
こんにちは。今回は 「EarFun OpenJump」です。比較的低価格ながら高性能、高音質なワイヤレス製品を相次いでリリースしている「EarFun」ブランド初のオープンイヤー型イヤホンです。軽量で快適な装着性とともに、独自技術により音質面も強化しており、今回もお手頃な価格で楽しめる高性能なモデルに仕上がっています。
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■ 製品概要と購入方法について
「EarFun」は現在では日本でも低価格&高性能なワイヤレス製品のブランドとして広く認知されています。特に完全ワイヤレスイヤホン(TWS)製品では高性能ANC搭載モデルを中心に高い人気があります。
今回の「EarFun OpenJump」は同社初のオープンイヤー型イヤホン。耳掛け型のオープンイヤーデザインで、耳を塞がず自然なサウンドを実現し、より安全に使用でき、長時間の装着でも耳が疲れにくい快適さを提供します。高音質な14.2mmウール複合ダイナミックドライバーを搭載し、「LDAC」コーデックへの対応、独自の「BassSurge」低音強化技術など音質面にも注力した高性能モデルです。


「EarFun OpenJump」はEarFun初となる耳掛型・オープンイヤー構造を採用。耳をふさがない軽快な装着感を実現しています。片耳約7.8gの軽量設計で、さらに肌に優しい液体シリコンで覆われたイヤーフックはチタン含有の形状記憶合金を内蔵、耳の形にあわせ適度にフィットします。
そして、ドライバーには高品質な14.2mmウール複合振動板ダイナミックドライバーを搭載。自然な音響特性を持ち、クリアで歪みの少ない音質を実現します。


また「EarFun OpenJump」にはEarFun独自の低音強化技術「BassSurge」を搭載し、深みのある迫力の重低音を実現。広がりのあるサウンドステージで、まるでライブ会場にいるような臨場感を楽しめます。また「EarFun」アプリにより「シアターモード」を選択可能で、立体的な3Dサウンドを実現。映像コンテンツで没入感のあるサウンドを楽しめます。


また最長11時間再生(「LDAC」モードでは最長8時間)の長時間再生のサポートや本体はIPX7防水機能を備えるなど数多くのワイヤレス機能に対応しています。
| 仕様 | オープンイヤー型 |
|---|---|
| Bluetooth | 5.3 |
| ドライバー | 14.2mm ウール複合振動板 ダイナミックドライバー |
| コーデック | LDAC / AAC / SBC |
| 機能 | ・シアターモード対応 ・デュアルデバイス接続 ・ゲームモード対応 |
| 防水レベル | IPX7 (本体) |
| バッテリ容量 | 60mAh x2 + 550mAh(ケース) |
| 再生時間 | 最大11時間(LDAC OFF) 最大8時間(LDAC ON) ケース込最長42時間 |
| サイズ | 76.1×66.9×27.3mm (ケース込み) |
| 重量 | 7.8g(片側) / 73.5g(全体) |
| アプリ | 「EarFun」アプリ (Android / iPhone用) |
Amazon.co.jp(EarFun公式ショップ): EarFun OpenJump
※7月31日まで有効のクーポンコード「EARFUNOWPR」を提供いただきました。
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クーポン適用後の価格は 6,711円(税込)となります。是非ご活用下さい(^^)。
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免責事項:
本レビューではレビューサンプルとして EarFun より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。
■ パッケージ構成、製品の外観および内容について
「EarFun OpenJump」のパッケージはお馴染みの白地にイエローを基調としたパッケージデザイン。


パッケージ内容は、本体および充電ケース、充電用ケーブル、説明書、保証カード。


充電ケースのサイズは76.1×66.9×27.3mmとオープンイヤー型ということで少し大きめ。その代わりバッテリー容量はより大きく本体ケースとも長時間の再生に対応しています。


「EarFun OpenJump」の本体は片側7.8gと非常に軽量で、装着していることが気にならないソフトな装着感です。また耳掛け部分は形状記憶合金によりしっかりと装着することが可能です。


「EarFun OpenJump」の本体はフタを開けた時点でペアリングモードに入ります。Bluetooth 5.3およびGoogle Fast Pair対応により、対応するデバイスであればペアリングは非常にスムーズに行われます。そのためあらかじめ「EarFun」アプリをインストールし、ログインしておくことをお勧めします。


