HiF4828 HiF4827

こんにちは。気がつけば4月に突入し中旬に突入しようというタイミングになってしまいました。私も仕事での年度替わりや出張やらと慌ただしく過ごしているうちにすっかり花見のタイミングも逸してしまった感じです。もっとも相変わらず毎晩のように出張先でも飲み歩いていたりはしてたわけですが(^^;)。

というわけで、今回は「HiFiHear」ブランドの新しい16芯ケーブルの紹介です。渋いメタリックカラーに新たにL字タイプのプラグが選択できるなどこれまでとはちょっと異なるアプローチが特徴的です。購入はアマゾンの「HiFiHear Audio」にて。またHiFiHearのTwitterアカウント(@Qianqian_HRcase)では割引き情報等もツイートされるため併せてチェックくださいね。


[ HiF4827 ] [ HiF4828 ] HiFiHear 16芯 銀メッキ高純度銅OFC ミックス線ケーブル(メタリック)
HiFiHear 16 Core Silver Plated Copper Cable 2.5/3.5mm Balanced Cable With MMCX/2pin Connector
【 MMCX 】【 中華 2pin/CIEM極性 】
[ HiF4827 【 3.5mm 】【 2.5mm/4極 】【4.4mm/5極 】 Amazon.co.jp(HiFiHear Audio) 5,500円

HiF4827HiF4827HiF4828 HiF4827

[ HiF4828 ] 【  (L型)3.5mm 】【  (L型)2.5mm/4極 】  Amazon.co.jp(HiFiHear Audio) 6,000円

HiF4828HiF4828HiF4828 HiF4827

※現在「HiF4827」「HiF4828」用の1000円OFFクーポンが発行されていますので、それぞれ4,500円(HiF4827)、5,000円(HiF4828)で購入可能です。

HiFiHearの新しい16芯ケーブルはシルバーメタリックカラーの高純度銅線と銀メッキ線のミックスケーブルでプラグ部分がストレートタイプが「HiF4827」、新たに追加された「L型プラグ」を採用しているタイプが「HiF4828」となります(アマゾンの購入ページは同じで種類ですので間違わないように選んでください)。
HiF4828 HiF4827HiF4828 HiF4827
今回は2.5mm L型プラグタイプの「HiF4828」のMMCXおよび2pinコネクタ仕様を購入。「HiF4828」(および「HiF4827」)は金属色の渋いメタリックカラーでやや明るめのカラーリングとなっています。HiFiHearブランドでは16芯タイプでは銀メッキ線ケーブルの「HiF4747」(イエロー/シルバー)およびOFC高純度銅線タイプの「HiF4780」(ダークブラウン)の2種類が販売されています。どちらのケーブルも情報量が多くイヤホンのポテンシャルを大きく引き出す中華16芯ケーブルの特徴を踏襲しつつ、銀メッキ線の「HiF4747」はより味付けの少なく分離性を高めるタイプ、銅線の「HiF4780」は全体のバランスを維持しつつ中低域の厚みを僅かに向上させる傾向のケーブルでした。
HiF4747HiF4780

そして今回の「HiF4828」「HiF4827」の音質傾向はこれらの16芯ケーブルと同様の情報量の多さを保ちつつ、僅かにメリハリが強調され中高域が際立つような印象があります。そのためもともと高域の強いイヤホンではすこし派手な音になる可能性がありますが、一般的には音の濃度が少しあがったように感じるのではないかと思います。とはいえ、あくまで自然に情報量を上げるタイプのケーブルだと思います。

HiF4828 HiF4827ただ、多くの16芯ケーブル同様、組み合わせるイヤホンにある程度のポテンシャルを要求するケーブルですので、ケーブルで音が変わるというより、イヤホンの性能を引き出す能力が高いケーブルだとお考えください。
そして「HiF4828」「HiF4827」も他の16芯ケーブル同等に、一部の派手めの傾向の低価格ハイブリッドなどではむしろ平坦な印象になってしまったり、組み合わせるイヤホンによってはDAPなどからより多くの出力を確保出来るためちょっと高域が強めに出たりホワイトノイズを感じるようになる可能性もあります(これはDAP側出力過多やノイズをリケーブルにより情報量がっぷする事で拾いやすくなることが原因ですので、ローゲインにする、S/Nの高いDAPやアンプを使用する、アッテネーターを併用するなど再生環境側の対応が必要になります)。
これらの中華16芯ケーブルの特徴は以前よりご覧いただいている方にはお馴染みのことですが、最近、この点を取り違えて質問をされる方が増えていますので改めて記載しました。

とはいえ、これまで中華16芯ケーブルの紹介では「ある程度のグレード、価格の高いイヤホン」との組み合わせが必要、という記載をしてきましたが、最近は低価格イヤホンでも「KZ AS06」「CCA C10」「CCA C16」のように低価格中華イヤホンでも16芯ケーブルでの効果を実感できるサウンドのイヤホンも増えています。「HiF4828」「HiF4827」はこれらの製品に加え、「TFZ T2G」(T2 Galaxy)などのTFZ製イヤホンとの相性も良好です。
HiF4828 HiF4827HiF4828 HiF4827
他にも、もちろん数万円クラスのマルチBAイヤホンはもちろん、高音質ハイブリッドイヤホンなど、かなり汎用的に使えるケーブルという印象です。さらに中華イヤホンに限らず数万円レベルの製品でのリケーブル用途としても非常にコストパフォーマンスの良いケーブルとして利用できるのではと思います。
HiF4828 HiF4827HiF4828 HiF4827
HiF4828」「HiF4827」は「見た目」的にも特に金属シェルのイヤホンとの組み合わせが抜群に似合いますし、「見た目オーディオ」的にもかなり魅力的なアイテムでしょう。また「HiF4828」「HiF4827」では5千円程度の比較的低価格で購入できるにもかかわらず、中華イヤホンに限らず多くの高級イヤホンでも十分に音質向上も見込める製品です。さらに「HiF4828」で採用された「L型」コネクタにより持ち歩きでの使い勝手が大きく向上している点も嬉しいところです。
HiF4828 HiF4827HiF4828 HiF4827
「音質面のアップグレード」に加え、「見た目オーディオ」的にも、そして使い勝手の上でも組み合わせやすい「HiF4828」「HiF4827」は16芯ケーブルのなかでも特に選びやすいアイテムかもしれませんね(^^)。