こんにちは。今回は「HZSOUND Heart Mirror」の紹介です。「HZSOUND」は中国のイヤホンブランドのひとつですが、AliExpressで検索してみるとここ数年はイヤホン製品よりイヤホンケースなどのイヤホン用アクセサリー製品のイメージがありますね。約3年ぶりくらいで登場した新製品はカーボンナノチューブ(CNT)ダイナミックドライバーをシングルで搭載し、クローム仕上げのメタルシェルが映える見た目にもサウンド的にもクールなイヤホンに仕上がっています。個人的にはアンダー50ドルクラス、6千円台のイヤホンとしては相当にお勧めできる良い製品だと思います。
「HZSOUND Heart Mirror」の製品パッケージには「Heart Mirror」をそのまま中国語表記した「HZSOUND 心镜」という製品名が書かれています。ちなみに日本語では「心鏡」は「うらかがみ(=裏鏡)」と読みます。一般的には鏡(姿見)の前でもうひとつ鏡を使って背中を映すことですが、それが転じて「目には見えない真実を映す鏡=(神の目)」ということになるらしいです。中国語でも同様の意味の古い言葉のようですし、むしろ字面から意味を連想した方が「そのまんま」という気もします(^^)。
「HZSOUND Heart Mirror」は10mmサイズのカーボンナノチューブ(CNT)ダイナミックドライバーをシングルで搭載するイヤホン。CNC加工された亜鉛合金製のシェルはクロームメッキ仕上げとなっていて、非常にシンプルなデザインでまとめられています。最近ではCNTドライバーを供給できる中華メーカーが増えたのか、このタイプのシングルダイナミック仕様の中華イヤホンも結構増えていますね。
また、様々なイヤホン用アクセサリーを販売してるHZSOUNDらしく、高級感のある銀メッキOFC(無酸素銅線)のケーブルと、3種類のイヤーピース、使い勝手の良いイヤホンケースなど付属品も充実していますね。
「HZSOUND Heart Mirror」の購入はAliExpressの「Easy Earphones」またはアマゾンの「WTSUN Audio」にて。価格はAliExpressが49.00ドル、アマゾンが6,590円となっています。AliExpressでの購入方法や値引きの方法はこちらを参照ください。
AliExpress(Easy Earphones): HZSOUND Heart Mirror
Amazon.co.jp(WTSUN Audio): HZSOUND Heart Mirror
■ クローム仕上げの美しくコンパクトなメタルシェル。付属品の充実も魅力的。
「HZSOUND Heart Mirror」のパッケージは引き出し式のボックスで、50ドルほどの製品としては結構しっかりした印象です。付属品などはケースの中に収納されています。ケースは中華イヤホンのマニアの方にはすっかりお馴染みHCKのケース最近のグレーバージョンと同様のものでロゴが「HZSOUND」になっています。「HZSOUND」ではほかにも数多くのケースを販売していますので、HCKのケースもここが供給元かもしれませんね。
パッケージ内容は、イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース(シリコンタイプが2種類、それぞれS/M/Lサイズとウレタンタイプが1ペア)、イヤホンケース、ケースをフックするためのガラビナフック、ケーブル留め、説明書。低価格イヤホンに分類される価格帯としてはなかなか充実していますね。
亜鉛合金製の金属ハウジングは重量感のある作りですが、イヤホン自体が想像以上にコンパクトなため、重さで耳から落ちると言うことはあまりなさそうです。遮音性は一般的でですが装着感は非常に良く、使い勝手の良いイヤホンだと思います。
クローム仕上げのシェルなどデザイン的に意識してそうな「Moondrop KXXS」と比較すると「HZSOUND Heart Mirror」のコンパクトさは一目瞭然で、ふたまわりほど小さく感じます。またシェルの背面部分の形状はfinal製のイヤホンも多少意識してるのかも、という意匠ですね。
