AFUL Performer8

こんにちは。今回は新製品情報です。 数々の特許技術を駆使し、ハイブリッド構成で非常に自然な高品質サウンドを実現する「AFUL」から、7BA+1DD構成のフラグシップモデル「AFUL Performer8」が6月2日にリリースされました。私のブログでも来週レビュー掲載を予定していますが、まずはその概要について紹介したいと思います。

■ 製品の概要について

「AFUL Acoustics」は中国の新進気鋭の中華イヤホンブランドで、より質の高いパフォーマンスを提供するため、複数の特許技術を取得しています。独自開発された「RLC ネットワーク周波数分割補正技術」(RLC Network Frequency Division Technology)や「高減衰空気圧バランスシステム」(High-Damping Air-Pressure Balance System)、高度な3Dプリンティング技術による超長設計の音導管構造など他に類を見ない非常に高度な技術力に裏付けられた自然かつ上質なサウンドが魅力的です。
→ AFUL社公式サイト(afulaudio.com)

「AFUL」が最初にリリースした4BA+1DD構成の「Performer 5」はハイブリッド構成ながら非常に滑らかで上質なサウンドにより多くのユーザーから非常に高い評価を得ました。
→ 過去記事:「AFUL Performer 5」 数多くの特許技術により上質なハイブリッドサウンドを実現。派手さは無いが何か凄い4BA+1DDミドルグレード中華イヤホン【レビュー】

そして今回、アッパーグレードモデルとなる「AFUL Performer8」を6月2日に369.99ドルでリリースしました。7BA+1DDの8ドライバー構成にアップグレードされ、数々の特許技術により比類のない明瞭さと豊かな質感を備え、フラグシップなサウンドパフォーマンスを実現します。
→ AFUL社サイト(afulaudio.com): 「AFUL Performer8」製品情報

AFUL Performer8AFUL Performer8

【8ドライバーハイブリッド構成と4方向クロスオーバーによる比類なき最高のパフォーマンス】

AFUL Performer8」は7BA+1DDの8ドライバー・ハイブリッド構成を採用。ダイナミックドライバー部は8mmサイズのバイオロジカル振動板ダイナミックドライバーを搭載。さらに究極の解像度と明瞭さを実現する 7基のカスタマイズされた高性能バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーがサポート。
低域のダイナミックドライバーをサポートする2基の中低域BAユニットと、ボーカル及び演奏を高解像度で再生する2基のミッドレンジBAユニット、そして滑らかで細部まで美しく伸びた高音レスポンスを生成する3基の高域用BAによって構成。8mmダイナミックドライバーと3種類7基のBAによる4方向のクロスオーバーにより構成されています。

【特許技術:「RLC ネットワーク周波数分割補正技術」】

AFUL Performer8」はAFULの特許技術である「RLC ネットワーク周波数分割補正技術」(RLC Network Frequency Division Technology)を搭載しています。RLC(Resistance R, Capacitance C, Inductance L)、つまり「抵抗」、「静電容量」、「インダクタンス値(誘導係数)」に基づく周波数分割補正技術で、多数の抵抗とコンデンサを組み合わせ、ドライバー間のサウンドを同時に調整します。「AFUL Performer8」の7BA+1DDの8ドライバー構成を最大限に活用するための独自のクロスオーバー技術で、ドライバー間の周波数帯の分割を適切に行うだけでなく、特定の周波数帯域でのチューニングの上で望ましくない周波数応答を修正し、ピークや不規則性のない滑らかなサウンド実現します。
AFUL Performer8
AFUL Performer8

【特許技術:「高減衰空気圧バランスシステム」】

また「AFUL Performer8」は同様にAFULの特許技術である「高減衰空気圧バランスシステム」(High-Damping Air-Pressure Balance System)も搭載。装着時の外耳道内の気圧を逃がし空気圧のバランスを整え、快適なリスニング状態を実現し長時間の利用でも装着疲労を軽減します。さらに低域の弾力性も向上します。

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【特許技術:「 3Dプリント音響管構造」】

そして「AFUL Performer8」でもシェル及び内部で高精度な3Dプリントによる独自の音響管構造が採用されています。 「AFUL Performer8」では、超長&超薄型の 62.55mm 低域用チューブを使用し、深く響く太い低域のレスポンスを生み出すのに役立ちます。また46.77mm中低域用チューブと10.61mm中音域用チューブも搭載されており、サウンド出力が強化されています。

【軽量かつ美しいシェルデザインと高純度ケーブル】

AFUL Performer8」はAFULの音響エンジニアの職人技により精緻に設計されています。高精度3Dプリンタにより精密に出力されたシェルは軽量かつ人間工学に基づいた形状で、美しいフェイスカバーも特徴です。このフェイスカバーは手描きのアルミニウム箔を何層にも重ねることでプレミアムな質感を実現しています。そしてケーブルは98本の線材を使用した4芯構造の高純度単結晶銅銀メッキ線を採用しています。

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【よりオールラウンドに適したプレミアムサウンドを実現】

AFUL Performer8」は「Performer 5」と同様の特許技術を採用しつつ、ドライバー構成を8ドライバー(7BA+1DD)にアップグレード。3wayのクロスオーバーだった「Performer 5」に対し、「AFUL Performer8」は4Wayとなり、より複雑な設計構造およびプロセスと、より高いグレードの3Dプリンティング技術が使用されています。またドライバー数の増加に合わせて独自構造の超長構造の音導管の数と長さが強化されており、「AFUL Performer8」の音導管の全長は「Performer 5」の3倍以上となっています。これらのアップグレードで、より広い周波数応答範囲、より正確な楽器、より豊かな音色を備えいます。また音の密度も向上し、音場も広くなりました。「AFUL Performer8」はよりバランスのとれたオールラウンドなパフォーマンスを備えており、さまざまなジャンルの音楽に最適なサウンドを提供します。

AFUL Performer8AFUL Performer8

これらの優れた特徴を持つ「AFUL Performer8」ですが価格は可能な限り抑え369.99ドルを実現しました。
また日本のアマゾンでは現在のレートに合わせて税込み51,358円で販売を開始しました。
Amazon.co.jp(HiFiGo): AFUL Performer8 ※プライム扱い

興味のある方は是非ともご検討ください(^^)。