
こんにちは。今回は 「Zhulinniao JingHong Z3」 です。中国のイヤホンブランドZhulinniao(竹林鳥)による、10mmダイナミックドライバーと6mm複合振動板ダイナミックドライバーを搭載した2DD構成の有線イヤホンです。金属シェルによる質感の高さと、ニュートラル方向でスッキリ聴かせるバランスの良いサウンドを6千円台の手頃な価格で楽しめる低価格イヤホンです。
■ 製品概要と購入方法について
「Zhulinniao JingHong Z3 (驚鴻 Z3)」は、中国のイヤホンブランド「Zhulinniao」(竹林鳥)による2DDモデルです。「Zhulinniao」(竹林鳥)は金属シェルに中華風の意匠を取り入れたデザインの製品を展開しており、「Zhulinniao JingHong Z3 (驚鴻 Z3)」はエントリークラスながら質感のある外装とデュアルダイナミック構成を採用したモデルとなっています。


ドライバー構成は10mmデュアル磁気回路・デュアルキャビティ・ダイナミックドライバーと6mm複合振動板ダイナミックドライバーを組み合わせた2DD構成を採用。大型の10mmドライバー側で低域から中低域の厚みや安定感を担い、小型の6mmドライバー側で中高域の明瞭さや細かな描写を補う構成です。


シェルは金属素材を使用し、フェイス部には中華風のデザインを取り入れたメタリックな外観が特徴です。
付属ケーブルは0.78mm 2pin仕様の着脱式で、106芯の高純度無酸素銅銀メッキ線を採用しています。低域の質感を保ちながら音の透明感を高め、とくに中高域の明瞭さや高域の伸びを引き出します。3.5mmのマイクの有無、またはDAC内蔵Type-Cを購入時に選択可能です。
付属ケーブルは0.78mm 2pin仕様の着脱式で、106芯の高純度無酸素銅銀メッキ線を採用しています。低域の質感を保ちながら音の透明感を高め、とくに中高域の明瞭さや高域の伸びを引き出します。3.5mmのマイクの有無、またはDAC内蔵Type-Cを購入時に選択可能です。


付属イヤーピースは3タイプがそれぞれS/M/Lの3サイズ、合計9ペアが用意されています。透明タイプは中高域を引き立て、自然で見通しの良いサウンドに合わせたタイプ、赤軸のイコライゼーションタイプは低域を補強しつつ聴きやすさを高めるタイプ、緑軸の「竹韻」タイプは内部に音の伝達構造を持たせ、情報量や音場感を引き出すタイプ。イヤーピースの種類によって低域の厚みや中高域の抜け感に変化を与えることができます。
「Zhulinniao JingHong Z3 (驚鴻 Z3)」の価格は6,699円(3.5mm)より。レビュー掲載時クーポンが発行されています。
Amazon.co.jp(竹林鸟耳机店): Zhulinniao Jinghong Z3
Amazon.co.jp(竹林鸟耳机店): Zhulinniao Jinghong Z3
■ 免責事項
本レビューではレビューサンプルとして Zhulinniao より製品を提供いただきました。機会を提供してくださったことに感謝します。ただし本レビューに対して金銭的やりとりは一切無く、レビュー内容が他の手段で影響されることはありません。以下の記載内容はすべて私自身の感想によるものとなります。
■ パッケージ構成、製品の外観および内容
「Zhulinniao JingHong Z3 (驚鴻 Z3)」のパッケージは黒を基調としたシンプルなパッケージデザイン。


パッケージ内容は、イヤホン本体、0.78mm 2pin仕様の着脱式ケーブル、3種類のイヤーピース(S/M/Lサイズ)、フォームタイプのイヤーピース(1ペア)、収納ケース、説明書などです。


パッケージ内容は、イヤホン本体、0.78mm 2pin仕様の着脱式ケーブル、3種類のイヤーピース(S/M/Lサイズ)、フォームタイプのイヤーピース(1ペア)、収納ケース、説明書などです。