付属ケーブルは銀メッキ線仕様のOFCケーブルでこの価格帯のイヤホンの付属品としてはかなり質感も良く、取り回しも良好です。プラグや分岐部分もクロームメッキ仕上げの金属製となっており、価格以上の高級感があります。本体側は僅かに窪みがありますが非常に浅く、リケーブルはCIEM 2pinのほか中華2pinタイプのケーブルでも問題なく使用できます。
また、イヤーピースは白色タイプが標準タイプ、ソニーっぽい黒色タイプは高域を少し抑えて低域をやや厚くするタイプになります。ただできればよりフィット感を高めつつよりダイレクトにサウンドを楽しむ事ができるイヤピースへの交換がお勧めです。例によってよって定番のJVC「スパイラルドット」やAcoustuneの「AET07」、AZLA「SednaEarfit Light」「SednaEarfit Light Short」など開口部の大きいイヤーピースがお勧めです。
■ CNTらしい明瞭感と力強さに加えて、適度に柔らかく透明感のあるサウンド。
「HZSOUND Heart Mirror」の音質傾向は中高域寄りのフラット方向のサウンド。カーボンナノチューブ振動版のシングル構成ということもあり、開封直後はすこし派手めに鳴りますがエージングにより多少落ち着く印象となります。カーボンナノチューブ振動版らしく解像度は高く、明るく透明感のあるサウンドで、伸びの良い高域と見通しの良い中音域、スッキリとした低域が非常に心地良く感じます。フラット寄りで透明感のあるサウンドというと、同様なクローム仕上げのメタルシェルが印象的な「Moondrop KXXS」を思い浮かべますが、数分の1の価格の「HZSOUND Heart Mirror」はドライバーの違いから多少硬質でエッジがあるものの、十分な解像感と音場の広さ、そしてスッキリとしつつ自然なつながりの良さがあり、「かなり良い線をいっている」完成度だと感じます。
また、インピーダンス32Ω、感度106dB/mWと比較的鳴らしやすいのも魅力ですね。とはいえ、やはりポータブルアンプを経由させるなどある程度しっかり鳴らすことでより光沢のある出音となり、解像感とともに音場を感じやすくなります。また情報量の多いケーブルへのリケーブルやバランス化も有効な方法だと思います。
「HZSOUND Heart Mirror」では標準で3種類のイヤーピースが付属しており、それぞれの傾向がサイトには記載されています。実際イヤーピースによる影響は比較的感じやすく、個人的には付属の白のイヤーピースはあまり良い印象を持ちませんでした。いっぽう黒色の方はよりボーカルや中低域の厚みを感じやすくなりました。ただ、私の場合耳穴が小さくSサイズのイヤーピースを合せていますが、通常のMサイズやLサイズでは特に白色タイプの印象は変わりそうです。この辺はフィット感に関わる部分で、耳に合う/合わないにより多少印象が異なる場合もあるため、自分の耳にあった市販のイヤーピースを色々試してみるのも良いと思います。
「HZSOUND Heart Mirror」の高域は、明瞭感がありつつ見通しの良い自然な音を鳴らします。同価格帯のカーボンナノチューブ振動版ドライバーを搭載した製品では「BLON BL-03」をはじめ中華イヤホン的な派手さのあるドンシャリ傾向のチューニングが多くありますが、「HZSOUND Heart Mirror」は高い解像感や伸びの良さを感じつつ、鮮やかで透明感のある音を鳴らしてくれます。比較的主張の強い高音ですが、刺さりなどの刺激は個人的には許容範囲で、さらに数十時間のエージングにより全体的に落ち着いたバランスとなり相対的に聴きやすいレベルになるようです。それでも多少気になる方は付属の黒色イヤーピースを合せてみるのも良いと思います。
