「YYX4835」「YYX4836」

こんにちは。今回は Yinyoo 「YYX4835」「YYX4836」(L型プラグ) 16芯 単結晶銅線ケーブル の紹介です。中国のイヤホンセラー「Easy Earphones」が中心となって販売するイヤホンブランド「Yinyoo」(音佑)のミドルグレードの最新イヤホンケーブルで、先日レビューした HiFiHear「HiF4834」「HiF4837」同様に従来よりグレードアップした「単結晶銅線」タイプの最新16芯ケーブルとなります。

「YYX4835」「YYX4836」Yinyooブランドをはじめとする中華系セラーで販売される16芯ケーブルは5,000~6,000円程度と価格も手ごろで特に高音質イヤホンでのリケーブル効果が高く取り回しも良いことから、相次いで新製品が登場しておりどれも人気のある製品となっています。最近では中華イヤホンに限らず、数万円クラスの価格帯の有名ブランドイヤホンのリケーブル用途でも人気があるようですね。
今回Yinyooブランドでも従来のOFC(無酸素銅線)ベースの16芯ケーブルよりグレードアップされた「単結晶銅線」タイプがリリースされたとこで、さらにハイグレードなイヤホンとのリケーブル用としても活用できそうです。また「YYX4836」ではYinyooの16芯ケーブルでははじめてL型プラグ(3.5mmまたは2.5mm/4極)が採用され、さらに選択肢の幅が広がりましたね。

購入はAliExpressの「Easy Earphones」またはアマゾンの「WTSUN Audio」にて。AliExpress(中国から発送)での購入方法・フォロワー値引き等はこちらを参照ください。またアマゾンではプライム扱いですぐに届きますし、万が一の際にアマゾン経由でのサポートが受けられるので安心感がありますね。またEasy Earphones(@hulang9078)およびWTSUN Audio(@Zhuo520X)のTwitterアカウントでは頻繁に割引情報などもツイートされますのでこまめにチェックされることをお勧めします。

[ YYX4835 ] [ YYX4836 ] Yinyoo 16芯 高純度単結晶銅線ケーブル(ダークブラウン)
Yinyoo 16 Core Import Single Crystal Copper Balanced Cable 2.5/3.5mm With MMCX/2pin Connector
【 MMCX 】【 中華 2pin/CIEM極性 】

[ YYX4835 ]  Amazon.co.jp(WTSUN Audio) 9,000円  / AliExpress(Easy Earphones) 69ドル
【 3.5mm 】【 2.5mm/4極 】【4.4mm/5極 】
YYX4835YYX4835YYX4835

[ YYX4836 ]   Amazon.co.jp(WTSUN Audio) 9,500円  / AliExpress(Easy Earphones) 69ドル
【  (L型)3.5mm 】【  (L型)2.5mm/4極 】
YYX4836YYX4836YYX4836
現在、各セラーから販売されている中華16芯ケーブルは「銅線」「銀メッキ線」「ミックス線」どのタイプもすべて、OFC(高純度無酸素銅)線材を使用しています。
YYX4835」「YYX4836」は従来の16芯ケーブルの各タイプ(「銅線」「銀メッキ線」「ミックス線」)で使用されてるOFC(Oxygen Free Copper/高純度無酸素銅)よりさらに高純度・高品質の「単結晶銅線」(Single Crystal Copper)が使用されたケーブルで、さらに中国国外より輸入したより純度の高い線材を使用することで、従来のOFC線材より一段とハイグレードなケーブルに仕上げることが可能になったようです。Yinyooブランドでは、輸入線材を使った単結晶銅線ケーブルとしては、ミドルグレード以上の定番になりつつある「YYX4810」があり、明瞭感や実在感のあるケーブルとして人気があります。「YYX4835」「YYX4836」は非常に細い線材を使用することで輸入線材を使った単結晶銅線ケーブルの16芯タイプ化を実現しており、より高密度なサウンドが期待できます。

「YYX4835」「YYX4836」「YYX4835」「YYX4836」
今回ストレートプラグの「YYX4835」は2pin仕様、L型コネクタの「YYX4836」はMMCX仕様でオーダーしました。従来の16芯ケーブル同様に柔らかく取り回しも良好ですが、被膜はより薄く硬めのため「YYX4835」「YYX4836」はよりしっかりした編み込みで手触りも良く感じます。ストレートプラグおよびL型プラグとも金メッキタイプになります。
YYX4835YYX4836
YYX4835」「YYX4836」の音質傾向は、これまでの16芯ケーブル同様に非常に情報量が多く、イヤホンの感度がも向上するのが実感できます(音量がひとまわりアップします)。いっぽうで単結晶銅線ケーブルの「YYX4810」でも感じられるより自然かつ立体的な音像表現に変化するのがわかります。従来の16芯ケーブルの情報量の多さおよび反応の良さと、「YYX4810」など単結晶銅線ケーブルの表現力の「いいとこ取り」をしたケーブルというのが、「YYX4835」「YYX4836」の印象です。従来のOFCベースの16芯線ケーブルと比較すると、従来のケーブルは反応の良さ故にイヤホンによってはちょっと派手めの傾向となり特に銀メッキ線やミックス線では中高域が、銅線タイプでは中低域で多少人工的なエッジを感じる事がありました。「YYX4835」「YYX4836」ではより自然なバランスでイヤホンのポテンシャルを全域にわたって発揮させることができる点は特徴的です。
「YYX4835」「YYX4836」「YYX4835」「YYX4836」
また先日レビューした同様の16芯 単結晶銅線ケーブルの「HiF4834」「HiF4837」との比較ですが、両者は非常に良く似た音質傾向ですが、「YYX4835」「YYX4836」のほうが各音域が多少「濃い」印象のサウンドになるようです。ハイグレードなイヤホンでも十分にポテンシャルを引き出すことができると思いますが、もともと濃いめのサウンドのイヤホンとあわせるとちょっと演出過剰な印象になるかもしれません。そのため多少スッキリめのイヤホンやモニターライクな傾向のイヤホンとの相性が良いと思います。中華イヤホンではKinboofi「KBF MK4」や「Yinyoo MX5」など、またShure「SE846」や「SE535」などの製品との相性も良いと思います。ダイナミック系でも「Mee Audio Pinnacle P1」や「TFZ SECRET GARDEN」などとの相性が好印象でした。これらのイヤホンでは明瞭感が大幅に向上しつつ各音域のキレが向上するのがわかります。いっぽう「HIFIMAN RE800J」などの場合は、全体的にメリハリが向上しかなり濃い音に変化します。
「YYX4835」「YYX4836」「YYX4835」「YYX4836」
YYX4835」「YYX4836」は従来の16芯ケーブルよりは多少高価な価格設定となっていますが、特に数万円クラスのイヤホンとの組み合わせにお勧めしたいハイグレードケーブルでした。「YYX4810」や8芯タイプの「GXX4808」「GXX4809」と比べ、よりさらにキレや濃厚な密度感を求める場合には最適でしょう。