本体シェルは金属製で、それなりに重量感がありますが2DDモデルとしてがコンパクトに仕上がっているため、装着した際はあまり気にならない印象です。フェイス部は角度によって光の反射が変化するデザインとなっており、中華風の装飾が施されています。
フロントキャビティ側(装着側)とノズル付近にベントが設けられており、密閉しすぎない自然な抜け感にもつながっています。音漏れはほぼ気にならない印象です。


付属ケーブルは0.78mm 2pin仕様の銀メッキOFC線の2芯タイプ。柔らかい被膜で取り回しは良い印象です。


付属ケーブルは0.78mm 2pin仕様の銀メッキOFC線の2芯タイプ。柔らかい被膜で取り回しは良い印象です。
イヤーピースは開口部の広いタイプ(グレー)、柔らかい白色タイプ、液体シリコンタイプ(緑色の軸)とライトグレーのウレタンタイプが1ペア付属します。
■ サウンドインプレッション
「Zhulinniao JingHong Z3」の音質傾向は、比較的癖の無いニュートラルなバランスを保ちつつ、中高域に適度なアクセントがあるU字寄りでスッキリした見通しの良いバランスです。低域のブーストは控えめですが低域用のダイナミックドライバーにより中低域付近に適度な厚みを持ち全体をしっかり下支えしており、中高域から高域は癖の無い自然なバランスで再生されますボーカル域を中心としたリスニングサウンドという感じですね。ボーカルや主旋律の輪郭は比較的近く、女性ボーカルなども明瞭さが出やすい印象です。高域は明るさと明瞭感を持たせつつ、刺さりやすい帯域はある程度コントロールした印象です。そのうえで超高域付近に小さなピークがあり、ハイハットなどのシンバル音は細かさとエッジを感じさせます。金属シェルらしい硬質さを少し感じさせつつ聴きやすくまとめている印象です。寒色寄りですが高域の伸びや空気感を強く押し出すタイプではなく鋭くなりすぎず僅かな温かみや滑らかさもあります。
中音域は凹むことなく再生され、ボーカル域はやや近めに定位し、声の輪郭を明瞭に描きます。中高域にアクセントがあり、女性ボーカルや主旋律は女性ボーカルは明るく抜けが良く、前に出やすい印象です。男性ボーカルは中低域の厚みで自然な豊かさを持ちつつ輪郭と明瞭さを重視した印象。音場は左右方向に適度な広がりがありますが、レイヤー感は浅めのため奥行きはややコンパクトです。演奏との分離も価格帯としては良好です。ピアノ、弦楽器などでは金属筐体らしい余韻の硬さをわずかに感じる一方で、音像は比較的クリアにまとまります。
低域はニュートラルバランスで量的にはブーストは少ないものの、10mmダイナミックドライバーがウーファーとしてミッドベースを中心に程よく厚みがあります。ベースラインやバスドラムにしっかりした存在感を与えますが、直線的な印象でテンポの良さを感じさせます。重低音は適度な沈み込みがあり自然な印象で下支えします。中高域との分離は良く籠もることはありません。
低域の輪郭はや自然な印象ながら音楽全体を支える土台として機能しています。スピード感を強く出すタイプではありませんが、ポップスやロック、アコースティック系では聴きやすいバランスです。
■ まとめ
「Zhulinniao Jinghong Z3」は、金属筐体の質感と10mm+6mmの2基のダイナミックドライバーによる2DD構成によりバランスの良いサウンドを楽しむことができました。ニュートラル方向で中高域に明瞭感のあるサウンドながら過度に派手になりすぎず、ポップスやボーカル曲、アコースティック系の楽曲を聴きやすく楽しめます。また、シェルの質感も高く、イヤーピースなどの付属品なども比較的低価格帯の製品ながら充実しており、お買い得感もありますね。質感の高い外観とバランスの良いサウンドを手頃な価格で楽しみたい方には、良い選択肢のひとつになるイヤホンだと思います。










