
こんにちは。今回は「See Audio ANOU」です。中国の新しいイヤホンブランド「See Audio」が日本市場に参入するにあたり、日本限定版としてリリースしたのが今回の「ANOU」です。Knowles製バランスド・アーマチュア型(BA)ドライバーを3基搭載した3BA構成で、ベースとなったグローバルモデルの「Yume」(2BA+1DD構成のハイブリッド)と同様のシェル形状を採用しつつ日本向け独自のドライバー構成とチューニングを採用しているのが特徴です。
実際のところは、海外モデルの「Yume」が発売前の段階での仮称が「Anou」で、その当時のフェイスデザインも日本限定版の「See Audio ANOU」と同じだったようです。そして発売前に「Yume」という名称および現在のデザインに変更されたわけですね。ですので海外サイトでは「See Audio Yume (Anou)」みたいな表記も見受けられます。


そうなると日本限定版の「See Audio ANOU」は「Yume」での没デザイン&名称を復活させた?という感じにもなるわけですが、それぞれの製品の発売時期的には「日本限定版のリリースが決定したため、急遽海外モデルのほうのデザイン&名称を変更して出した」というほうがしっくり来るかもしれません。「See Audio ANOU」発売時の各プレスサイトの記載では「日本へのシンパシーが云々」みたいな記載がやたらありますし、経営者の思い入れみたいなものが「ANOU」という名称にあるのかも知れませんね。
「See Audio ANOU」は、高域×1、中音域×1、低域×1とそれぞれの音域ごとにトライバーを割り当てた3BA構成で、ドライバーはすべてKnowles製を使用し、詳細な型番は不明ですが、パッケージには中高域がRAD、低域がEDという記載があります。
ちなみに、もともと2BA+1DDのハイブリッド構成の「Yume」があるところで、何故日本向けを3BA構成のの「See Audio ANOU」にしたのだろうとも思うわけですが、最近増えているハイブリッド構成より3BA構成のほうが、この価格帯では確かにウケは良さそうな気がします。しかし、それと以上に日本のマニアが海外とは多少嗜好が違いうというのもありそうですね。確かに海外のレビューを見ると日本より低域が強めの製品が好感される傾向が強いらしく、高・中・低の各音域を担う3ドライバー構成で低域をよりパワフルなダイナミックドライバーにする「2BA+1DD」構成はそれぞれのドライバー特性を考慮した、とても理にかなった組み合わせだといえます。しかし日本では低域よりボーカル帯域、特に女性ボーカルやピアノなどの音域が映えるような中高域が綺麗なイヤホンが好感されるため、「See Audio ANOU」の構成は日本向けとして、やはり理にかなっていると思います。それでも既に海外で高い評価を得ている「Yume」とは異なる製品をいきなり投入する、というのは、想いの強さとともに製品に対する自信の現れかな、とも感じますね(^^)。
「See Audio ANOU」の価格は24,990円。初回販売分は早々に完売したようで、次回は4月中旬~下旬のようです。
楽天市場(検索結果): See Audio ANOU
■ 見る角度によって輝きが変わる美しいシェルデザイン。コンパクトで装着性も良好。
「See Audio ANOU」のパッケージは「Yume」のパッケージと同様に同社キャラクターが描かれたデザインですが、左側に富士山が描かれるなど「日本向け」を意識したデザインに変更されています。また製品名の下にも「日本限定版」と記載されていますね。パッケージ背面には製品コンセプトや内容が日本語で説明されていますが、個人的には f値グラフの「Yume」との違いに注目したいところです。


パッケージ内容は、イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース(2種類、それぞれXS/S/M/Lサイズ)、ハードケース、保証書、キャラクターのシールなど。イヤーピースにXSサイズも同梱されているのは結構珍しいですね。個人的には非常に有り難いです。


シェルはブラックのレジン製で内蔵されているドライバーが僅かに透けて見えます。ステムのずるは金属製です。フェイス部分は光沢のあるカラフルな装飾されており、見る角度によって色が変化して見える綺麗な輝きがあります。


シェルサイズは比較的コンパクトで耳にフィットする形状。実際に装着してみると、同様な形状の他のイヤホンよりステムノズルを耳奥までしっかりと装着する印象です。イヤーピースが標準でひとまわり小さいXSサイズも同梱されているのもそのためかも知れませんね。


