AQUOS PAD SH-05G

こんにちは。今回から2回に分けて、久しぶりにガジェット系(?)の個人的お買い物ネタ記事です。
新型コロナウイルスの影響はしばらくは続きそうで、なかなかストレスの溜まる日々が続きますね。私もテレワーク中心の「巣ごもり」 生活が続いています。そうなると例によってネットでの買い物は増える一方で、気付けば毎日のように何かを「ポチッ」「ポチッ」と買っていたりします。また私のブログで主に取り扱っている中華イヤホン関係も、海外からの荷物がなかなか届かない状況が続いていて、AliExpressでの注文はもちろん、各セラーがアマゾンへ出荷している製品も倉庫になかなか届かないらしく、アマゾンでの在庫も目に見えて無くなってきているのが分ります。
そんななか、「数千円で購入できる格安の中古スマホ」でちょっと遊んでみました。最近中古スマートフォン市場は非常に充実していて、これで2万円~とか出して購入すれば相応の物が手に入るのは「まあ当然」という感じなのですが、そこはあえて実用的な限界に挑戦、という感じで5千円~6千円くらいで購入できるもので、ちょっとマイナーな用途を狙って2種類の格安の中古端末を全く異なる用途で購入してみました。
「その1」はシャープの7インチ「ファブレット」の「AQUOS PAD SH-05G」です。


■ AQUOS PAD SH-05G (シャープ/NTTドコモ)
中古価格:5千円台後半~8千円台くらい(平均 6,980円) ※2020年4月末現在

扱いとしては大画面スマートフォンですが、当時の一般的なスマホより画面が大きく、タブレットより小さい、という意味で「ファブレット」と呼ばれた製品が数年前までは何種類か存在しました。最近では上位モデルの大画面化ですっかり市場から消えてしまいましたね。そんななかシャープ/ドコモの「AQUOS PAD」は「SH-08E」(2013年)、「SH-06F」(2014年)、「SH-05G」(2015年)と年を追うごとにモデルナンバーが小さくなるという謎のナンバリングで進化し、Android 5.0を搭載する「SH-05G」が最終モデルになっています。非常にマイナーな製品ですし、基本ドコモの赤ロムであることも価格が安い理由のひとつですが、もちろんWi-Fiのみで使うつもりなので特に問題はありません。

この製品の特徴は、
 ① 7インチ WUXGA(1920×1200)IGZOパネル
 ② 文庫本サイズ 216g
 ③ 防水(IPX5、IPX7)
 ④ 地デジ(フルセグ)チューナー内蔵
 ⑤ Snapdragon 810/2GB RAM/32GB ROM/Android 5.0


まあ格安で買える5年前の端末ですので⑤のスペックはそれなりですが、個人的には「風呂で使える防水のブックリーダー」用にと思っていたところに「お風呂テレビ」もオマケに付いてきたという感じです。というか諸々の(というかN○K的な)理由で、現在ではテレビチューナーが付いた端末はまず無いためネットワーク再生もできる防水テレビが数千円で買える時点で欲しい人には結構すごいような・・・
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また「SH-05G」の画面がブックリーダー向けのサイズおよび形状である点もポイントが高いですね。かつて「ファブレット」と呼ばれたスマートフォンとタブレットの中間の大きさの端末の多くは通常のスマートフォン同様に1920×1080などの16:9の縦横比のため、ブックリーダーとしてはちょっと使いにくかったりもします。その点「SH-05G」はWUXGA(1920×1200)とよりスクウェアでブックリーダー向けの形状をしている点はポイントが高いところです。実際同じくらいのサイズ感のファブレット「ASUS ZenFone 3 Ultra」と比較してみると結構な違いがあります。
本体サイズ(174×105×8.0mm)はちょうどアマゾンの「Kindle Paperwhite」(167×116×8.18mm)より少し細長い程度で重さも30g程度の違い。画面は「SH-05G」のほうが1インチ大きく解像度も高いため「Kindle」や「Kobo」用のブックリーダーとしてはむしろ使いやすい印象です。

「SH-05G」の防水性能はIPX5とIPX7で、屋外はもちろん、お風呂端末としても問題ないでしょう。実際使ってみると画面に水滴が多く付いているとタッチパネルが誤動作しますが、これは以前使っていた「Xperia Z3 Tablet Compact」なんかも同じでした。水滴が付いたらタオルなどで適当に拭きながら使うイメージですね。
microSDは発売時期の関係で128GBのmicroSDXCまでの対応の記載ですが、余ってたSamsungの256GBを適当に挿しましたが特に問題はありませんでした。もっと大きい容量でも大丈夫かも知れませんね。


