
こんにちは。今回は「QCY T1C(2022/Bluetooth 5.1モデル)」です。何世代にもわたってマイナーチェンジを繰り返してきた、いわゆる「低価格TWSの定番機」のひとつで、過去にもいくつかのモデルがあったようです。今回の2022年モデルでは「Bluetooth 5.1」対応と「QCY専用アプリ対応」などが特徴です。また3千円台の低価格で、キャンペーン時にはさらに低価格で購入できるのも魅力ですね。
■ 製品の概要について
「QCY T1C (2022/Bluetooth 5.1モデル)」は中国のワイヤレスイヤホンブランド「QCY」の定番モデルのアップデートバージョンです。基本スペックを押さえつつ、今回Bluetooth 5.1対応による接続性の向上が行われました。またQCYの現行モデルは低価格モデルも含め専用アプリに対応するのも同社の強みといえるでしょう。


ドライバーは6mmサイズのダイナミックドライバーをシングルで搭載。コーデックはSBCとAACをサポート。バッテリ稼働時間は4時間程度でケース込み20時間程度とスペックは基本的。


その他IPX5防水やボタン式のタッチコントロールなどを搭載しています。
「QCY T1C (2022/Bluetooth 5.1モデル)」の購入はアマゾンにて。価格は3,680円です。
Amazon.co.jp(HearVoice_Electronics/QCYストア): QCY T1C
■ パッケージ内容及び機能について
というわけで、私のブログでは2機種目のQCYです。今回はマイナーチェンジモデルと言うことですが、パッケージには「T1C」の型番記載のみで新旧はよくわかりません。ただ仕様でBT5.1と書かれているのが新モデル、という感じかも知れませんね。


「QCY T1C(2022)」のパッケージ内容は本体+ケース、イヤーピース(Mサイズ装着済み+S、Lサイズ)、充電用ケーブル(micro USB)、説明書。ベースが古いモデルなので充電用ケーブルがmicroUSBなのは仕方ないですね。


本体はQCYといえば、という感じで以前からよく知ってるデザインです(^^)。非常にシンプルな形状ですがステムノズルが耳奥までしっかり装着出来るので装着感は結構良いですね。長期間販売されるモデルらしい手堅さがありますね。フェイス部分はタッチセンサーでは無く物理ボタン式でカチッと押し込んで操作するタイプ。実はこちらの方が誤操作が少なくて良いという意見も結構あるみたいです。


ケースはフタなしタイプ。最近では他にはほぼ見かけなくなったタイプですがマグネットでしっかりホールドされるので誤動作はほぼありあません。また結構指の太い私でも取り出しに苦労はないため、使い勝手の上でも問題は少ないでしょう。


ボタン操作は非常にシンプルで機能も最小限に抑えられています。
■ 接続性およびサウンドインプレッション
「QCY T1C(2022)」はBluetooth 5.1対応により多くのデバイスで非常に安定した接続性を実現しているようです。実際にペアリングし利用したところ、混雑した地下鉄などでも安定した接続を確認出来ました。ノイズキャンセリングなどは搭載していませんが遮音性などについても音楽再生時は実用レベルと思います。
そして専用の「QCYアプリ」ではイコライザーのプリセット変更やカスタム設定、ボタンの設定変更(ダブルクリック)などが行えます。



ちなみにアマゾンの製品ページには「ゲームモード」の記載がありましたが製品のマニュアルにも仕様にも記載が無いため実は搭載していなかったのかな?と思いましたが、ボタンの設定変更で「Game Mode」の割り当てを選ぶことができました。実際に設定してみるとGame ModeのON/OFFで異なる設定音が流れ、また実際の動画視聴などでもモードが機能しているのを確認出来ました。
「QCY T1C(2022)」の音質傾向はドンシャリ~弱ドンシャリで比較的エッジの効いたサウンド。低域に適度な量感がありますが重すぎず、中高域にやや強調があるためシャープな印象のサウンドを楽しめます。最近のロック、ポップス、アニソンなどを気軽に楽しく聴くことができるチューニングと言えるでしょう。ロングセラーのモデルのマイナーチェンジ版と言うこともあり音質面では低価格ながら結構定評があったようです。


高域は多少派手さのある鳴り方ですが刺激などは適度に抑えられており、印象としては鮮やかさと煌めきがあります。打ち込み系の高域成分の多い曲でも楽しめる印象。
中音域はドンシャリ傾向のためやや凹みますが高域同様にエッジの効いたサウンドで楽しさを演出しています。解像感や分離などは価格なりの部分ではありますが、様々な音源で過度な演出の無いサウンドを楽しめるのは好印象です。音場も一般的でゲームや動画視聴でも十分に楽しめる定位感もあります。
低域は適度に量感がありつつ過度な響きはなく、力強いインパクトを楽しめます。重低音の解像感などは一般的ですがこの価格帯のTWS製品としては現在でも十分な音質と言えるでしょう。
■ まとめ
というわけで、「QCY T1C(2022)」はベースとしては結構古いモデルとなるのだと思いますが、基本的な性能と音質を押さえており、またアプリによる設定も可能な点など、新モデルとなってまだまだ実用性の高さを感じました。お手頃価格で使いやすいモデルを探している方には最適な製品では無いかと思います。
「QCY T1C (2022/Bluetooth 5.1モデル)」は中国のワイヤレスイヤホンブランド「QCY」の定番モデルのアップデートバージョンです。基本スペックを押さえつつ、今回Bluetooth 5.1対応による接続性の向上が行われました。またQCYの現行モデルは低価格モデルも含め専用アプリに対応するのも同社の強みといえるでしょう。


