こんにちは。今回は「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)です。局地的に話題になっていた「Lafitear」の低価格イヤホン「LM3」がアマゾンでイヤホンケーブルを販売する「JSHiFi」が取扱いを開始しました。千円台で購入可能な低価格ながらリケーブルにも対応し、元気でバランスの良い明瞭サウンドが
楽しめます。
■ 製品の概要について
「Lafitear」はこれまでAliExpressなどで展開していた低価格中華イヤホンブランドで、初期のKZやTRNのような低価格でマルチドライバー構成の非常に個性的な製品でディープなマニアの間ではお馴染みとなっていました。LMシリーズはシングルドライバーで音質面を向上したモデルとなっています。
今回「「JSHiFi」が取り扱う「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)は、低価格のシングルダイナミック構成のモデルで、同社の「Blue Whale V6」磁気システムを採用。3つの周波数分布は均一で高いダイナミックレンジを持つサウンドで、高周波は明るく、中周波は正確さがあり、低周波は深みがあります。フェイスパネルは3種類のテクスチャーデザインを採用し質感を高めています。
「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)の購入はアマゾンの「JSHiFi」にて。価格は1,760円です。
Amazon.co.jp(JSHiFi): Lafitear LM3(JSHiFi-LM3) ※現在200円OFFのクーポン配布中です。
シェルは透明なプラスチック製。ドイツから輸入した樹脂を使用しているとのことで、透明度の高い透明さが特徴です。形状はKZやTFZに近い一般的なデザイン。まあこの辺は低価格イヤホンならではですね。カラーは紫で届きましたが、届いた個体のパネルはほぼ黒色に近いものでした。雲母パターンは個体によって模様な色味が違うので、こういうパターンもありますね。
ケーブルは樹脂被膜の銅線で、樹脂被膜はちょっとザラツキがあり樹脂感つよめの印象。コネクタはqdcカバーの0.78mm 2pinで、現在はJSHiFiなどのqdcタイプのケーブルにリケーブル可能とのこと。
イヤーピースはできれば定番の「スパイラルドット」や「KBEAR 07」(互換品含む)や「SpinFit CP100+」、「TRN T-Eartips」など自分の耳に合う最適なイヤピースに交換するほうがよいでしょう。
■ サウンドインプレッション
「Lafitear LM3」の音質傾向は比較的明るく元気の良い印象のサウンド。バランスは緩やかなV字を描く弱ドンシャリで、使いやすい印象のサウンドです。中高域にアクセントがあり結構派手めの印象もありますが、中高域~高域の刺さりやすい帯域はコントロールされておりスッキリしつつ聞きやすさがあります。低域はKZなどに比べるとやや控えめの印象ですが締まりがあり、重低音も深さがあります。千円台で購入できるイヤホンとしては結構しっかりしており評判が良いのも頷けます。わりとハッキリした音のためリケーブルなしで十分に楽しめる印象ですが、自然なバランスと言うこともあり、JSHiFiの各種ケーブルとの聴き比べ用イヤホンとしても最適かもですね。
「Lafitear LM3」の高域は、明るく明瞭感のある音を鳴らします。歯擦音などはコントロ-ルされており、シャリ付きなども少なめですが、最近のイヤホンのなかでは結構派手な印象を持つかも知れません。伸びは一般的ですがハイハットなどの細かいシンバル音も思ったより捉えることが出来ます。
中音域は癖の無い明瞭な音を鳴らします。ボーカル域も含めて強調のないニュートラルな印象で、高域の明るさに比べると結構手堅くまとめており、キレの良さを持ちつつボーカル域には僅かに温かみもありますね。音場は一般的で奥行きも突出した印象はありませんが、想像以上に定位は正確で、リケーブルで結構化けそうな要素もあります。音場の立体感などはJSHiFiの各ケーブルでの変化を楽しみたいところでしょう。
低域は量的には一般的ですが直線的でキレの良いアタックと力強いミッドベースがあり、想像以上に深さのある重低音とあわせて、千円台のイヤホンとは思えない質感を持っています。中音域同様に突出した印象はありませんが、よくまとまっており、多くの方が過不足無く利用できそうな印象ですね。
■ まとめ
というわけで、他のケーブル同様わりと以前に届いていた「Lafitear LM3」ですが、わりと低価格の変態イヤホンのメーカーというイメージが合ったので、想像以上にちゃんとした仕上がりに驚きました。また多くのリケーブル製品を展開しているJSHiFiがこの製品を選んだセンスも良いですね。リケーブルでの変化も楽しみやすく一緒に購入すると結構楽しめます。バランスの良いサウンドですので様々な音源で相性は良いですが、ロックやポップスなどのボーカル曲との相性が良いですね。バンド等のスタジオ録音の曲は結構ニヤニヤできます。ケーブルのお供に、価格も安いですのでとりあえず買ってみてくださいね(^^)。