中音域は非常にニュートラルで透明感のある伸びの良いサウンドです。ボーカル帯域は解像度が高く分離にも優れていますが、適度な柔らかさと温かさがあり自然な印象です。近い印象の「Moondrop KXXS」の独特の自然な柔らかさとは明らかに異質ですが、この価格帯のイヤホンとしてはかなりレベルの高い仕上がりだと思います。音場は適度な広がりがありボーカルは自然な位置で定位します。女性ボーカルの抜けも良く、余韻も含めて聴かせてくれます。またある程度駆動力のある再生環境ではより光沢のあるサウンドになり、ややスッキリ目の男性ボーカルの低音などにも厚みが増すのが分ります。
低域はスッキリとした印象ながら自然な広がりのある音を鳴らします。曲によっては相対的には少なめに感じる場合もありますが実際には十分な量感があり、ミッドベースは過度に広がらず深みのある響きがとても心地良く感じます。ドライバー自体はとても素直な出音のため、やはり音源の音をありのままに鳴らしてくれている印象です。重低音も解像度が高く濃密で、沈み込みも深く音数の多い曲でもしっかり捉えてくれる印象。また、付属ケーブルおよび付属イヤーピースを交換することでよりポテンシャルを引き出すことが可能です。
「HZSOUND Heart Mirror」は10mmサイズのカーボンナノチューブ(CNT)ダイナミックドライバーをシングルで搭載するイヤホン。CNC加工された亜鉛合金製のシェルはクロームメッキ仕上げとなっていて、非常にシンプルなデザインでまとめられています。最近ではCNTドライバーを供給できる中華メーカーが増えたのか、このタイプのシングルダイナミック仕様の中華イヤホンも結構増えていますね。
また、様々なイヤホン用アクセサリーを販売してるHZSOUNDらしく、高級感のある銀メッキOFC(無酸素銅線)のケーブルと、3種類のイヤーピース、使い勝手の良いイヤホンケースなど付属品も充実していますね。
「HZSOUND Heart Mirror」の購入はAliExpressの「Easy Earphones」またはアマゾンの「WTSUN Audio」にて。価格はAliExpressが49.00ドル、アマゾンが6,590円となっています。AliExpressでの購入方法や値引きの方法はこちらを参照ください。
AliExpress(Easy Earphones): HZSOUND Heart Mirror
Amazon.co.jp(WTSUN Audio): HZSOUND Heart Mirror
■ クローム仕上げの美しくコンパクトなメタルシェル。付属品の充実も魅力的。
「HZSOUND Heart Mirror」のパッケージは引き出し式のボックスで、50ドルほどの製品としては結構しっかりした印象です。付属品などはケースの中に収納されています。ケースは中華イヤホンのマニアの方にはすっかりお馴染みHCKのケース最近のグレーバージョンと同様のものでロゴが「HZSOUND」になっています。「HZSOUND」ではほかにも数多くのケースを販売していますので、HCKのケースもここが供給元かもしれませんね。
パッケージ内容は、イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース(シリコンタイプが2種類、それぞれS/M/Lサイズとウレタンタイプが1ペア)、イヤホンケース、ケースをフックするためのガラビナフック、ケーブル留め、説明書。低価格イヤホンに分類される価格帯としてはなかなか充実していますね。
亜鉛合金製の金属ハウジングは重量感のある作りですが、イヤホン自体が想像以上にコンパクトなため、重さで耳から落ちると言うことはあまりなさそうです。遮音性は一般的でですが装着感は非常に良く、使い勝手の良いイヤホンだと思います。
クローム仕上げのシェルなどデザイン的に意識してそうな「Moondrop KXXS」と比較すると「HZSOUND Heart Mirror」のコンパクトさは一目瞭然で、ふたまわりほど小さく感じます。またシェルの背面部分の形状はfinal製のイヤホンも多少意識してるのかも、という意匠ですね。
付属ケーブルは銀メッキ線仕様のOFCケーブルでこの価格帯のイヤホンの付属品としてはかなり質感も良く、取り回しも良好です。プラグや分岐部分もクロームメッキ仕上げの金属製となっており、価格以上の高級感があります。本体側は僅かに窪みがありますが非常に浅く、リケーブルはCIEM 2pinのほか中華2pinタイプのケーブルでも問題なく使用できます。