「See Audio ANOU」のドライバー構成は3BAですべてKnowles製を採用しているとのことですが、実際に搭載ドライバーを確認してみると、高域用が「RAD-33518」、中音域に「ED-29689」、低域で「CI-22955」の各BAユニットを確認できました。低域用の「CI-22955」や中音域の「ED-29689」はマルチBAイヤホンでは定番のユニットですし、「RAD-33518」も中華系ハイブリッドで最近頻繁に採用されている、どれも非常にメジャーなユニットですね。「See Audio ANOU」と同一構成の製品は他には非常に少ないものの(「MaGasosi X3」など)、「RAD-33518」は定番ツィーターの「WBFK-30095」と内部的には同じ仕様という話もあり、Knowles製ユニットによる3BA構成としては手堅い組み合わせと言えるでしょう。


付属するケーブルは5N OCC線を使用した撚り線ケーブルで取り回しも良く使いやすい印象。コネクタは0.78mmの中華2pin仕様で、中華2pinおよびCIEM 2pin仕様のケーブルでのリケーブルが可能です。イヤーピースは硬さと開口部の大きさの異なる2種類のイヤーピースが付属します。特にグレーのXSサイズはかなり珍しいイヤーピースですね。装着性、遮音性ともに良好ですが、よりフィット感を高めるため定番のJVC「スパイラルドット」やAcoustune「AET07」などを組み合わせるのも良いと思います。


ケースは円形の金属製のもの。密閉度が高く丈夫なのが良いですね。このタイプのハードケースを採用するメーカーもちらほらあり、個人的にはケースのサイズにあわせてまとめて収納しているので、結構重宝したりします。また同社のキャラクターのシールなども色々付属しています。ところで、こういうのって、使うことあるんですか?(素朴な疑問)。
■ フラット寄りの傾向ながら美しい音色と絶妙な空間表現で魅了させるリスニングサウンド
「See Audio ANOU」の音質傾向はほぼフラットで上から下までスムーズで明瞭かつ非常にバランスの良い印象です。ひとことで言うと、美音系の非常に瑞々しいサウンドですね。またボーカル帯域がややカマボコ気味に感じる印象もあります。
グローバル仕様のハイブリッドモデルである「Yume」のほうは、いわゆるハーマン・ターゲットモデルをベースとした傾向のようですが、あえてそのサウンドバランスを大きく変えて日本向けにデザインされた「See Audio ANOU」のサウンドもやはり正解だったようです。
癖のないニュートラルな傾向で様々な曲をジャンルを問わず楽しめ、非常に精細な音を鳴らす丁寧さがあります。さらに再生環境に合わせてより質の高いサウンドを楽しめるポテンシャルの高さも持っています。駆動力のあるDAPやポータブルアンプでは1音1音の瑞々しさがより向上し力強い躍動感も感じさせます。それぞれの楽器の音がとても綺麗で定位を捉えやすい空間表現があり、自然な位置で再生されるボーカル帯域もとても伸びやかで適度な主張を持ったエネルギーがあります。聴き応えのある音場表現や演奏の粒立ち感など、フラット寄りながらモニターサウンドとは全く異なる、質の高い美音系リスニングイヤホンとして仕上がっています。
「See Audio ANOU」の高域は、透明感の高い自然な印象で、スッキリしつつ過度に強調しない音を鳴らします。細かい音を綺麗に表現する繊細さと適度や煌びやかと心地良い余韻があります。マルチBAイヤホンらしい硬質さもありますが刺さる音はコントロールされ聴きやすいバランスにまとめられています。
中音域は癖のないあるがままの音を鳴らしつつ、しっかりした主張があり明瞭さとともに光沢のあるサウンドを絶妙な音場感で楽しむことが出来ます。傾向としてはややカマボコ寄りに感じるバランスですが、高い解像感と分離感があり、ストリングスの鳴りの良さなど演奏の質の良さはこのクラスのイヤホンとしては特筆すべきものでしょう。3BA構成で同様の質の高いイヤホンの「SIMGOT EK3」はボーカル帯域を中心とした音像表現が美しいイヤホンでしたが、「See Audio ANOU」はより中音域全体にわたって見通しが良く、ナチュラルな空間表現のなかで非常に美しい音を鳴らしてくれる印象です。
「See Audio ANOU」ではボーカル帯域は自然な距離感で再生環境によっては少し遠く感じる場合もありますが、駆動力のある環境やリケーブルによりボーカルの存在感がぐっと増し、音場感を損なうこと無くよりエネルギッシュなサウンドを楽しめます。
低域はフラット方向のバランスのためドンシャリ傾向のイヤホンと比べるとやや少なめに感じるかもしれませんが、十分な存在感があり、タイトで締まりの良い音を小気味よく鳴らしてくれます。重低音の沈み込みも思ったより深く解像度は高い印象。明瞭でスピード感がある低音ですがいっぽうで硬すぎず、中高域とのバランスがとれた質の良い音です。
ジャンル的に得手不得手はほとんど無く、あらゆるジャンルの曲を楽しめる完成度の高いイヤホンだと思います。この価格帯としては、間違いなく多くの方にお勧めできる製品ですね。ただ、よりモニター的なサウンドを希望される場合や、キレの良さ、ソリッド感を楽しみたい方には、多少リスニング寄りすぎるというかもう少しクールなイヤホンが良いと思うかもしれません。またボーカルの存在感をより向上させたいと感じた場合は、より駆動力のあるDAPやアンプを利用したり、情報量が多くイヤホンの特性をより高めるタイプのケーブルにリケーブルを試してみるのもお勧めです。ミックス線では「NICEHCK C24-2」や「JSHiFi GYT8」など、高純度銅線では「NICEHCK BROCC」「LINSOUL Euphrosyne」などの質の高いリッツ線ケーブルなどが相性が良さそうですね。
というわけで、個人的には、同時期にいろいろ買ってみたイヤホンのひとつだったのですが、思いのほか完成度が高く、非常に気に入った製品のひとつとなりました。こうなると海外で販売される2BA+1DDハイブリッド構成の「See Audio Yume」のほうもとても気になってきました。こちらは日本では未発売ですがHiFiGOなどで購入することができるため、どこかのタイミングで入手してもよいかなと思っています(とりあえず、いろいろイヤホンを買いすぎたので、ちょっと落ち着いてから、ということで^^;)。


