NICEHCK Blocc

こんにちは。今回はHCKの最新イヤホンケーブル「NICEHCK Blocc」の紹介です。中国のイヤホンセラー「HCK Earphones」のケーブルはこれまでも低価格から比較的ハイグレードな製品までいろいろ紹介してきましたが、今回の「NICEHCK Blocc」は、「5N UPOCC 単結晶銅線」を採用したケーブルで、同社の人気ケーブル「NICEHCK Oalloy」の非常にクリアで自然なサウンドを継承しつつ、若干リケーブル効果を実感しやすい明瞭感のあるサウンドに振ったような印象です。NICEHCKブランドでは4芯タイプの銀メッキ 6N UPOCCケーブルの「NICEHCK C4-1」もリリースしていますが、同様のブラックの布張り仕上げで銅線タイプを組み合わせたい場合には最適ですね。
購入はAliExpressの「NiceHCK Audio Store」または「NICEHCK Offical Store」にて。AliExprsssでの購入方法はこちらを参照ください。またアマゾンの「NICEHCK」でも販売を開始しました。


[ NICEHCK Blocc ] NICEHCK 5N UPOCC 単結晶銅 アップグレードケーブル
NICEHCK Blocc Cable 5N UPOCC OCC Copper Litz 3.5/2.5/4.4mm MMCX/0.78mm/QDC 2Pin
【 MMCX 】【 CIEM 2pin 】【 qdc 】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

NICEHCK BloccNICEHCK Blocc
5N UPOCC 単結晶銅線を採用したハイグレードケーブル。「UPOCC」(Ultra Pure OCC)超高純度単結晶銅線は、オーディオケーブル用途に特化した高性能(または高級)ケーブルとして知られおり、「NICEHCK Blocc」では「5N」純度のUPOCC線材を使用したケーブル。L/Rそれぞれの線材を撚り線にした2芯タイプで、1芯あたり0.06mmの線材を96本撚り合わせ被膜で覆った線材を使用しています。 

NICEHCK BloccNICEHCK Blocc
さらに「NICEHCK C4-1」同様のブラックの布張りでコートされており、「NICEHCK Oalloy」でも採用されているコネクタおよびプラグ部品とあわせて高級感のある仕上がりになっています。プラグは3.5mmステレオおよび2.5mm/4極と4.4mm/5極のバランス接続に対応したタイプを選択でき、コネクタはMMCXおよび埋め込みタイプにも対応するCIEM 2pin、そしてqdc仕様を選択できます。
NICEHCK Blocc

届いたケーブルはお馴染みのHCKイヤホンケースに収納されており、ケーブルおよびケーブルタイが付属していました。このケースはとても使い勝手が良いのでありがたいです。
NICEHCK BloccNICEHCK Blocc

NICEHCK Blocc」は左右でわかれた2芯タイプということもあり比較的太めの線材を使用しており、「NICEHCK C4-1」や「NICEHCK Oalloy」と比べるとその違いは一目瞭然です。しかし、布張り仕上げのため取り回しは非常に良く、どのイヤホンとも合せやすい見た目のケーブルです。
NICEHCK BloccNICEHCK Blocc

NICEHCK Blocc」のイヤホンの特徴をしっかり反映しつつ自然な透明感で音質を底上げしてくれるタイプ。同価格帯のケーブルと比較しても解像度が高く、イヤホンのサウンドバランスを維持しつつ中高域を中心に音が濃くなる印象です。傾向としては「NICEHCK Oalloy」と同様に「質の高いサウンド」を引き出してくれるケーブルです。しかし、「NICEHCK Oalloy」が音質傾向には変化が無く純粋に音の描写がより精緻になる印象だったのに対し、「NICEHCK Blocc」では中高域や高域を中心に明瞭感が向上し、あくまで自然な範疇ではあるもののよりキレのあるサウンドに変化します。いっぽう銀メッキUPOCC線の「NICEHCK C4-1」ほどハッキリとメリハリが向上する印象ではないようです。
NICEHCK BloccNICEHCK Blocc
3種類のケーブルとも解像度が高く、ポテンシャルの高いハイグレードなイヤホンと組み合わせることで1音1音の描写をより精緻に表現させるという点では共通しており、傾向の違いにより使い分ける感じですね。よりキレと高域の伸びのある変化が欲しい場合は「NICEHCK C4-1」、あくまでイヤホンのキャラクターを変えずにそのサウンドを最大限に活かしたい場合は「NICEHCK Oalloy」、そして、同様にイヤホンのキャラクターをしっかり反映させつつ、より明瞭感の向上を実感したい場合は「NICEHCK Blocc」といった感じでしょう。「NICEHCK Oalloy」同様に質の高いシングルダイナミックのハイグレードイヤホンとの相性も良好ですが、さらにカスタムIEMなどのマルチBAイヤホンでも相性の良さを感じるのではと思います。ただし「NICEHCK Blocc」もイヤホンのポテンシャルを引き出すタイプのケーブルですので、ある程度以上のグレードまたは音質のイヤホンと組み合わせないと真価を発揮できないかも、という点は「NICEHCK Oalloy」と同様かもしれませんね。


NICEHCK Blocc最近のHCKの100ドルクラスのケーブルはどれも非常に質が高く、ハイグレードイヤホンと組み合わせても十分に対応できる実力を持っています。数万円クラスのブランドケーブルとも渡り合える可能性もあります。
今回の「NICEHCK Blocc」もあくまで自然な範疇ながら比較的リケーブル効果が分りやすく、ある意味「NICEHCK Oalloy」より使いやすいケーブルかもしれません。中華イヤホンに限らずどのような製品と組み合わせても違和感のない仕上がりで、音質的にもかなり質の高いケーブルだと感じました。ハイグレードイヤホンとの組み合わせとして検討してみる価値は十分にあると思います。HCKからはさらに新しいケーブルもリリースしているようですし、今後も注目していきたいと思います。