
※2022年9月25日 FiiO K9 Pro LTDをメイン環境に追加しました。
※2021年8月15日 一部写真を追加しました。
※2021年10月26日 DAP等を追記しました。
こんにちは。今回はちょっとした雑記です。私の現在の再生環境についてです。
TwitterではDAPやアンプなどもときどき購入&到着ツイートをしていますが、それ以上にイヤホンを買っている関係もあって(汗)、以前のように都度レビューを掲載する余裕がなかったりしています。
そこで、とりあえずですが現在私がレビュー用で使用している再生環境について簡単に紹介します。
普段私は数種類のDAPおよびポータブルアンプ等でリスニングを行い、レビュー時には据置き環境で試したりします。ただできるだけイヤホンそのものの特性が分かりやすいように味付けの無い機種を選んでいます。私自身は東京都内と福井県の二拠点で生活をしていますが、大半は仕事環境がある東京都内にいることが多く、レビュー環境も都内(台東区内の某マンションの一室)に置いてあります。また秋葉原も比較的近いため、仕事の合間などに時折顔を出していろいろ試聴したりもしています。DAPなどは常に最新機種を買い揃えたり、凄いハイエンド機を使うと言うよりは、傾向ごとに必ず数種類を使い分けてさまざまな環境で確認するようにしています。
レビュー用のPCおよびMac、スマートフォン環境について(2022年9月現在)
主にUSB-DAC等を使用するPC及びMacおよびスマートフォンは以下の通り。
Mac① 「MacBook Pro」(Intel最終型/2019/2.8GHz Core i7 / 16GB / 1TB)
Mac② 「Mac mini / Thunderbolt Display」(2021 / M1 / 8GB / 1TB / Ext 2TB SSD)
PC ① 「Windows Desktop PC」(Core i5-1140/RTX3060/ 32GB/ Windows 11 Pro)
PC ② 「Windowsノート(仕事用)」 (Core i7/16GB/512GB/Windows 11 Pro)
※プレーヤーソフト Audirvana、foobar2000、Apple Music、Amazon Music、ほか
スマホ① 「SONY XPERIA 1 III」
スマホ② 「iPhone 12 Pro 256GB」
外出先、カフェなどでレビューを書く際はIntel時代の「MacBook Pro」をメインで使用しています。東京の仕事部屋ではオーディオ及び趣味用にWindows 11デスクトップをメインで使用していますので、以下のUSB-DACなどはこちらにつなげることが多いです。またM1 Mac miniも通常は主にPhotoshopマシンですがストリーミング系(「Apple Music」や「Amazon Music」など)はMacを使用することが多いですね。スマートフォンはレビュー内でも記載の通り適時使い分けています。
■ エージングの方法について
ときどきエージングの方法についての質問を受けます。過去にはiPod TouchでApple Musicのロングプレイリストをランダムかつエンドレスで流し続け、それを分岐したコネクタからイヤホンにつないでエージングさせる方法を長らく行っていましたが、2021年に専用のエージングマシンを購入し、以降はこの装置をロッカーの奥において使用しています。
購入したエージングマシンは「EveningStar BURN-IN A1」という製品でNICEHCKにて購入。現在はアマゾンでもLINSOUL-JPから購入できます。
→ AliExpress(NiceHCK Audio Store): EveningStar BURN-IN A1


この装置はイヤホンやヘッドホンを2.5mmや4.4mmを含めると同時に5台くらい鳴らすことができるため一斉にエージングすることも結構あります。そういうときはエージング中のイヤホンからのわずかな音漏れも共鳴などもあってわりと気になるレベルの騒音になるため、本体を防音材で覆い、さらにケースに入れてロッカーも閉めておくことでエージング中の騒音対策をしていたりもします(^^;)。
【追記】メインDAC(レビュー時)「FiiO K9 Pro LTD」(AK4499版)
以前は昼間にカフェなどでレビューを仕上げることも多かったのですが、結構仕事が立て込むことが増えたため、最近は夜中の落ち着いた時間帯にのんびりとレビューを仕上げることも増えてきました。そのため据置き環境のほうが便利なことも多いため、どうせなら、ということで、ちょうど状態の良い「FiiO K9 Pro LTD」があったため購入しました。


ヘッドホンアンプとしてハイゲインでは十分なパワーはあるのですが、「Sabaj D5」のように高出力でぶん回す感じでは無く滑らかにゲインを上げていくのでより細かい音量調整ができて良いですね。イヤホンは主にミッドゲインで使用。ローは高感度IEM用で十分に使えます。感度の高いイヤホンからハイインピーダンスのヘッドホンまで幅広く利用でき非常に情報量の多い音を鳴らしてくれるので、イヤホンおよびヘッドホンの実力を知る上では非常に役に立ちますね。