また、イヤーピースは白色タイプが標準タイプ、ソニーっぽい黒色タイプは高域を少し抑えて低域をやや厚くするタイプになります。ただできればよりフィット感を高めつつよりダイレクトにサウンドを楽しむ事ができるイヤピースへの交換がお勧めです。例によってよって定番のJVC「スパイラルドット」やAcoustuneの「AET07」、AZLA「SednaEarfit Light」「SednaEarfit Light Short」など開口部の大きいイヤーピースがお勧めです。
■ CNTらしい明瞭感と力強さに加えて、適度に柔らかく透明感のあるサウンド。
「HZSOUND Heart Mirror」の音質傾向は中高域寄りのフラット方向のサウンド。カーボンナノチューブ振動版のシングル構成ということもあり、開封直後はすこし派手めに鳴りますがエージングにより多少落ち着く印象となります。カーボンナノチューブ振動版らしく解像度は高く、明るく透明感のあるサウンドで、伸びの良い高域と見通しの良い中音域、スッキリとした低域が非常に心地良く感じます。フラット寄りで透明感のあるサウンドというと、同様なクローム仕上げのメタルシェルが印象的な「Moondrop KXXS」を思い浮かべますが、数分の1の価格の「HZSOUND Heart Mirror」はドライバーの違いから多少硬質でエッジがあるものの、十分な解像感と音場の広さ、そしてスッキリとしつつ自然なつながりの良さがあり、「かなり良い線をいっている」完成度だと感じます。
また、インピーダンス32Ω、感度106dB/mWと比較的鳴らしやすいのも魅力ですね。とはいえ、やはりポータブルアンプを経由させるなどある程度しっかり鳴らすことでより光沢のある出音となり、解像感とともに音場を感じやすくなります。また情報量の多いケーブルへのリケーブルやバランス化も有効な方法だと思います。
「HZSOUND Heart Mirror」では標準で3種類のイヤーピースが付属しており、それぞれの傾向がサイトには記載されています。実際イヤーピースによる影響は比較的感じやすく、個人的には付属の白のイヤーピースはあまり良い印象を持ちませんでした。いっぽう黒色の方はよりボーカルや中低域の厚みを感じやすくなりました。ただ、私の場合耳穴が小さくSサイズのイヤーピースを合せていますが、通常のMサイズやLサイズでは特に白色タイプの印象は変わりそうです。この辺はフィット感に関わる部分で、耳に合う/合わないにより多少印象が異なる場合もあるため、自分の耳にあった市販のイヤーピースを色々試してみるのも良いと思います。
「HZSOUND Heart Mirror」の高域は、明瞭感がありつつ見通しの良い自然な音を鳴らします。同価格帯のカーボンナノチューブ振動版ドライバーを搭載した製品では「BLON BL-03」をはじめ中華イヤホン的な派手さのあるドンシャリ傾向のチューニングが多くありますが、「HZSOUND Heart Mirror」は高い解像感や伸びの良さを感じつつ、鮮やかで透明感のある音を鳴らしてくれます。比較的主張の強い高音ですが、刺さりなどの刺激は個人的には許容範囲で、さらに数十時間のエージングにより全体的に落ち着いたバランスとなり相対的に聴きやすいレベルになるようです。それでも多少気になる方は付属の黒色イヤーピースを合せてみるのも良いと思います。
中音域は非常にニュートラルで透明感のある伸びの良いサウンドです。ボーカル帯域は解像度が高く分離にも優れていますが、適度な柔らかさと温かさがあり自然な印象です。近い印象の「Moondrop KXXS」の独特の自然な柔らかさとは明らかに異質ですが、この価格帯のイヤホンとしてはかなりレベルの高い仕上がりだと思います。音場は適度な広がりがありボーカルは自然な位置で定位します。女性ボーカルの抜けも良く、余韻も含めて聴かせてくれます。またある程度駆動力のある再生環境ではより光沢のあるサウンドになり、ややスッキリ目の男性ボーカルの低音などにも厚みが増すのが分ります。
