HCK cable

こんにちは。今年もも残すところ、という感じになってきましたが、実はまだ書きかけレビューが残っています。というわけで今回は「NICEHCK」ブランドおよび「LZ」ブランドの最新ケーブルの紹介です。手元に届いたのは今月初旬でしたので随分暖めていたネタですね(滝汗)

HCK cable購入はすべて毎度お世話になっている中国のイヤホンセラー「HCK Earphones」のAliExpressストアより。
HCKも今年に入って50ドル〜100ドルあたりのミドルグレードの新しいケーブル製品を集中してリリースしています。また高音質な中華イヤホンで定評のある「LZ HiFi Audio」も自社イヤホン用オプションとしてコストパフォーマンスの高いケーブル製品をリリースしています。
今回紹介するケーブルはすべて現時点ではAliExpressでのみのアイテムとなりますが、どのケーブルも非常に品質の高い製品ですので、よろしければ挑戦いただくのもおすすめです。

AliExpressでの購入方法はこちらを参照ください。またHCKのTwitterアカウント(@hckexin)をフォローのうえ、購入時に連絡することでフォロワー割により下記の表示価格より割引を受けることが出来ます。また同アカウントでは頻繁に割り引き情報もツイートされていますのでこまめにチェックされることをお勧めします。


[ NICEHCK DJY3 ]  4芯 高純度銀メッキ単結晶銅 OCC 7N ケーブル (グレー)
NICEHCK 7N Single Crystal Copper OCC Silver Plated Cable 3.5/2.5/4.4mm Plug MMCX/2Pin Connector
【 MMCX 】【 中華 2pin/CIEM極性 】【 3.5mm 】【 2.5mm/4極 】【4.4mm/5極 】
Amazon.co.jp(NICEHCK) 7,950円 / AliExpress(NiceHCK Audio Store)  57.93ドル
※現在アマゾンでは購入時に1,000円OFFの割引キャンペーン中です。

NICEHCK CableNICEHCK CableNICEHCK Cable
台湾から輸入した7N 銀メッキOCC単結晶銅線の線材を使用した高品質ケーブル。少し太めの線材を編み込んだ4芯ケーブルです。私のブログのケーブルレビューでは過去に線材ごとの違いを紹介していますが(過去記事「中華イヤホンケーブル【解説編】」)太さがあり同時にしなやかな高純度線は材料原価が高いため、中華ケーブルでは細めの線材を編み込み芯数を増やすアプローチが多いのですが、こちらはしっかりクオリティにこだわった仕様ですね。
HCK cableHCK cable
届いたケーブルは渋いメタリックグレーの線材を使用しており、光沢のあるクロームのコネクタやプラグなどの部品も含め、とても高級感のある仕上がりとなっています。非常に薄い樹脂皮膜で覆われていて太い線材なら非常にしなやかで取り回しも良好です。
HCK cableリケーブル後の傾向としては非常に情報量の多い解像度の高い印象で、見通しの良いスッキリしたサウンドを実感できます。音質傾向的な味付けはありませんが、全体的に空気の膜を取ったようにS/Nが向上し明瞭感を向上させるタイプのため、組み合わせるイヤホンの特徴をより引き出します。たとえば付属ケーブルで中低域に対して高域の明瞭感がもう少し欲しかったイヤホンで高域の見通しを良くする効果が得られたり、若干低域の緩さを感じたイヤホンで締りが向上したり、といった変化がありました。これまでの中華ケーブルとは少し異なり国内で販売される有名メーカーのリケーブル製品とも比較してほしい、とてもクオリティの高いケーブルですね。


[ NICEHCK DJY2 ]  高純度銀メッキ単結晶銅 OCC 6N ケーブル (シルバー)
NICEHCK Single Crystal Copper Mixed Silver Plated Cable 3.5/2.5/4.4mm Plug MMCX/2Pin Connector
【 MMCX 】【 中華 2pin/CIEM極性 】【 3.5mm 】【 2.5mm/4極 】【4.4mm/5極 】
Amazon.co.jp(NICEHCK) 6,500円 / AliExpress(NiceHCK Audio Store)  79.00ドル
※現在アマゾンでは購入時に1,000円OFFの割引キャンペーン中です。