再生環境の違いを確認するため、以下の従来の環境もこれまで同様に使用しながら、今後しばらくはレビューを仕上げるときの環境として活躍していくと思います。
①メインDAP 「Shanling M6 Pro」(AK4497版) / 「Cayin N6ⅱ/A01」
「Shanling M6 Pro」は昨年から私のメインのDAPです。購入したのは2020年5月みたいです。
利用はレビュー用のリスニング、店頭での試聴、新幹線移動時の主要なリスニング環境など。いわゆる「Shanling」らしい元気のある音ですが、このモデルは比較的癖が無いのが特徴的です。またFiiOの「M11」シリーズや「M15」同様に3.5mm、4.4mm、2.5mmの3種類のプラグが使えるのも便利ですね。レビュー用としては「Single DAC/Dual DAC」「Low/High/Turbo」の2×3種類の出力モードが選べるため、バランス/アンバランスと合わせて音の変化を確認しやすいのが助かります。特にTurboモードは店頭試聴で鳴りにくい製品を試すときには便利です。その後、結局「Shanling M8」はスキップしたので次は「Shanling M9」でいよいよハイエンドに突入かも(笑)。まあ買ってもレビューで使うかどうかは傾向次第、ではありますね。


とゆわけでShanling M6 Pro をお迎えしました(*´▽`*)。なんとかShanling兄弟に6も加えられました。これでM7出るまで戦えますね(笑 pic.twitter.com/BPJibgnS69
— bisonicr (@bisonicr) May 15, 2020
(追記)また、「Cayin N6ⅱ/A01」もメインDAPに増えて、いちおう2台体制になりました。最近、N6ⅱも「N6ⅱ-Ti R-2R」とかつよつよなモデルが追加されたり、FiiOもM15以外にもM11 Pro系のスペシャルモデルが増えたりで最近10万円級DAPの定番だった「Cayin N6ⅱ」も手頃な中古が出回り出しましたね。というわけで、外装に多少キズのある「Cayin N6ⅱ/A01」を格安で入手できたので、レビュー用DAPに追加しました。とりあえずはA01を使用していますがAK4497が2台なのでE02とかに変えようかなとも思っています。
先日格安のCayin N6ⅱを拾ったので、メインDAPがShanling M6 Proと併せてこっそり2台体制になっていたりします。しばらくはA01のままで行こうと思いますが、たぶんすぐ変えそう(^_^; pic.twitter.com/WKwECQdgxr
— bisonicr (@bisonicr) October 26, 2021
そしてiBasso DX220も結局購入しました。DX240でAMPユニットの流用を期待したのですが、ちょっとイメージしていたのと違ったので、こりゃ待ってても仕方ないなと思いました。DX220は「AMP3」「AMP8」「AMP9」を組み合わせて、そしてもともと持ってたDX150に「AMP1 mk2」(DX220付属)を流用して使い分ける事にしました。
いよいよ本格的に価格が下がってきたので今更ですが中古のDX220買いました。
— bisonicr (@bisonicr) February 2, 2022
手持ちのAMP3/AMP8/AMP9を活かすなら結局220かなと思った次第(もともと付いてたAMP1mk2はDX150で)。 pic.twitter.com/KDyUGkoq2Z
②「xDuoo XD05 Bal」
最近購入した「全部入り」ポータブルアンプです。コレのおかけでDAPの購入意欲が一気に無くなったと言っても良い機種。非常に万能選手のためレビューでも主力で使っています。えげつない駆動力でかなり鳴らしにくいイヤホンでもローゲインで鳴らせる化け物(褒め言葉)。でもノイズも非常に少ない。レビューの際はUSB-DACとしてトランスポーターにiPhone(Apple Music、Amazon Music HD)、DAP(Shanling M6 ProまたはM5s)を接続して使用します。反応の良いイヤホンでは本体側よりトランスポーター側である程度出力を絞ります。
またリスニング時はBluetoothでAndroid端末からLDAC接続することも多いです。「Shanling M6 Pro」より遙かに高い駆動力をもちつつ、より素直な出力のためイヤホンの傾向が分かりやすいのが良いですね。


xDuoo XD05 Bal です。Dual ES9038Q2M、バランス対応、Bluetooth各種コーデック対応、オペアンプ交換可能(標準ではOPA1612A×2)、各種ケーブル付属。非常に解像度が高くクリアで余裕のある鳴り。XP-2Proと比べてもデカくて重いですが最強感あります。これで良いよ、という完成度。買って正解でした(^^ pic.twitter.com/t1ors75ZGw
— bisonicr (@bisonicr) May 21, 2021
③据置き環境(Sabaj D5/SMSL M200+SP200/TOPPING D50+A50sほか)
レビューを書くシチュエーションとしては、「(1)カフェで仕事の合間に」、「(2)夜中に部屋で」、というの2つのパターンが大半を占めます。「(1)カフェで仕事の合間に」の場合は、上記の「Shanling M6 Pro」や「XD05 Bal」で聴きながら、というパターンになるわけですが、夜中の場合はデスクトップに接続した据置き環境を使用することが多いですね。こちらもいろいろとUSB-DACやアンプなどを買っているわけですが、レビューで使用している環境自体は全然レビューを書いていなかったり(^^;)