「EarFun」アプリの初期状態では「安定した接続が優先」で「LDAC」は無効(「AAC」コーデックでの接続がメイン)になっています。また「デュアルデバイス接続」も「AAC」コーデックでの利用となります。そのため「LDAC」モード利用時は「デュアルデバイス接続」をOFFにしてから「LDAC」コーデックを有効にします。
また「EarFun」アプリの各種設定では「ゲームモード」「シアターモード」のOFF/ONのほか、各賞際せっての変更が可能です。


「EarFunイコライザー」では各プリセットモード、カスタムコード、そして聴覚検査による適応イコライザーに対応します。
| 再生/停止 | 2回タップ(右or左) |
|---|---|
| 音量UP | 右側 タップ |
| 音量DOWN | 左側 タップ |
| 曲送り | 右側 3回タップ |
| 曲戻し | 左側 3回タップ |
| 受話/終話 | 着信時2回タップ(右or左) |
| 着信拒否 | 2秒長押し(右or左) |
| 通話切替 | 通話中3回タップ(右or左) |
| 音声 アシスタント | 2秒長押し(右or左) |
| ゲームモード シアターモード | アプリでON/OFF |
| リセット | ケースに入れて 9秒間以上長押し |
■ サウンドインプレッション
「EarFun OpenJump」は1万円以下のオープンイヤー型では後発のリリースということもあり、音質面のチューニングもかなり行き届いた印象です。iPhoneでの接続やAndroidでも「安定した接続が優先」の状態(=AACコーデック)でも多少中低域寄りながら癖の無いサウンドで、想像以上に「ちゃんとしたサウンド」を実感出来ます。また特性を利用し音場は広く臨場感のあるサウンドが楽しめます。オープンイヤー型ですので、再生前には外音はそのまま聞こえますが、ここで音楽を再生すると、多少ブーストされた低域の影響もあり音楽に包み込むような感覚となります。
またコーデックをLDACに変更することで輪郭がより明瞭となり解像感がぐっと向上するのが実感出来ます。静かな部屋であればカナル型と遜色無いリスニング体験が楽しめるでしょう。
高域は、刺激を抑えつつ自然な印象で再生されます。適度にウォームな印象ですが明瞭感もあります。また音抜けによるドライ感のようなものは皆無で聴きやすくまとめられています。中音域も適度にウォームですが癖の無いニュートラルな印象で調整されています。ボーカル域は適度にウォームで、ウール複合振動板による多少柔らかい輪郭を持っていますが、音像表現はハッキリしており、アニソンなどの音数の多い曲でも適度なスピード感で心地よく再生されます。
低域は独自の「BassSurge」低音強化技術によりしっかりブーストされており、オープンイヤー型特有の抜けるような印象は無く包み込むような厚みがあります。静かな部屋では広い音場により臨場感のあるサウンドが楽しめます。ただし「デフォルト」のイコライザー設定では環境ノイズの多い環境では少し低域が物足りなく感じる場合もあるため、アプリでイコライザーのモードを変えてみるのも良いでしょう。
なお「EarFun」アプリのイコライザーでは数多くのプリセットモードが用意されているため、好みに応じて変化を与えることも可能です。またカスタムチューニングで抜けやすい音域を調整することで、よりダイレクトな印象に変化させることも可能です。さらに「適応イコライザー」を利用し、あえて環境ノイズを想定したチューニングを行うことで、音量を上げなくてもより近くに定位し、鮮やかさのある音に調整することも可能なようです。好みに応じてアプリによるチューニングを入念に行ってみるのも良いかも知れませんね。
■ まとめ
というわけで、「EarFun OpenJump」は手頃な価格設定ながら、オープンイヤー型としての充実した機能を実現し、音質面においても独自のドライバーや「BassSurge」などの技術によりバランスの良いサウンドを実現しています。またLDACコーデック等の機能面も充実しており、再生時間が長いことなど実用性の面でも高レベルでまとまっている印象です。そして「EarFun」アプリのイコライザーモードやシアターモードなどの各種設定が用意されており柔軟な設定が可能な点もより自分好みにチューニングできる余地があり、この辺の機能性こだわりたいユーザーには良い選択肢となるでしょう。いっぽうでこの辺の細かい設定はあまり触りたくないライトユーザーには少しとっつきにくさもある可能性があり、あえていうと多機能ゆえのウィークポイントになるかもしれませんね。
とはいえ、非常にお手頃な価格で機能面、音質面でも充実しており、オープンイヤー型イヤホンを購入する上で非常に強力な選択肢であることは間違いないと思います。