そうなると日本限定版の「See Audio ANOU」は「Yume」での没デザイン&名称を復活させた?という感じにもなるわけですが、それぞれの製品の発売時期的には「日本限定版のリリースが決定したため、急遽海外モデルのほうのデザイン&名称を変更して出した」というほうがしっくり来るかもしれません。「See Audio ANOU」発売時の各プレスサイトの記載では「日本へのシンパシーが云々」みたいな記載がやたらありますし、経営者の思い入れみたいなものが「ANOU」という名称にあるのかも知れませんね。
「See Audio ANOU」は、高域×1、中音域×1、低域×1とそれぞれの音域ごとにトライバーを割り当てた3BA構成で、ドライバーはすべてKnowles製を使用し、詳細な型番は不明ですが、パッケージには中高域がRAD、低域がEDという記載があります。
ちなみに、もともと2BA+1DDのハイブリッド構成の「Yume」があるところで、何故日本向けを3BA構成のの「See Audio ANOU」にしたのだろうとも思うわけですが、最近増えているハイブリッド構成より3BA構成のほうが、この価格帯では確かにウケは良さそうな気がします。しかし、それと以上に日本のマニアが海外とは多少嗜好が違いうというのもありそうですね。確かに海外のレビューを見ると日本より低域が強めの製品が好感される傾向が強いらしく、高・中・低の各音域を担う3ドライバー構成で低域をよりパワフルなダイナミックドライバーにする「2BA+1DD」構成はそれぞれのドライバー特性を考慮した、とても理にかなった組み合わせだといえます。しかし日本では低域よりボーカル帯域、特に女性ボーカルやピアノなどの音域が映えるような中高域が綺麗なイヤホンが好感されるため、「See Audio ANOU」の構成は日本向けとして、やはり理にかなっていると思います。それでも既に海外で高い評価を得ている「Yume」とは異なる製品をいきなり投入する、というのは、想いの強さとともに製品に対する自信の現れかな、とも感じますね(^^)。「See Audio ANOU」の価格は24,990円。初回販売分は早々に完売したようで、次回は4月中旬~下旬のようです。
楽天市場(検索結果): See Audio ANOU
■ 見る角度によって輝きが変わる美しいシェルデザイン。コンパクトで装着性も良好。
「See Audio ANOU」のパッケージは「Yume」のパッケージと同様に同社キャラクターが描かれたデザインですが、左側に富士山が描かれるなど「日本向け」を意識したデザインに変更されています。また製品名の下にも「日本限定版」と記載されていますね。パッケージ背面には製品コンセプトや内容が日本語で説明されていますが、個人的には f値グラフの「Yume」との違いに注目したいところです。