低域はスッキリとした印象ながら自然な広がりのある音を鳴らします。曲によっては相対的には少なめに感じる場合もありますが実際には十分な量感があり、ミッドベースは過度に広がらず深みのある響きがとても心地良く感じます。ドライバー自体はとても素直な出音のため、やはり音源の音をありのままに鳴らしてくれている印象です。重低音も解像度が高く濃密で、沈み込みも深く音数の多い曲でもしっかり捉えてくれる印象。また、付属ケーブルおよび付属イヤーピースを交換することでよりポテンシャルを引き出すことが可能です。
ポップスやロック等のボーカル曲も非常に素直な音で心地良く感じますが、やはりアコースティックな音源と相性が良く聴き応えがあります。演奏の表現力も高いのでインストゥルメンタルも良いですね。またジャズやクラシックもこの価格帯のイヤホンとしてはかなり良い感じに再生してくれます。いっぽうパワフルな低域やエッジの効いたサウンドを好まれる方も悪くはないと思いますが多少柔らかく感じるかもしれませんね。
また付属のケーブルは見た目も良く音質的にもバランスが良いとは思いますが、「HZSOUND Heart Mirror」もリケーブルでは結構わかりやすい変化を実感できます。特に相性の良さを感じたのは「YYX4859」や「NICEHCK GCT4」などのOFHC線ケーブル。イヤホンの音質傾向を活かし、情報量を大幅に底上げしつつ全体的に見通しをよくするタイプのケーブルで全体的な解像感とともに主張がアップし、特に高域のキレの良さと低域の厚みや密度についてはわかりやすい変化があります。全体的に「濃い音」となり、より聴き応えが増すのではと思います。
というわけで、「HZSOUND Heart Mirror」は見た目的にも「なんちゃってKXXS」のひとつかな、と思いましたが、カーボンナノチューブドライバーらしい多少主張の強さやメリハリの強さはあるものの「音質的にもかなり本格的に作り込まれたイヤホン」だったのが驚きでした。もちろん透明感や全体的な完成度の高さでは数百ドルクラスの製品とは差がありますが、例えば「KXXS 」との比較でもリケーブルでの変化によりキレの良さなどは「HZSOUND Heart Mirror」のほうが実感しやすく、50ドル程度の価格設定を考えると非常にコストパフォーマンスの高い本当に「お買得」なイヤホンだと思います。現在はアマゾンでも中国からの発送となるようですが、興味があれば是非とも挑戦してみていただきたいおすすめできるイヤホンだと感じました。
また付属のケーブルは見た目も良く音質的にもバランスが良いとは思いますが、「HZSOUND Heart Mirror」もリケーブルでは結構わかりやすい変化を実感できます。特に相性の良さを感じたのは「YYX4859」や「NICEHCK GCT4」などのOFHC線ケーブル。イヤホンの音質傾向を活かし、情報量を大幅に底上げしつつ全体的に見通しをよくするタイプのケーブルで全体的な解像感とともに主張がアップし、特に高域のキレの良さと低域の厚みや密度についてはわかりやすい変化があります。全体的に「濃い音」となり、より聴き応えが増すのではと思います。
というわけで、「HZSOUND Heart Mirror」は見た目的にも「なんちゃってKXXS」のひとつかな、と思いましたが、カーボンナノチューブドライバーらしい多少主張の強さやメリハリの強さはあるものの「音質的にもかなり本格的に作り込まれたイヤホン」だったのが驚きでした。もちろん透明感や全体的な完成度の高さでは数百ドルクラスの製品とは差がありますが、例えば「KXXS 」との比較でもリケーブルでの変化によりキレの良さなどは「HZSOUND Heart Mirror」のほうが実感しやすく、50ドル程度の価格設定を考えると非常にコストパフォーマンスの高い本当に「お買得」なイヤホンだと思います。現在はアマゾンでも中国からの発送となるようですが、興味があれば是非とも挑戦してみていただきたいおすすめできるイヤホンだと感じました。