画像1
もともと「nasne」の録画映像のオンライン視聴が可能なタブレットは「Sony Tablet」や「XPERIA」シリーズなどソニー製品に限られていました。
ところか、DTCP-IPの制限緩和に伴い、「Twonky Beam」がDTCP-IPの著作権保護付きコンテンツの再生(ソニー製品に限る)に対応したことで、ソニー製以外のAndroidスマホおよびタブレット、さらにはiPhone/iPadなどのiOS端末にも対応。部屋の中であればメーカー問わずスマホやタブレットでの視聴が可能になりました。

■Androidデバイス
「RECOPLA」+ 「Twonky Beam」
Androidデバイスの場合は、ソニーの「RECOPLA」+ 「Twonky Beam」の組み合わせで、XPERIA等のソニー製デバイスと同様の利用環境が使えるようになりました。
画像2ただし「Twonky Beam」は著作権保護付きコンテンツを再生させるためには有償のオプション(700円。docomo端末利用だと無料らしい)を追加する必要があります。RECOPLAとの組みあわせでは、nasneやソニー製BDレコーダの録画コンテンツの再生のほか、放送中のテレビを視聴することができます。 
それなりに重いアプリのようですので、端末のスペックによっては十分に動作しない可能性も考えられますが、手元にあるNexus7では快適に利用できました。防水スマホなどと組み合わせて、お風呂の中で録画コンテンツをのんびり視聴する、なんて使い方もできそうですね。

■iPhone / iPad
①「RECOPLA」+ 「Twonky Beam」
Apple iOSデバイスでもAndroid同様に「RECOPLA」+ 「Twonky Beam」の組み合わせが可能です。「Twonky Beam」はAndroid版同様に著作権保護付きコンテンツを再生する場合700円のオプションが必要。ただ、Android版よりさらに重く、iPad miniでは画質も相当落ちて途中で映像が止まることもありました。いっぽうで3rd/4thのRetinaモデルのiPadでは比較的スムーズに視聴することができ、A6以上のCPUや大容量のメモリが必要であることを改めて確認できます。

②「DiXiM Digital TV for iOS」
DiXiM Digital TV for iOS」は1,000円と比較的高額なアプリですが、Windows版の「DiXiM Digital TV plus」同様、iOSデバイスをDTCP-IPプレーヤーに変身させるDLNAアプリです。
画像1そのため特に「ソニー縛り」はなく、nasne等のほか、PanasonicのDIGAなど他社製のデバイスのコンテンツも再生できます。またライブチューナーの再生も可能で、操作性についてもRECOPLAと比較しても非常に使いやすいのが印象的です。
またあらかじめ導入後に証明書をインストールする仕組みのためか、「Twonky Beam」よりも軽く、iPad mini(iPad2も同じ)レベルの端末でも安定して利用できます。
この「300円の差」はとても大きいですね。