「Lafitear」はこれまでAliExpressなどで展開していた低価格中華イヤホンブランドで、初期のKZやTRNのような低価格でマルチドライバー構成の非常に個性的な製品でディープなマニアの間ではお馴染みとなっていました。LMシリーズはシングルドライバーで音質面を向上したモデルとなっています。
今回「「JSHiFi」が取り扱う「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)は、低価格のシングルダイナミック構成のモデルで、同社の「Blue Whale V6」磁気システムを採用。3つの周波数分布は均一で高いダイナミックレンジを持つサウンドで、高周波は明るく、中周波は正確さがあり、低周波は深みがあります。フェイスパネルは3種類のテクスチャーデザインを採用し質感を高めています。
「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)の購入はアマゾンの「JSHiFi」にて。価格は1,760円です。
Amazon.co.jp(JSHiFi): Lafitear LM3(JSHiFi-LM3) ※現在200円OFFのクーポン配布中です。
免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして JSHiFi より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。
■ パッケージ構成、製品の外観および内容について
「Lafitear LM3」(JSHiFi-LM3)のパッケージは千円台の低価格イヤホンとしては結構しっかりした印象ですね。パッケージ内容はイヤホン本体、ケーブル、イヤーピース。イヤーピースは柔らかいタイプが付属しますがネットの情報等では薬品が落ちきっていないので洗って使った方がよいとのこと。個人的にはイヤーピースは付属品を使用せず交換した方が良いかなと思います。
シェルは透明なプラスチック製。ドイツから輸入した樹脂を使用しているとのことで、透明度の高い透明さが特徴です。形状はKZやTFZに近い一般的なデザイン。まあこの辺は低価格イヤホンならではですね。カラーは紫で届きましたが、届いた個体のパネルはほぼ黒色に近いものでした。雲母パターンは個体によって模様な色味が違うので、こういうパターンもありますね。
ケーブルは樹脂被膜の銅線で、樹脂被膜はちょっとザラツキがあり樹脂感つよめの印象。コネクタはqdcカバーの0.78mm 2pinで、現在はJSHiFiなどのqdcタイプのケーブルにリケーブル可能とのこと。
イヤーピースはできれば定番の「スパイラルドット」や「KBEAR 07」(互換品含む)や「SpinFit CP100+」、「TRN T-Eartips」など自分の耳に合う最適なイヤピースに交換するほうがよいでしょう。
■ サウンドインプレッション
「Lafitear LM3」の音質傾向は比較的明るく元気の良い印象のサウンド。バランスは緩やかなV字を描く弱ドンシャリで、使いやすい印象のサウンドです。中高域にアクセントがあり結構派手めの印象もありますが、中高域~高域の刺さりやすい帯域はコントロールされておりスッキリしつつ聞きやすさがあります。低域はKZなどに比べるとやや控えめの印象ですが締まりがあり、重低音も深さがあります。千円台で購入できるイヤホンとしては結構しっかりしており評判が良いのも頷けます。わりとハッキリした音のためリケーブルなしで十分に楽しめる印象ですが、自然なバランスと言うこともあり、JSHiFiの各種ケーブルとの聴き比べ用イヤホンとしても最適かもですね。
「Lafitear LM3」の高域は、明るく明瞭感のある音を鳴らします。歯擦音などはコントロ-ルされており、シャリ付きなども少なめですが、最近のイヤホンのなかでは結構派手な印象を持つかも知れません。伸びは一般的ですがハイハットなどの細かいシンバル音も思ったより捉えることが出来ます。
中音域は癖の無い明瞭な音を鳴らします。ボーカル域も含めて強調のないニュートラルな印象で、高域の明るさに比べると結構手堅くまとめており、キレの良さを持ちつつボーカル域には僅かに温かみもありますね。音場は一般的で奥行きも突出した印象はありませんが、想像以上に定位は正確で、リケーブルで結構化けそうな要素もあります。音場の立体感などはJSHiFiの各ケーブルでの変化を楽しみたいところでしょう。
低域は量的には一般的ですが直線的でキレの良いアタックと力強いミッドベースがあり、想像以上に深さのある重低音とあわせて、千円台のイヤホンとは思えない質感を持っています。中音域同様に突出した印象はありませんが、よくまとまっており、多くの方が過不足無く利用できそうな印象ですね。
■ まとめ
というわけで、他のケーブル同様わりと以前に届いていた「Lafitear LM3」ですが、わりと低価格の変態イヤホンのメーカーというイメージが合ったので、想像以上にちゃんとした仕上がりに驚きました。また多くのリケーブル製品を展開しているJSHiFiがこの製品を選んだセンスも良いですね。リケーブルでの変化も楽しみやすく一緒に購入すると結構楽しめます。バランスの良いサウンドですので様々な音源で相性は良いですが、ロックやポップスなどのボーカル曲との相性が良いですね。バンド等のスタジオ録音の曲は結構ニヤニヤできます。ケーブルのお供に、価格も安いですのでとりあえず買ってみてくださいね(^^)。