パッケージ内容は、イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース(2種類、それぞれXS/S/M/Lサイズ)、ハードケース、保証書、キャラクターのシールなど。イヤーピースにXSサイズも同梱されているのは結構珍しいですね。個人的には非常に有り難いです。


シェルはブラックのレジン製で内蔵されているドライバーが僅かに透けて見えます。ステムのずるは金属製です。フェイス部分は光沢のあるカラフルな装飾されており、見る角度によって色が変化して見える綺麗な輝きがあります。


シェルサイズは比較的コンパクトで耳にフィットする形状。実際に装着してみると、同様な形状の他のイヤホンよりステムノズルを耳奥までしっかりと装着する印象です。イヤーピースが標準でひとまわり小さいXSサイズも同梱されているのもそのためかも知れませんね。


「See Audio ANOU」のドライバー構成は3BAですべてKnowles製を採用しているとのことですが、実際に搭載ドライバーを確認してみると、高域用が「RAD-33518」、中音域に「ED-29689」、低域で「CI-22955」の各BAユニットを確認できました。低域用の「CI-22955」や中音域の「ED-29689」はマルチBAイヤホンでは定番のユニットですし、「RAD-33518」も中華系ハイブリッドで最近頻繁に採用されている、どれも非常にメジャーなユニットですね。「See Audio ANOU」と同一構成の製品は他には非常に少ないものの(「MaGasosi X3」など)、「RAD-33518」は定番ツィーターの「WBFK-30095」と内部的には同じ仕様という話もあり、Knowles製ユニットによる3BA構成としては手堅い組み合わせと言えるでしょう。


付属するケーブルは5N OCC線を使用した撚り線ケーブルで取り回しも良く使いやすい印象。コネクタは0.78mmの中華2pin仕様で、中華2pinおよびCIEM 2pin仕様のケーブルでのリケーブルが可能です。イヤーピースは硬さと開口部の大きさの異なる2種類のイヤーピースが付属します。特にグレーのXSサイズはかなり珍しいイヤーピースですね。装着性、遮音性ともに良好ですが、よりフィット感を高めるため定番のJVC「スパイラルドット」やAcoustune「AET07」などを組み合わせるのも良いと思います。


