化はほとんど感じず、有線と同様のサウンドで楽しむことが出来ます。なにしろこの価格のケーブルなので、正直なところもう少し低域が籠り気味の音になるかと思いましたが全くの杞憂でした。このレビュー掲載時点でKinboofiではすでにMMCXコネクタは売切れてしまっているのですが、一緒に買っておけば良かったとちょっと後悔しています(また入荷しますよね、たぶん^^;)。
KZ Bluetooth BT5KZ Bluetooth BT5
ただ、ウイークポイントとしてはBluetoothの電波出力が少し弱いようで、高ビットレートのapt-X接続時にプレーヤーからすこし離れると音飛びが発生します。また手元の環境ではAstell&Kern AK300とのペアリング(apt-X)は相性がいまひとつで、特にハイレゾ音源の再生では音飛びの頻度が少し多くなりました。ハイレゾ音源の場合、apt-Xコーデック用にダウンサンプリングをプレーヤー側で同時に行うため、このような現象が発生しやすくなるのかもしれません。この辺は価格を考慮すれば仕方のない部分でしょう。もっとも携行するスマートフォンやDAPでストリーミングやCD音源等が中心であればこのような心配はほぼ無いため、特にKZ製イヤホンとの組み合わせであれば、ほとんどのケースで問題はないと思います。低価格で音質面も問題なく使い勝手も良好。さすがはKZだなぁ、と思うアイテムでした。


■「Yinyoo BT4」 中華イヤホンを高音質ワイヤレスに。安定したスペックが使いやすいケーブル。

次に紹介するのは「Yinyoo BT4」、中国のイヤホンセラー「Easy Earphones」が中心となって販売する「Yinyoo」ブランドのBluetoothケーブルです。ほぼ同仕様のケーブルが他のセラーでも以前から販売されていますが、「Yinyoo」ブランドでも改めて登場しました。
Yinyoo BT4Yinyoo BT4Yinyoo BT4
購入はEasy Earphonesがアマゾンで展開するマーケットプレイス「WTSUN Audio」にて。価格は4,599円となっています。現在アマゾンはMMCXコネクタ仕様のみですが、AliExpressではさらに2pin仕様も販売を開始しました。AliExpressでの販売価格は39ドルとなっています。AliExpressでの購入方法および値引きについてはこちらを参照ください。
Amazon.co.jp(WTSUN Audio): Yinyoo BT4
AliExpress(Easy Earphones): Yinyoo BT4

※AliExpressでは先着50個まで22ドルの特価が適用されます。

Yinyoo BT4Yinyoo BT4
Yinyoo BT4」も最近のYinyooブランドのイヤホンと同じボックスで収納されており、内容は「BT4」本体、充電用USBケーブル、説明書、保証書とKZと同様の内容です。

Yinyoo BT4操作方法も「KZ BT5」とよく似ており、コントローラ部分中央のボタンを長押しで電源ON、電源が入ってもそのまま長押ししているとペアリングモードに入ります。再度センターボタンを長押しすれば電源OFFです。
ペアリング後の操作はセンターボタンが再生および停止で、上下のボタンが曲送り、長押しで音量のアップ/ダウンとなります。
MMCX(または2pin)コネクタは樹脂製のカバーにより耳掛け式の形状に加工されています。「Yinyoo BT4」では布巻されたコントロール部分(およびマイク)が耳掛け部分のケーブルと独立しているため、首元にくるボタンを見ながら操作することが出来る点は不慣れな人も扱いやすいレイアウトだと思います。またバッテリ部分はマグネットで付け外しができる仕様で首の後ろにバッテリが来るようにネックレス状に装着が出来ます。また分離した片方が充電ポートがあるデザインとなっています。

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Yinyoo BT4」のapt-Xでのペアリングでのサウンドは「KZ Bluetooth BT5」同様に過剰な籠りなどは感じないサウンドで、特に「PHB EM023」のようなZS6系のメリハリのあるイヤホンと相性が良い点もよく似ています。変換コネクタを使用して同じイヤホンを両方のケーブルで聴き比べてみると、印象としては多少「Yinyoo BT4」のほうが低域に厚みを感じるサウンドのようです。

Yinyoo BT4しかし「KZ Bluetooth BT5」であったハイレゾ音源での音飛びのような現象はなく、BT5とは相性が良くなかったAK300でも問題なくハイレゾ再生で利用することができました。また出力もより強いようで、机の上に置いたプレーヤーから多少離れたくらいではリスニングに影響を感じる事はありませんでした。いっぽう、これは「KZ Bluetooth BT5」も同様ですが、感度の高いマルチBAイヤホンの場合、音量が大きくなりすぎる事はもちろんですがホワイトノイズの発生頻度も高くなります。組み合わせとしてはKZやTENHZ等のハイブリッドイヤホン、TFZなどのダイナミック系のイヤホンとの相性が良さそうです。

どちらのケーブルも購入しやすい価格帯で、特に進化の著しい低価格~1万円程度の中華イヤホンをワイヤレス化するのには最適なアイテムだと思います。中華イヤホンの利用範囲も一気に拡大できますね(^^)。