Sabaj A4

こんにちは。今回はちょっと雑記ぽい感じです。先日アマゾンで「Sabaj A4」という中華アンプを購入しました。中国のオーディオメーカー「Sabaj」および同社ブランドの「LOXJIE」の製品はこれまでも何種類か紹介していますが、「Sabaj A4」は中華アンプではお馴染みのD級(デジタル)小型アンプにUSB(96kHz)/COAX,OPT(192kHz)のデジタル入力とaptX対応のBluetooth再生機能を付加したいわゆる多機能モデルですね。
最近、東京でメインで使っていたマランツの「M-CR610」が故障し、それまでデスクサイドに置いてあったアンプと交換したため、空いたデスクサイドに今回設置してみました。接続するスピーカーはECLIPSEの小型モデル「TD307MK2A」です。いわゆる「タイムドメイン」タイプの丸型スピーカーですね。私は東京の住居(兼事務所)と福井の自宅の「二拠点生活」という生活パターンをもう6~7年ほど続けているのですが、このブログも日常の空いた時間に書いている関係で、東京の狭いスペースにもオーディオ関係のモノが増えるいっぽうだったりします。というわけで、コンパクトでいろいろ使える多機能アンプはとても重宝するアイテムです。
Sabaj A4Sabaj A4
さて、「Sabaj A4」 は、前述のとおり同社のD級アンプ(Aシリーズ)の多機能モデルに位置するモデルです。1万円台なかばの低価格アンプながら 80W×2の出力で、入力はRCA、COAX、OPT、USB、Bluetooth 4.2をサポートしています。またスピーカー出力に加え、サブウーファー用プリアウトも備えます。
Sabaj A4」 のアンプチップに「TAS5508C」「TAS5342A」を使用しており、デジタルレシーバーには「CS8422」を使用しています。またBluetoothにはapt-X、Bluetooth 4.2対応の「CSR A64125」が使用されています。
TAS5508CTAS5342ACS8422CSR A64215
いっぽうUSBチップは24bit/96kHzまでの「TAS1020B」、ヘッドフォンアンプにはスマートフォン等の小型デバイス向けで頻繁に使われる「MAX97220A」と採用チップでも「オマケ機能」的な印象が強く価格にあわせてメリハリのある構成になっています。

ちなみに「S.M.S.L AD18」が「Sabaj A4」が非常に近いチップ構成となっていますが、こちらのモデルはBluetoothでNFCに対応したり、ヘッドフォンアンプ用にNE5532を使用するなど部分的に強化されている反面、AUXやCOAXはステレオミニとBluetooth用アンプとしての色合いが強めの仕様になっていました。
S.M.S.L AD18Sabaj D4Sabaj D4
また「Sabaj A4」と同じ外観のモデルで多機能DACの「Sabaj D4」という製品があり、たぶんこのタイプの製品ではこちらのほうがメインの製品のような気がします。こちらはデジタルアンプとしての機能を持たない代わりに、そのスペースに電源を内蔵し(「Sabaj A4」はACアダプタ仕様)、「Sabaj A4」と同等のBluetooth性能(aptX対応)に加えて、USB-DACとしての機能が大幅に強化されています。DACチップには「AK4452」を搭載し、USBインターフェースに「XMOS」の「XCore200XU208」を搭載することでPCM 32bit/768kHz、DSD512までのサンプリングレートに対応します。またヘッドフォンアンプも「NJM4556AD」にグレードアップし、実用的なレベルになっています。こちらも、USB-DACとしても手頃な価格の製品だと思います。

今回私は、すでにデスクサイドに積まれている数種類のDACなどをつなぎ替えて使用するため、基本的には中華アンプだけで良いわけですが、せっかくなのでBluetooth機能を付けてみました。またデジタル入力ではAirPlay用にAirMac Expressを接続し、USBは使用しない用途です。

Sabaj A4」の購入はアマゾンの「Sabaj Official Store」で、価格は 15,899円 でした。
Amazon.co.jp(Sabaj Official Store): Sabaj A4

「Sabaj」のパッケージは白黒のツートンカラーのボックスでシンプルなデザインは個人的にはとても好きです。内容は本体、アンテナ、ACアダプタ、電源ケーブル(US仕様)、リモコン、説明書ほか。
Sabaj A4Sabaj A4
本体は写真のイメージより随分コンパクトで横幅は手持ちの「aune X1」や「LOXJIE P20」などと同じくらいです。インターフェースもスッキリしていて取り扱いに迷うことはありません。また一般的に中華アンプでは付属するACアダプタがちょっと心許ない感じがするのですが(NFJのように付属させないケースもありますね)、「Sabaj A4」にはサイズも大きく、かなり重量級のどっしりしたものが付属します(24V-6.65V)。同社製の他の製品でもそうですが、付属のACアダプタで出力および品質面でそのまま使用できるのはSabajおよびLOXJIE製品で好感が持てるところです。

操作はリモコンまたはフロントのタッチセンサーですが、本体の大きさに対して文字表示が非常に小さいのがちょっと難点です。デスクサイドで使用するので特に支障はないですが、もうすこし老眼が進むとそれでもピンチかな?(笑)。テレビ横などに置いた場合はどのインターフェースモードや音量になっているか、表示ではほぼ識別できないかもしれないですね。
Sabaj A4Sabaj A4

サウンドはややエッジの効いた立ち上がりの速い「いかにもD級中華アンプ」という音ではありますが、十分にパワフルで実用的なサウンドです。また、デジタル入力のサウンドも比較的素直な音でさすがにDACを繋ごうとは思いませんが、テレビ音声やゲーム用、オーディオでもAirPlayやChromecast Audio用といった用途では十分に実用的だと思いました。

試しにもともとM-CR610を繋いでいたDALI 「ZENSOR1」で聴いてみましたが、ややスッキリ感が強い気はしますがしっかり鳴っている印象です(個人的にはマランツの余韻のある音の方がこのスピーカーでは好きなので組み合わせはしなかったですが)。
というわけで、改めてデスクサイドに配置し、ECLIPSE 「TD307MK2A」と組み合わせます。「Sabaj A4」の音は、ものもと明瞭ながらややドライな鳴り方のTD307MK2Aとの相性は良く、また特徴的な音の広がりのしっかり感じる事ができました。この価格のアンプとしては上出来なサウンドです。
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またapt-XによるBluetooth接続も思いのほか「ちゃんとした音」で鳴ってくれました。これならばスマートフォンからのストリーミングでも十分に使えますね。
とうわけで、今後耐久性やエージングによる変化などは使い続けてみないとわかりませんが、まずまず良い買い物だったとおもいます(^^)。