NICEHCK B40

こんにちは。今回はHCKのインナーイヤー型(イントラコンカ型)の新モデル「NICEHCK B40」の紹介です。 アンダー10ドルの低価格モデルですが、今回も非常に手堅くまとめられており、気軽に使えるインナーイヤー型イヤホンとして利用範囲はとても広い製品だと思います。

NICEHCK B40」のハウジングデザインはいわゆる「YUIN pk1」の形状を踏襲しているタイプのようですね。MX500タイプほどではありませんが、インナーイヤー型では時折見かける形状のイヤホンです。スペックとしては14.8mmのダイナミックドライバーを搭載し、インピーダンス32Ω、感度111dB/mWとインナーイヤー型としてはかなり鳴りやすい仕様になっています。

購入はAliExpressの「HCK Earphones」にて。現在の表示価格は 9.99ドル(マイク無しモデル)となっています。AliExpressでの購入方法などはこちらをご覧ください。
AliExpress(NiceHCK Audio Strore): NICEHCK B40

NICEHCK B40」のパッケージは、最近の同社の低価格モデルで使用されているコンパクトな白箱タイプ。同梱される布製ポーチがちょうど収まる大きさの箱になっています。ポーチの中に製品および付属品がはいっており、内容はイヤホン本体、イヤーパッド(通常型、ドーナツ型)、布製ポーチとなっています。
NICEHCK B40NICEHCK B40

樹脂製の本体はシンプルなデザインで、撚り線タイプのケーブルは取り回しも良く、金属製の分岐部分やプラグパーツも含め、なかなかしっかりした作りで、思ったほどの安っぽさはありません。10ドル以下で購入できるイヤホンという見た目ではない印象です。
NICEHCK B40NICEHCK B40
個人的にはMX500型のイヤホン同様にイヤーパッド無しでも装着性は問題ありませんでした。ただ耳穴にしっかりポジションを合せるかどうかで、特に中音域の感じ方に差を感じやすい印象です。もしうまく位置を合せられない場合はドーナツ型のイヤーパッドを組み合わせた方がよいでしょう。なお、もともと低域は十分に量感のある印象ですが、通常のイヤーパッドではさらに低域が強くなるため、イヤーパッド無しかドーナツタイプのほうが好印象でした。

NICEHCK B40NICEHCK B40」の音質傾向はややドンシャリ寄りの「インナーイヤーらしい」鳴り方をします。まとまりもよく、良い意味で「中庸なサウンド」という印象です。そのため凄く良いと感じるような特徴は特にありませんが、同時に低価格のインナーイヤーとしての欠点も特に感じない、仕上がりになっています。ビルドクオリティも良く、「とりあえず安価なインナーイヤーが欲しい場合はコレ買っておけば間違いない」お勧めできると思います。
全体的に鮮やかさを感じる明るめの音で、さすがにHCKのより高価格なモデルほどの解像感や描写には及ばないものの、比較的ハッキリとしたサウンドです。中低域の響きが結構しっかりあるため、インナーイヤーらしい音場感を楽しめます。全体的に各音域のバランスも良く、曲のジャンルを問わず使えるイヤホンだと思います。

価格も安いですし、なんとなくオーディオマニア向けのアイテムというより、ふつうにイヤホンが欲しいと思っている(マニアではない)方に「このイヤホン結構音良いよ」と気軽にお勧めしたくなる製品ですね。私自身も、「NICEHCK B40」がアマゾンでも購入できるようになったら、こんな感じで何人かに紹介しそうな気がします(笑)。