現在メインで使用しているのは駆動力が大きい順で、「Sabaj D5」「SMSL M200+SP200」「TOPPING D50+A50s」「iFI nano iDSD BL」といった感じですね。再生環境は「Audirvana」または「foobar 2000」を使用しています。いっぽうで普段使いのリスニング環境は「SMSL M400」ほかこちらも何種類か持っていて、こちらは「Mac mini(M1プロセッサ版)」などと接続しています。


また私の場合レビュー時の「リファレンス」、つまり基準となるイヤホンは設定していませんが、いろいろな種類を立て続けに聴く際はいったん「リセット」する意味でEtymotic Research「ER4SR」や「ER-4S」で聴いてみる、ということは時々あります。長年お世話になっている定番イヤホンです。
なんかTLでER4SRとER-4Sのことを見かけましたが、個人的にはどちらもレビュー書いてる時の必需品(正確にはER-4SのほうはER-4S-Bですが)。絶対持ってた方が良いイヤホンですね。
— bisonicr (@bisonicr) February 19, 2021
元々ノンポリなのに色々聴きすぎて時々引っ張られることもあるので、わりと頻繁にこれで耳をリセットしてたりします(^_^; pic.twitter.com/wIDpVYSZs5
④小型オーディオアダプタ各種とスマートフォン直挿し
上記のメイン環境からの比較用で小型のオーディオアダプタやiPhone純正のLightning-3.5mm変換ケーブル等も使用します。要するに「小型環境」および「スマートフォン直挿し」の比較ですね。オーディオアダプタは最近のノイズの少ないタイプがメインですがたまに以前の製品を使うこともあります。オーディオアダプターはわりとレビューをしていますが、未レビューのものでは「iBasso DC03/DC04」「Shanling UA1」「Shanling UA2」あたりがありますね。


Amazonで購入してたShanling UA2が届きました。何も考えずポチったのですが国内版はLightningケーブル付属なのね。嬉しい誤算。音質面はShanlingらしく期待通りにまとめてきた感じ。この手のものを色々買いまくってる気がしますが(今後も届く予定)、そのうちまとめて比較レビューでもしましょうかね(^^ pic.twitter.com/BicTd6KRiW
— bisonicr (@bisonicr) May 28, 2021
(追記)あとポータブルなオーディオアダプターも最近色々レビューしており、その中でも「Audirect Beam3PLUS」は割と使う頻度が増えそうです。


他にもレビュー予定は無いですが、「Shanling UP5」「PAW Pico」「LUXURY&PRECISION W2」あたりは比較用で結構ちょいちょい使うことになると思います。


⑤「Mojo」「aune BU1」ほかポータブルアンプ、その他DAP、据置きアンプなど。
あと、その他ポータブルアンプ/DACとして「aune BU1」、DAPとしては「Shanling M5s」「FiiO M11」「Astell&Kern AK300」など。どれも以前はメインで使っていたDAPですが、現在は傾向をチェックする目的でレビュー時のみ使い分けています。「Shanling M5s」は「M6 Pro」とほぼ同系統の音なので駆動力の違いによる変化を見るのに良いですね。


無印「FiiO M11」と「AK300」はどちらもさらに駆動力がさがりますが、音の系統がShanlingとは異なるため、同じ曲で聴き分けると違いが出て楽しいので、時々引っ張り出しています。
また最近は使っていませんが、以前は他にも「FiiO X5II+aune B1s」などの組み合わせもレビュー時に聴いていましたね。


いっぽうでリスニング用では「Cayin N3pro」「iBasso DX150+AMP9/AMP8/AMP3」「Mojo(似非MojoPoly化)」「xDuoo XP2 Pro+ポタアン」「Shanling UP4」、据置きでは「LOXJIE P20」や「Sabaj A10h+TOPPING E30」「aune X1S 20th Edition」などいろいろ使っています。
つわけで別のところで再度注文し直したN3Proです。Tubeは個人的にはあったら楽しい程度で、どちらかというとさんざん酷使してるShanling M5sをリプレースできる非泥のサブDAPが欲しいと思ってたのが購入理由。その意味ではN3Proは仕様的にもサイズ的にもうってつけですし、音質的にもほぼ満足です(^^ pic.twitter.com/ofv7ifgQN8
— bisonicr (@bisonicr) September 9, 2020
というわけで、これらの再生環境はいまのところレビュー予定は無いですが、気が向いたら、もう少し詳しく書くかも。また随時アップデートしていきますので、また折を見て掲載していこうと思います(^^;)。