■ とにかく最小限のアプリに抑えて快適なブックリーダー&防水テレビ端末に。

AQUOS PAD SH-05G基本古めのドコモ端末なのでドコモ関係のアプリやツールがOSの奥深くまでこれでもかと入っています。セットアップ後に「設定」の「アプリ」の項目で削除できるものは片っ端からアンインストールします。Twitterや日経電子版など使用するアプリも入っていましたが、どうせバージョンが古すぎるのでいったんアンインストールします。
Google系以外は「テレビ」(地デジチューナーの再生アプリ)とファイルマネージャー的にも使える「コンテンツマネージャー」以外は特に必要ないですね(とはいえ全てのドコモアプリをアンインストールまたは無効にはできないのですが)。

そして、速度低下の最大の原因になっているホームの「docomo LIVE UX」はASUSの「ZenUI Launcher」に入替えます。この辺は古いAndroid端末の延命手段としてはお馴染みですね。「ZenUI Launcher」はGoogle Playでは落とせないので「APKPure」でapkパッケージをダウンロードしてインストールします。ホームを変更したらさらに「設定」の「アプリ」でアンインストールできない不要なアプリを片っ端から「強制終了」「無効」にしていきます。また、「メモリ解放」アプリもあらかじめインストールしておきます。この手のものは何でも良いと思いますが、古い端末ではこまめに使ってアプリの領域を常に確保するようにしたいですね。
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あとは必要アプリを入れていくだけですが、アプリは一度に入れずに、必要なものをひとつずつインストールして動作を確認しながらのほうが良いでしょう。「SH-05G」も油断するとすぐに「問題が発生したためandroid.process.acoreを終了します。」というエラーに遭遇してしまいます。いろいろ原因はあるのですが、常時タスクを占有するアプリ(動画系、SNS系、ほか)をある程度入れると確実に発生します。そして一度このエラーが出ると該当アプリをアンインストールし、ネットに記載されている様々な対処法を取ってもエラーが消えません・・・。なので大人しく初期設定にオールリセットして最初から設定をやり直した方が早いですね。私も何回かリセットして再設定を繰り返し、エラーが出ないちょうど良いところで仕上げました。この辺は「そーゆーものだ」と思えるかどうかですよね。

私の場合、「SH-05G」はブックリーダー専用なので、Kindle、Kobo、自炊系のコミックリーダー、あと日経電子版やスマートニュースなどのニュースアプリを入れ、動画系は基本的にインストールせず、唯一、レコーダーの再生用アプリのみにしておきました。レコーダーの再生アプリはソニー用を使用しましたので「Video & TV SideView」になるのですが、こちらも最新版はAndroid 5.0のサポートを終了しています。そこでやはり「APKPure」でひとつ前のバージョンのapkを見つけてインストールし、購入済みの専用プラグインのみGoogle Playからインストールし問題なく利用できています。
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実際の使用感はさすがに最近の端末のようにヌルヌルとは動いてくれませんが、ホームを「ZenUI Launcher」にして、こまめにメモリ解放をしながら使えば十分にサクサクと使えます。少なくとも「Kindle Paperwhite」よりは遙かに快適に動いてくれます。また「テレビ」アプリの地デジチューナーも結構普通にテレビとして使えますし、Wi-FiもIEEE802.1acに対応しているのでレコーダーアプリでネットワーク経由の動画再生でも特に支障はありません。ネトフリなどのプレーヤーとして使っても問題は無いでしょう。

6千円ほどで購入した中古端末でしたが、今回の用途であるサブのブックリーダーとして「Kindle Paperwhite」の代わりの役割は十分に果たせています。ちなみに「Kindle Paperwhite」は購入後数ヶ月で福井の自宅に置きっぱなしになってます。メインのブックリーダーは「ASUS ZenPad 3 8.0」を随分長いこと使い続けていますが色々な理由で結局使い分ける必要性を感じなかった、というところです。いっぽう「SH-05G」はお風呂専用のつもりでしたが、ブックリーダーとして限定すれば「Kindle Paperwhite」での物足りなさはほぼ解消できているので結構使い分けができそうです。

「その2」へ続きます。