KBEAR「KBX4880」

こんにちは。8月も中旬にさしかかり、そろそろお盆期間にはいる頃ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で都市部の方は改めて移動が自粛されている感じですね。私も福井の自宅へは戻れず東京でステイホームな用事をまとめて片付けようかと思っています。

このブログについても、このところ、6月下旬から思いつきでいろいろ購入したり、さまざまなメーカーやセラーから依頼を頂いたりと実はかなりの「書きかけ」がたまっていたりして、お盆期間にできるだけ仕上げていきたいなと思っていたりします。今回と次回は中国のイヤホンブランド「KBEAR」のイヤホンケーブルの紹介です。 


[ KBX4880 ] KBEAR 16芯 銀メッキ高純度銅線 アップグレードケーブル(銅色)
KBEAR 16 Core Silver Plated Balanced Cable 2.5/3.5/4.4MM With MMCX/2pin/QDC Connector
【 MMCX 】【 中華2pin 】【 qdc 】【TFZ】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

KBX4880KBX4880

KBEAR「KBX4880」は銅線カラーの16芯銀メッキ線ケーブルです。高純度銅線ケーブルのようにも思えるカラーリングですが、AliExpressでの記載によると銀メッキの無酸素銅(OFC)ケーブルのようですね。非常にしなやかなケーブルで、ミドルグレードらしくコネクタ部品などもクロームメッキ仕上げとなっています。またKBEARブランドでも低価格タイプの16芯ケーブルのような耳掛け加工はなく、耳掛けタイプでも垂らすタイプのイヤホンでも使用が可能です。

KBX4880KBX4880

掲載時点でアマゾンで購入可能なコネクタは「MMCX」と「中華2pin」の3.5mm仕様ですが、ラインナップとしては他のミドルグレード製品同様に「qdc仕様」と「TFZ仕様」が用意されており、プラグも「2.5mm/4極」と「4.4mm/5極」のバランスコネクタがAliExpressでは販売されています。
KBX4880

KBEAR「KBX4880」のパッケージは、KB EAR製ケーブルの他の製品同様に黒いボックスに入っています。実際に届いた「KBX4880」は極細の高純度銅線を線材を束ね透明の被膜で覆った芯材を丁寧に編み込んでおり、非常に柔らかく、取り回しも良好です。以前レビューした「KB4878 / KBX4868 / KBX4869」といったミドルグレードの銀メッキ線ケーブルと比較すると手にした感触はほぼ同じしなやかさを感じる線材ですが「KBX4880」はこれらのミックスカラーのケーブルより僅かに異なる質感のようにも感じます。どうやら単なる「色違い」ではないようです。
KBEAR「KBX4880」KBEAR「KBX4880」

KBX4880」に実際にリケーブルした印象は、多くの16芯ケーブル同様にイヤホンによって大きく音量が変化するなど情報量は非常に多く、ハッキリとした明瞭感を感じるケーブルです。しかし、極端な味付けは無く、他のケーブルより自然な印象を受けました。どちらかというとボーカル帯域などを中心に厚みのあるサウンドを実感させる印象です。中高域の派手さは他の16芯銀メッキ線ケーブルほどではなく、聴きやすさもあるケーブルですね。また、中低域の分離感が向上することでより立体的な音場感を得られる傾向もあります。リケーブルによるハッキリした音質変化を実感しつつ、どのイヤホンとも合せやすい傾向をもったケーブルです。
KBEAR「KBX4880」KBEAR「KBX4880」
KZやTRNなどのメリハリのある中華ハイブリッドやTFZのドンシャリ傾向が強いイヤホンなど、通常の16芯ケーブルでは高域がやや派手に感じる場合は僅かですが聴きやすく感じるかも知れません。また過度な味付けをせずイヤホンの傾向を引き立てるタイプのケーブルですので、フラット傾向のシングルダイナミックとも相性が良く、より厚みのある「濃い」サウンドを実感できると思います。

KBX4880」は「中華16芯ケーブル」の「柔らかく使いやすい線材」「情報量がとにかく多く、イヤホンのポテンシャルを引き出す」といった特徴をしっかり踏襲しつつ、より合せやすい銅線カラーで僅かですがより自然な印象のケーブルとして活用できると思います。