LOXJIE P20 A10 / SMSL M100

こんにちは。今回も今年に入ってからの買い物ネタです(^^;)。なんか1万円くらいの中華アンプやヘッドフォンアンプとか1~3万くらいのUSB-DACとか意味も無く何個も持ってる気がしますが、性懲りも無くまたポチポチしてしまいました。これはもう使う使わないという話ではなくなってきてますね(汗
というわけで、今回もいろいろ盛り沢山の内容となっています(笑

■「SMSL M100」 AK4493搭載、さらにコンパクト&高音質なUSB-DAC

以前同じSMSLの「Sanskrit 10th」をレビューしましたが、こちらはさらにコンパクトなスクェアデザインでDACチップによりハイグレードな「AK4452」を搭載したモデルです。
Amazon.co.jp(S.M.S.L): SMSL M100 11,282円

SMSL M100SMSL M100SMSL M100

SMSL M100」は、最大32bit/768kHzまで対応するためスペック面では384kHzまでの「Sanskrit 10th」を上回り価格はほぼ同額で購入できる製品です。横幅は「Sanskrit 10th」よりわずかに大きいですが高さ奥行きとも格段に小さく、とてもコンパクトな印象を受けます。
SMSL M100SMSL M100

SMSL M100SMSL M100
ただし「Sanskrit 10th」のようにリモコンでON/OFFや入力切替は出来ない点と、現時点でWindows版のドライバーがメーカーサイトに置かれていないWindowsには事実上未対応という点が最大のネックです。「SMSL M100」のWindows用のASIOドライバーは現時点ではXMOS社が提供している汎用のドライバーをリクエストする必要があり、このドライバーもDSDはDoPのみ対応となります。つまり現時点ではUSB Audio Class 2.0ベースで使用できるMacおよびLinux、またはiOS/Android等のスマートデバイス専用のUSB-DACだと考えた方が無難かもしれませんね。Windows環境ではドライバーの用意されている「Sanskrit 10th」を選択した方が良さそうです。

SMSL M100  SMSL M100
SMSL M100」をMacに接続し、Audirvana Plusで確認してみると、32bit/768kHzおよびDSD256までの対応が確認できます。「SMSL M100」の音質傾向は非常にナチュラルでSMSLの他のDACとも共通する比較的癖のない音を出します。「Sanskrit 10th」との違いは僅かですが、「SMSL M100」のほうが若干S/Nが高い印象で音数の多い曲での分離性の高さを実感します。1万円程度で購入できるUSB-DACとしてはかなり実用的で良い音だと思います。
SMSLではM100と同じ大きさの筐体でハイエンドDACの「AK4497」を搭載し、バランス出力を備えた「M300」を299ドル程で発売を予定しているようです。「SMSL M100」からどの程度クオリティアップしているのか気になるところではありますね。。


■「LOXJIE A10」 ピラミッド型デザインが特徴的すぎる中華アンプ。
思わず「まーる、さんかく、しかーく」なオーディオを構築(笑)。


四角いDACの次は三角形のアンプです(笑)。中華オーディオブランドのひとつ「Sabaj」のハイグレードブランド「LOXJIE」の小型アンプが「LOXJIE A10」ですが、なかなか攻めてますね。どうして三角形にしようと思ったんでしょうね(^^;)。
Amazon.co.jp(Sabaj Official Store):LOXJIE A10 (赤)(黒) 7,799円
LOXJIE A10LOXJIE A10LOXJIE A10
LOXJIE A10」はデジタルアンプICに「TPA3116」を搭載し、コンパクトながら60W+60Wの高出力が可能なデジタルアンプです。入力1系統のみのシンプルなデザインですね。金属製の筐体は重量感がありかなりしっかりとホールドされ安定感があります。ちなみに、AliExpressのOfficialStoreには「D10」という三角形のDACも売ってます。ただこれ2個並べてもあまりしっくり来ない気が・・・
LOXJIE A10LOXJIE A10
というわけで手持ちの丸型スピーカー「TD307MK2A」と、先程の「SMSL M100」と併せて「マル・サンカク・シカク」なオーディオにすることにしました(笑)。

LOXJIE A10 / SMSL M100LOXJIE A10 / SMSL M100

LOXJIE A10」はコンパクトながらかなりパワフルなアンプで比較的反応の低いスピーカーでも余裕で鳴らすことが出来ます。中音域に厚みを感じるサウンドで「TD307MK2A」のようなニアフィールドのスピーカーとの相性は良いようです。また、電源投入時のホップノイズもなく、またホワイトノイズも感じない非常にクリアなサウンドです。あまり知られていませんが同価格帯の中華アンプの中でもかなり良い音の製品だと思いますよ。


■「LOXJIE P20」 話題の1万円バランス入出力対応の真空管ヘッドフォンアンプ

そして、最後は同じく「LOXJIE」の「LOXJIE P20」です。以前からバランス入力・バランス出力のアナログアンプはちょっと気になっていたアイテムのひとつ。実際にSMSLの「SAP-9」や後継モデルの「SAP-10」あたりを買うかどうか思い悩んでいました。
そこへ、「LOXJIE P20」が約1万円程度の低価格で登場し、しかも非常に高評価のレビューもあり、あっという間にAmazon在庫が売切れる、という事態になりました。さいわい私は売切れる前に購入できましたが、その後いったん再入荷したものの、現在はアマゾンでもAliExpressでも販売を終了しています(残念)。無事復活したみたいです(^^)。
Amazon.co.jp(Sabaj Offical): LOXJIE P20(黒)(赤) 10,799円
LOXJIE P20LOXJIE P20LOXJIE P20
音質的にはネット上の評価通り文句なしに素晴らしく、特にバランス出力のサウンドは非常にパワフルかつ歪みも少なく抜けの良いサウンドが実感できます。また入力がアンバランス(RCAケーブルでの入力)でも普通にバランス出力ができるのも何気に便利です。
LOXJIE P20LOXJIE P20
唯一のネックはバランス出力用のヘッドフォンアンプという性格上、アンバランスでの出力がインピーダンスが高くなるほど大きく減少すること。特にインピーダンス150Ωで片出しのためバランス化が出来ない「DT1770 PRO」などではちょっと本気出せてない感じの音になる点ですね。
LOXJIE P20LOXJIE P20

とはいえ、せっかくなので変換ケーブル大会で無理矢理DAPから「LOXJIE P20」と通してバランス出力するお遊びをやってみました。DAPは「iBasso DX150」で、これに2.5mmバランスのラインアウト出力ができる「AMP3」を使用し、ここから2.5mm/4極とXLR 3pin×2の変換ケーブルで「LOXJIE P20」と接続、さらに、出力は逆にら2.5mm/4極に変換するケーブルから、インピーダンス150Ωで鳴らしにくいことでお馴染みの「RHA CL1」をバランス接続で繋ぎました。なおCL1も付属のmini XLRコネクタのケーブルを2.5mm/4極に変換するアダプタを使用しています。
こうなってくると「ここまでしてアンプ通す必要あんのか」という話になりますが、いちおうCL1もAMP3に直接繋ぐより厚みと奥行きのあるサウンドで変化は実感できました(もうやらないですが)。

ただ、逆に非常に感度の高いマルチBAのイヤホンをバランスで接続してもホワイトノイズやホップノイズなどは感じず、非常にクリアに利用できた点は注目できる点です。「LOXJIE P20」はイヤホン用の据置きアンプとしても高いクオリティで活用できると思います。


というわけで、雑記と言うよりすっかりミニレビュー化していますが(^^;)、このシリーズも通常のレビューとあわせて今後もやっていきたいと思います。