Kinera Celest Relentless

こんにちは。今回は新製品情報です。 「Celest」ラインの最新モデル「Kinera Celest Relentless」が5月13日、日本時間では同日11時よりオーダーが開始されます。6BA+1DDの7ドライバーによるマルチドライバーハイブリッド構成とプレミアム感のある美しいシェルデザインを備えつつ166.99ドル、2万円台のお手頃価格を実現。最近のモデルはどれも好評な「Celest」の期待の最新モデルです。

■ 製品の概要について

Kinera」は2011年に設立された自社でBAドライバーの製造を行う規模の製造メーカーのひとつで、自社ブランドの「Kinera」としては2016年に最初のイヤホンをリリースすることでスタートしています。その後急速にラインナップを拡充し、マニアの間で幅広く認知されるようになりました。同社では「Kinera」のほかハイエンド向けの「Kinera Imperial」と姉妹ブランドの「QoA」といったブランドで製品を展開しています。そして2022年に新たなブランドとして「Celest」をスタート。低価格ながら最新技術を織り込み、中国の古代神話になぞらえた製品展開で注目を浴びています。

Kinera Celest Relentless今回の「Kinera Celest Relentless」は「Celest」ブランドとして初めて6BA+1DDのハイブリッド構成を採用した片側7ドライバーのハイブリッドモデル。製品名称の「Relentless」は、中国の古代神話も多く記載された「山海經」(Shanhaijing)に由来しています。中国古代神話の神のひとつである炎帝(Yan Di)の末娘が悲劇的に溺死した後、「Relentless」(精衛)とよばれる神鳥となり、彼女は海を埋め立てて生き物たちを守ることに自らの使命を果たしました。「Kinera Celest Relentless」のデザインとチューニングのテーマは、悲劇的かつ英雄的な神話に基づいています。

Celestは、伝統的なマルチドライバー構成のひとつである6BA+1DDによる7ドライバー・ハイブリッド仕様を「Kinera Celest Relentless」で採用しました。
Kinera Celest RelentlessKinera Celest Relentless
低域および中低域には、堅牢な低周波と中周波の応答を実現する 「8mmダイナミックドライバー」を搭載。 中高域には、2基の「Celest Custom 29689」バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーユニットを搭載し、高解像度の鮮明でクリアなサウンドを生成します。 高域用には4基の「Celest Custom 10012」BAドライバーユニットが、完璧な高周波帯域を生成します。高度にバランスが取れた構成により、中音域のクリアで鮮明なボーカルと、高音域の卓越した楽器のディテール、そして高速で深みのある低音レスポンスを生み出します。

Kinera Celest RelentlessKinera Celest Relentless
本体シェルはプレミアムグレードの3Dプリントを提供するHeyGears と提携。高精度で設計された3Dプリントシェルにより、KineraおよびCelestの音響エンジニアにより精密にチューニングされたキャビティを忠実に再現しています。シェルは肌に優しい樹脂素材を採用し、フェイスプレートには手描きにより海と鳥の神話のイメージが美しく表現されています。
Kinera Celest RelentlessKinera Celest Relentless
ケーブルは0.78mm 2pin仕様で5N 高純度銅銀メッキ線ケーブルが採用し、3.5mmと4.4mmの交換式 プラグを採用しています。さらにボーカルイヤーチップ、バランスイヤーチップ、フォームイヤーチップを各サイズ揃えたイヤーチップが付属。さらに専用ケースなどアクセサリーも充実しています。
Kinera Celest RelentlessKinera Celest Relentless

Kinera Celest Relentless」の購入および詳細情報はHiFiGoサイトにて。またAliExpressまたはアマゾンのHiFiGoストアでも購入可能です。価格は169.99ドル、アマゾンでは27,822円で、日本時間2024年5月13日11時よりオーダーを開始します。Amazon.co.jp(HiFiGo): Kinera Celest Relentless



※「Kinera Celest Relentless」については近日中にレビューを掲載予定です。