ドライバーは6mmサイズのダイナミックドライバーをシングルで搭載。コーデックはSBCとAACをサポート。バッテリ稼働時間は4時間程度でケース込み20時間程度とスペックは基本的。


その他IPX5防水やボタン式のタッチコントロールなどを搭載しています。
Bluetooth | V5.1 |
---|---|
ドライバー | 6mmドライバー |
コーデック | AAC / SBC |
通信距離 | 10m |
充電I/F | micro USB |
再生時間 | 4時間 /ケース込み20時間 |
防水規格 | IPX5 |
アプリ | QCYアプリ (iPhone / Android用) |
Amazon.co.jp(HearVoice_Electronics/QCYストア): QCY T1C
■ パッケージ内容及び機能について
というわけで、私のブログでは2機種目のQCYです。今回はマイナーチェンジモデルと言うことですが、パッケージには「T1C」の型番記載のみで新旧はよくわかりません。ただ仕様でBT5.1と書かれているのが新モデル、という感じかも知れませんね。


「QCY T1C(2022)」のパッケージ内容は本体+ケース、イヤーピース(Mサイズ装着済み+S、Lサイズ)、充電用ケーブル(micro USB)、説明書。ベースが古いモデルなので充電用ケーブルがmicroUSBなのは仕方ないですね。


本体はQCYといえば、という感じで以前からよく知ってるデザインです(^^)。非常にシンプルな形状ですがステムノズルが耳奥までしっかり装着出来るので装着感は結構良いですね。長期間販売されるモデルらしい手堅さがありますね。フェイス部分はタッチセンサーでは無く物理ボタン式でカチッと押し込んで操作するタイプ。実はこちらの方が誤操作が少なくて良いという意見も結構あるみたいです。


ケースはフタなしタイプ。最近では他にはほぼ見かけなくなったタイプですがマグネットでしっかりホールドされるので誤動作はほぼありあません。また結構指の太い私でも取り出しに苦労はないため、使い勝手の上でも問題は少ないでしょう。


ボタン操作は非常にシンプルで機能も最小限に抑えられています。
再生/停止 | 1回押し(左 / 右) |
---|---|
曲送り | 右側 長押し |
曲戻し | 左側 長押し |
音声 アシスタント | 2回押し(左 / 右) |
受話/終話 | 着信時1回押し(左 / 右) |
着信拒否 | 着信時長押し(左 / 右) |
電源ON | 1.5秒長押し(左 / 右) |
電源OFF | ケースに戻す |
■ 接続性およびサウンドインプレッション
「QCY T1C(2022)」はBluetooth 5.1対応により多くのデバイスで非常に安定した接続性を実現しているようです。実際にペアリングし利用したところ、混雑した地下鉄などでも安定した接続を確認出来ました。ノイズキャンセリングなどは搭載していませんが遮音性などについても音楽再生時は実用レベルと思います。
そして専用の「QCYアプリ」ではイコライザーのプリセット変更やカスタム設定、ボタンの設定変更(ダブルクリック)などが行えます。



ちなみにアマゾンの製品ページには「ゲームモード」の記載がありましたが製品のマニュアルにも仕様にも記載が無いため実は搭載していなかったのかな?と思いましたが、ボタンの設定変更で「Game Mode」の割り当てを選ぶことができました。実際に設定してみるとGame ModeのON/OFFで異なる設定音が流れ、また実際の動画視聴などでもモードが機能しているのを確認出来ました。
「QCY T1C(2022)」の音質傾向はドンシャリ~弱ドンシャリで比較的エッジの効いたサウンド。低域に適度な量感がありますが重すぎず、中高域にやや強調があるためシャープな印象のサウンドを楽しめます。最近のロック、ポップス、アニソンなどを気軽に楽しく聴くことができるチューニングと言えるでしょう。ロングセラーのモデルのマイナーチェンジ版と言うこともあり音質面では低価格ながら結構定評があったようです。


高域は多少派手さのある鳴り方ですが刺激などは適度に抑えられており、印象としては鮮やかさと煌めきがあります。打ち込み系の高域成分の多い曲でも楽しめる印象。
中音域はドンシャリ傾向のためやや凹みますが高域同様にエッジの効いたサウンドで楽しさを演出しています。解像感や分離などは価格なりの部分ではありますが、様々な音源で過度な演出の無いサウンドを楽しめるのは好印象です。音場も一般的でゲームや動画視聴でも十分に楽しめる定位感もあります。
低域は適度に量感がありつつ過度な響きはなく、力強いインパクトを楽しめます。重低音の解像感などは一般的ですがこの価格帯のTWS製品としては現在でも十分な音質と言えるでしょう。
■ まとめ
というわけで、「QCY T1C(2022)」はベースとしては結構古いモデルとなるのだと思いますが、基本的な性能と音質を押さえており、またアプリによる設定も可能な点など、新モデルとなってまだまだ実用性の高さを感じました。お手頃価格で使いやすいモデルを探している方には最適な製品では無いかと思います。