ケースは円形の金属製のもの。密閉度が高く丈夫なのが良いですね。このタイプのハードケースを採用するメーカーもちらほらあり、個人的にはケースのサイズにあわせてまとめて収納しているので、結構重宝したりします。また同社のキャラクターのシールなども色々付属しています。ところで、こういうのって、使うことあるんですか?(素朴な疑問)。
■ フラット寄りの傾向ながら美しい音色と絶妙な空間表現で魅了させるリスニングサウンド
「See Audio ANOU」の音質傾向はほぼフラットで上から下までスムーズで明瞭かつ非常にバランスの良い印象です。ひとことで言うと、美音系の非常に瑞々しいサウンドですね。またボーカル帯域がややカマボコ気味に感じる印象もあります。
グローバル仕様のハイブリッドモデルである「Yume」のほうは、いわゆるハーマン・ターゲットモデルをベースとした傾向のようですが、あえてそのサウンドバランスを大きく変えて日本向けにデザインされた「See Audio ANOU」のサウンドもやはり正解だったようです。
癖のないニュートラルな傾向で様々な曲をジャンルを問わず楽しめ、非常に精細な音を鳴らす丁寧さがあります。さらに再生環境に合わせてより質の高いサウンドを楽しめるポテンシャルの高さも持っています。駆動力のあるDAPやポータブルアンプでは1音1音の瑞々しさがより向上し力強い躍動感も感じさせます。それぞれの楽器の音がとても綺麗で定位を捉えやすい空間表現があり、自然な位置で再生されるボーカル帯域もとても伸びやかで適度な主張を持ったエネルギーがあります。聴き応えのある音場表現や演奏の粒立ち感など、フラット寄りながらモニターサウンドとは全く異なる、質の高い美音系リスニングイヤホンとして仕上がっています。「See Audio ANOU」の高域は、透明感の高い自然な印象で、スッキリしつつ過度に強調しない音を鳴らします。細かい音を綺麗に表現する繊細さと適度や煌びやかと心地良い余韻があります。マルチBAイヤホンらしい硬質さもありますが刺さる音はコントロールされ聴きやすいバランスにまとめられています。
中音域は癖のないあるがままの音を鳴らしつつ、しっかりした主張があり明瞭さとともに光沢のあるサウンドを絶妙な音場感で楽しむことが出来ます。傾向としてはややカマボコ寄りに感じるバランスですが、高い解像感と分離感があり、ストリングスの鳴りの良さなど演奏の質の良さはこのクラスのイヤホンとしては特筆すべきものでしょう。3BA構成で同様の質の高いイヤホンの「SIMGOT EK3」はボーカル帯域を中心とした音像表現が美しいイヤホンでしたが、「See Audio ANOU」はより中音域全体にわたって見通しが良く、ナチュラルな空間表現のなかで非常に美しい音を鳴らしてくれる印象です。「See Audio ANOU」ではボーカル帯域は自然な距離感で再生環境によっては少し遠く感じる場合もありますが、駆動力のある環境やリケーブルによりボーカルの存在感がぐっと増し、音場感を損なうこと無くよりエネルギッシュなサウンドを楽しめます。
低域はフラット方向のバランスのためドンシャリ傾向のイヤホンと比べるとやや少なめに感じるかもしれませんが、十分な存在感があり、タイトで締まりの良い音を小気味よく鳴らしてくれます。重低音の沈み込みも思ったより深く解像度は高い印象。明瞭でスピード感がある低音ですがいっぽうで硬すぎず、中高域とのバランスがとれた質の良い音です。
ジャンル的に得手不得手はほとんど無く、あらゆるジャンルの曲を楽しめる完成度の高いイヤホンだと思います。この価格帯としては、間違いなく多くの方にお勧めできる製品ですね。ただ、よりモニター的なサウンドを希望される場合や、キレの良さ、ソリッド感を楽しみたい方には、多少リスニング寄りすぎるというかもう少しクールなイヤホンが良いと思うかもしれません。またボーカルの存在感をより向上させたいと感じた場合は、より駆動力のあるDAPやアンプを利用したり、情報量が多くイヤホンの特性をより高めるタイプのケーブルにリケーブルを試してみるのもお勧めです。ミックス線では「NICEHCK C24-2」や「JSHiFi GYT8」など、高純度銅線では「NICEHCK BROCC」「LINSOUL Euphrosyne」などの質の高いリッツ線ケーブルなどが相性が良さそうですね。というわけで、個人的には、同時期にいろいろ買ってみたイヤホンのひとつだったのですが、思いのほか完成度が高く、非常に気に入った製品のひとつとなりました。こうなると海外で販売される2BA+1DDハイブリッド構成の「See Audio Yume」のほうもとても気になってきました。こちらは日本では未発売ですがHiFiGOなどで購入することができるため、どこかのタイミングで入手してもよいかなと思っています(とりあえず、いろいろイヤホンを買いすぎたので、ちょっと落ち着いてから、ということで^^;)。









この記事のanou(間もなく届きます)の4.4mmのリケーブルと、あとsummerの同じくリケーブルで、それぞれ何かおすすめはありますでしょうか。amazonで1本あたり1万円弱から1万円前半が予算になります。ちなみにですが、summerのバランス化に関しては、手元にあったSounds GoodのWhiteSnakeを試してみたのですが、私の耳と今の環境ではそこまでの変化を実感することができず、付属の3.5mmに戻してしまいました。過去の数少ない経験ですと、FinalのE4000をNobunagaの景光Sでバランス化した時に好ましい大きな変化があって期待し過ぎたのかもしれまんが、Summerに関しては、ほんの少しの刺さりが解消されて、ほんの少し解像度が上がれば嬉しいかなあという程度の表現しか今のところできません。すみません。
茫漠とした初心者の聞き方で、また既にブログで書かれてることとも重複する質問で、失礼になるかもしれませんが、何かアドバイスがあれば是非教えていただけないでしょうか。anouとの組み合わせでは、こちらで既に紹介されているものでは、「LINSOUL Euphrosyne」が第一候補になっています。