NICEHCK CableNICEHCK Cable
こちらも材料コストの高い高純度銅線を使用したケーブル。シルバーカラーのケーブルですが、単結晶銅線と銀メッキ線のミックス線材を使用した4芯ケーブルです。
こちらは少し厚めの透明な樹脂被膜に覆われており、シルバーの線材が際立ちます。ケーブルは比較的柔らかく取り回しも良好です。ただ線材自体は「BGVP DMG」あたりに付属する銀メッキ線とも似ていることもあり、ちょっとこのグレードのケーブルに見えないのが少し残念ではあります。
HCK cableHCK cable
しかし、その見た目に対して実際はかなりアグレッシブなケーブルで情報量も非常に高く、リケーブル後に音量が大幅に変化するイヤホンもかなりありました。ミックス線らしく全体的にキレが大幅に向上し高域の解像度もはっきりと増加するのが分かります。
NICEHCK CableNICEHCK Cable
「KBF MK4」のような中高域寄りのイヤホンや「NICEHCK M6」のようなハイブリッドイヤホンではメリハリが増加しより派手な印象のサウンドに変化するのが実感できました。これらのイヤホンはもともと硬めのサウンドのイヤホンですのでかなりアグレッシブな印象になりますが、ほかにもちょっと緩い印象や低域の膨らみを感じやすい多ドラのイヤホンと組み合わせてサウンドを引き締めるのにもよい選択肢ではないかと思います。見た目にもゴツゴツした印象はなく、持ち歩きでの利用でもそれほど違和感のないケーブルなのもよいですね。


[ N/A ]  LZ 8芯 6N 凍結単結晶銅 銀メッキ線 MMCX ケーブル (グレー / LZ A6/A5/A4/A3用)
LZ 3.5mm/4.4mm/2.5mm Balanced MMCX Cable 8core 6N Frozen Single Crystal Copper Plated Silver Cable
【 MMCX 】【 3.5mm 】【 2.5mm/4極 】【4.4mm/5極 】
Amazon.co.jp(NICEHCK)ー / AliExpress(NiceHCK Audio Store)  39.34ドル
LZ CableLZ CableLZ Cable
そして3種類目はLZ HiFi Audio(老忠)の最新銀メッキ線ケーブル。LZの銀メッキ線ケーブルは以前から販売されているシルバーのタイプと、日本では七福神商事が販売するブラックのタイプがありそれぞれ異なる線材で音質傾向も多少違いがあります。今回のグレーカラーのタイプはこれまでとは異なる新しいタイプの線材を採用しています。LZのケーブルは価格もリーズナブルながら品質の高さには定評があります。
LZ CableLZ Cable
実際に届いたケーブルは、これまでもLZ製銀メッキ線ケーブルとくらべ、さらに細くしなやかな線材になりました。既存のシルバーおよびブラックのケーブル同様に非常に柔らかいケーブルですが同時に若干の弾力もある薄い被膜で覆われておりより絡まりにくく取り回しの良さを実感します。
LZ CableLZ Cable
音質傾向は銀メッキ線らしく中高域を少し伸ばしてキレをアップさせるタイプ。既存のブラックのタイプのケーブル比べると高域の情報量はアップしています。とはいえ、アグレッシブというよりはイヤホンのポテンシャルを活かし音質傾向を伸ばすタイプのケーブルですので、どのようなイヤホンとも合わせやすい製品だと思います。線材が細めになっているためゴツゴツした印象がだいぶ少なくなっているのは嬉しいところです。ただいっぽう線材が細くなることで、「LZ-A6」のように大気いサイズのハウジングのイヤホンと合わせてシュア掛けで利用すると、MMCXコネクタの部分をほぼ折り曲げるようにケーブルを通すことになるため、断線などのリスクがないかちょっと心配になりました。同じLZのケーブルを使用する場合も、組み合わせるイヤホンの形状も考慮した方がよいかもですね。


というわけで、HCK扱いの新しいケーブル3種類をまとめて紹介しました。ここ最近の中華イヤホンケーブルの進化はめざましく、今回のケーブルも1~2年前の同価格帯のケーブルとは明らかに1ランク以上品質がアップしている印象でした。こうなってくると合わせるイヤホンも・・・というわけで来年もなかなか沼から抜け出せない日々が続きそうです(^^;)。

※これまでに掲載したイヤホンケーブルのレビューもよろしければ併せてご覧ください。