Yongse Rainbow Plus

こんにちは。今回は「Yongse Rainbow Plus8芯 銀銅合金線ケーブルす。AliExpressの大手イヤホンセラー「Angelears」で販売されるイヤホンケーブルで、3種類のカラーバリエーション、組み合わせやすい自然ながら見通しの良い傾向で、外観も高級感のある太めの線材を採用した8芯線ケーブル。いっぽうで30ドル程度のお手頃価格を実現しています。
Angelears Audio」はAliExprssなどでショップを展開する中国のセラーでこれまでも様々なコラボ製品をリリースしている事でも知られます。私のブログでもこれまで「SeeAudio Bravery AE」や「7Hz Timeless AE」などのコラボ製品をレビューしています。また各ブランドの製品が結構お買い得価格で購入できることも多く、個人的にもよく活用しているセラーです。

Yongse Rainbow Plus8芯 銀銅合金線ケーブルの購入はAliExpressの「Angelears Audio Store」にて。AliExpressでの購入方法はこちらを参照ください。


Yongse Rainbow Plus 8 core Silver-copper alloy 2.5 4.4/mmcx/0.78 Earphone Upgrade Cable
【 CIEM 2pin 】【MMCX】【3.5mm】【2.5mm/4極】【4.4mm/5極】

Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus
Yongse Rainbow Plus」は高純度の銀銅合金線を使用した8芯ケーブルです。芯当たり133本の線材を使用し、8芯合計で1064本を使用し構成されています。プラグおよび分岐部分はCNC加工した金属製で表面はサンドブラスト処理を行い高級感があります。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus
「パープル」「グリーン&シルバー」「レインボー」の3色のカラーバリエーションが選択でき、MMCXおよびCIEM 2pinタイプのコネクタが用意されます。プラグも3.5mmのほか、2.5mmおよび4.4mmのバランス接続も選択可能です。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus

Yongse Rainbow Plus」のパッケージはキャラ絵の描かれたボックス。30ドル程度の低価格ケーブルですがしっかりパッケージが用意されているのは逆に珍しいかもしれませんね。今回はパープルカラーのケーブルが届きました。ちなみにサイトにはパープルとかバイオレットとかラベンダーとか色々書かれていますが同じケーブルです。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus
8芯合計1064本もの洗剤を使用していると言うことで、ある程度の太さのあるケーブルで表面は芯ごとにPVCの樹脂被膜で覆われています。編み込みはしっかりしており、アルミ製の金属部品が軽量なこともありおもったより重く感じることはないようです。実は結構以前に届いていたのですが(レビューが遅れてスミマセン・・・)、届いたときは30ドル程度で購入できるケーブルとは全く思いませんでした。見た目には結構高級感があります。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus

Yongse Rainbow Plus」の音質傾向は銀銅合金線特有のイヤホンの傾向を維持しつつ、透明感が増し、見通しを良く感じさせる印象。個人的には5年ほど前に中華のハイグレードケーブルとして人気があった合金ケーブルの「YYX4765」あたりをちょっと思い出させる印象です。当時「YYX4765」は140ドル近い価格設定でしたから、「Yongse Rainbow Plus」はわずか数分の1の価格で同等以上の品質があり、見た目にも非常に美しい仕上がりとなかなかのお買い得感がありますね。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus
30ドル以下の低価格なケーブルの場合、わかりやすく高域または低域のメリハリが強化されたり「濃くなる」といった印象のものも多いですが、「Yongse Rainbow Plus」は特定の音域の味付けはせず、見通しの向上を行うことで、より明瞭さや透明感のあるサウンドに楽しめます。さらに音像表現がより立体的に定位するため、奥行きなどもしっかりと実感できるようになりそうです。
もともと解像感のあるイヤホンではよりスッキリした印象になりますが、多少ウォームさを感じさせるイヤホンでは輪郭がよりハッキリするため好印象に変化するケースも多いのではと思います。
Yongse Rainbow PlusYongse Rainbow Plus

わかりやすく低域の厚みを増したいとか、高域の伸び感を上げたいといった用途には向きませんが、情報量を向上させつつ、高感度のイヤホンでも高域がキツくなるようなこともないためバランス化しても聴きやすいケーブルだと思います。そのため様々なドライバー構成のイヤホンと合わせやすく、イヤホンのカラーに合わせてケーブルを選ぶのも良いでしょう。

というわけで、新しいブランドのケーブルですが非常に手堅く使いやすいケーブルですので、気になった方は挑戦してみるのも良いでしょう。個人的にもAngelearsでイヤホンを購入する際に別のカラバリを買い増ししようかと思っています(^^)。