FAQ

「FAQ」(よくある質問への回答; Frequently Asked Questions)ですが内容が長くなりましたので、項目ごとに分割することにしました。今回は主に「イヤホンやケーブル」といった製品についてのご相談についてです。

■ 「FAQ」(コメントいただく前にご覧ください)

コメント欄で多くいただく質問のなかでも以下のような内容については回答を控える場合があります。あらかじめご確認ください。

「FAQ」(よくある質問への回答)を書いてみました。(コメント前にお読みください^^)



今回は主に「イヤホンやケーブル」といった製品についてのご相談についてです。


【Q.】イヤホンやケーブルの印象や評価内容についてのご質問
当然ですがレビューをご覧頂いた上でご質問いただくようにお願いします。最後にリンクしている「ネタ版FAQ」で取り上げていますが、回答が「本文をお読みください」となるケースも結構ありますので・・・。またコメントいただいている記事とは別にレビュー済みの場合もあります(そちらの場合は後述)

あとレビュー本文でもよく触れますが、特に低価格中華イヤホンは「買って試す」が基本です。極端な場合だと2000~3000円程度のイヤホンで悩まれ延々質問される方が時々いらっしゃいますが、そういった方は製品の良し悪し以前にジャンルとして中華イヤホンのようなアイテムは向きません。レビューあくまで「買って試す」ための参考情報であり、個人差のある聴覚情報をレビューだけで判断するのは適切ではありません。

もし初めて中華イヤホンを購入される場合は、ご予算に余裕のある範囲の、できるだけ低価格のもので評価が高く、レビュー内容的に自分に合うものを「買ってみて」ください。それすらも躊躇される方はそもそも中華イヤホンは向きませんので、お近くの店頭で試聴可能な製品を選ぶことが賢明です。
低価格の中華イヤホンを購入された以降は、そのイヤホンでのご自身の感想を基準に、次の製品につながる情報としてレビューを活用していただければと思います。

すでに何種類かの中華イヤホンを持っていている場合、所有されている製品のレビューと、気になっている製品のレビューを読み比べることで、「私の場合の感想の違い」という比較情報を得ることができるので、それをご自身に落とし込むことである程度推測が出来るかも、と、レビューはその程度の利用が適切だと思います。

これらの「前提条件」を踏まえて、「○○と○○の比較」については、「そのイヤホンの音をどれだけ覚えているか」「あまりに的外れでは無いか」などの要素も回答の有無に影響します。すげー忙しいときに全然覚えていない微妙な質問や、回答に窮するような無茶な比較(まず先に個々のレビューとか見て欲しい)みたいなのは、回答が遅れる可能性が高いかもです。


【Q.】ケーブルの組み合わせついてのご質問
あとケーブルの組み合わせについては以前は調べて回答していたのですが、管理者がかなり多忙になってきており、現在は以下のようにしたいと思います。ご了承くださいませ。

【Q.】リケーブルについて(ケーブル選びについて)
コメントでも繰り返し書いていることですが、当然のことながら、リケーブルでは基本的にイヤホン自体が持っている能力を引き出す以上の効果はありません。付属品より情報量の多いケーブルを使用してバランス接続などで、よりS/Nなど分離性やダイナミックレンジの高いDAPを組み合わせることで本来の解像感を引き出す「可能性がある」というのが「リケーブル」の正しい解釈でしょう。私のレビューでもイヤホンの「ポテンシャルを引き出す」という表現を多用しているのはそのためです。
いっぽうで「解説編」でも触れているとおり、ケーブルでの伝送時に「表皮効果」や「近接効果」などにより高域が減衰しやすいなど、ケーブルそれぞれの特徴があります。このような理由もあってケーブルによっては単に情報量の増減だけでなく、「高域がより派手になる」「低域が厚くなる」「メリハリが強くなる」などの「変化」をしやすい特性も出てきます。ただし、これも組み合わせるDAPの駆動力によって変化があるため、「このケーブルに換えればこうなる」というシンプルな回答はありません。基本は利用している環境で「色々試して見る」が基本でしょう。

過去の回答では、今後複数のイヤホンを使い分ける想定であれば、まずは2千円〜3千円程度の低価格の銅線と銀メッキ線のバランスケーブルを用意いただき、まずはそれに変えてみて、好みの変化が得られるのはどちらかを試す、という使い方をお勧めしているケースもあります。これは、銀メッキ線方向の変化でより派手に、とか、より自然に、や、銅線方向でメリハリ重視か解像感・音場重視か、といったように購入したイヤホンで自分の好みに合う方向性を確認し、その内容のレビューのケーブルを「本番用」として試す、というのがより失敗が少ないでしょう。急がば回れです。逆に、安いケーブルでバランスを試したらやっぱり標準ケーブルのアンバランスの音が良かった、という結論も十分にありえます。このようにして、自分の好みを「探す」ほうが「リケーブルの楽しみ」としては「正解」ではないかと思っています。


【Q.】 サイト内でのレビューの探し方(価格帯、メーカー、コネクタ種類別など)
(例)○○円くらいの中華イヤホンを検討しておりレビューを読んでみたい。
→右側に価格帯別のバナーを表示しています。その他「価格帯」「ブランド」「メーカー」などでの検索や絞り込みはこちらの記事を参照してください。
→ 【雑記】 私のブログの「レビュー記事の歩き方」。いろいろな視点で過去レビューを手軽に検索、参照いただくための方法について。
またこの記事の方法では「解説編」に記載の通り、レビューしているイヤホンごとに「コネクタ」と「リケーブル」のタグも付けていますので、リケーブルの種類での絞り込みも可能です。


【Q.】レビューのリクエストについて
リクエストなどのご要望はどこまでお応えできるか分かりませんが参考情報として有り難く拝見させていただいております。Twitterで到着報告していてレビューを掲載していない(積み)イヤホンについてのレビューリクエストを頂くと掲載時期が多少早まるかもしれません(笑)。